高取城の猿石
高取城跡二ノ門外、城下町に下る大手筋と岡口門への分岐点にあり、制作は飛鳥時代の斉明朝(7世紀)と推定される。実はこの猿石、高取城築城の際、石垣に転用するのに飛鳥から運ばれたという。明日香桧隈の吉備姫王墓の域内にある石像物と同類のもので、猿に似た大きな面相、両手を前にし、下腹部に陽物を見られる。郭内と城内の境目を示す「結界石」としたとの説。守護神を兼ねる猿には馬の守神という俗諺あり。
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スポット情報:高取城 猿石
2021年2月27日