テキサス州ウィチタフォールズ近郊(Wichita Falls, TX)
シェパード空軍基地で開催された航空ショー”Guardians of Freedom”にて。
ハイライトは、ネバダ州のネリス空軍基地を本拠地とする6機編隊のF-16、サンダーバーズによるアクロバット飛行。
白をベースにした赤と青のトリコロールカラーと、機体の腹部に描かれた北米先住民族の間に伝わる未確認動物のサンダーバード(雷鳥)柄が特徴。
その伝説の鳥はフェニックス(不死鳥)にも似た体長5mほどの鷲の姿をした巨鳥で、嵐や雷、稲妻を自由自在に操り、危険を察知する能力を持った雷の精霊だと言われているそう。
轟音と共に超音速で縦横無尽に空を駆ける姿はまさに雷の化身。ネイティブインディアンの聖地を彷彿とさせる赤みを帯びた乾いた岩肌の山々が多い南西部によく似合うなと、しみじみ思いながらひたすら空を見上げた一日。
その他にも、レッドブルのジャンプチームやゴールデン・ナイツ(Golden Knights)と呼ばれるUS Armyのパラシュートチームをはじめ、さまざまな機種のパフォーマンスが披露された傍ら、サンダーバーズのコックピットに座らせてもらえたり、RV車の展示販売、遊具場、フェイスペイント、ハンガー内に設営されたミュージアム、かき氷やファンネルケーキなどのフードトラックも並んで賑わった週末イベント。入場無料。
スポット情報:シェパード空軍基地
4月30日