清姫絶命の地
この清姫が変化した蛇であるが、鐘に巻き付いた時に己の吐いた炎によって自らも焼け死んでしまったとされる。しかし一説では、その時には死ぬことはなく、安珍を自らの手で殺してしまったことでようやく自身の罪の恐ろしさに気づき、さらに蛇体に変化したその醜い姿に絶望し、近くにあった日高川にその身を投げて命を絶ったという。人々はその顛末を憐れに思い、川から大蛇を引き揚げて埋葬し、その場所に塚を造り、それが清姫蛇塚(じやずか)であるとされている。
#サント船長の写真 #歴史的人物の終焉地
スポット情報:清姫の墓
2021年2月20日