歴史を動かしたやりとりが交わされた「謁見の間」が残ります
ペリーが下田に来航する前の年の1863年(文久3年)1月、土佐藩15代藩主・山内容堂は下田市の宝福寺に滞在していました。ちょうどその頃、江戸に向かっていた勝海舟(かつかいしゅう)と坂本龍馬は、時化(しけ)により下田に寄港。それを知った山内が、勝を酒席に誘います。
その席で勝は山内に対し、坂本龍馬脱藩罪の赦免(しゃめん)を願い出ます。この酒席の場が、宝福寺でした。山内は坂本の免罪を約し、その証として勝に「歳酔三百六十回 鯨海酔侯」と記した扇子を贈ったと伝えられています。
歴史を動かしたこのやりとりが交わされた「謁見の間」は今も宝福寺に残されており、唐人お吉記念館と合わせて見学することが可能です。
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宝福寺の写真
宝福寺の基本情報
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- 住所静岡県下田市1-18-26 [地図]
- 電話番号0558-22-0960
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※このスポット情報は2016年8月22日に登録(2022年2月4日に一部変更)した時点の情報です。
内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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