シェーンブルン動物園

シェーンブルン宮殿内にある世界最古の動物園

世界遺産・シェーンブルン宮殿内にある動物園。マリア・テレジアの夫であった神聖ローマ皇帝フランツ1世によってメナジェリー（小動物園）として1752年に開園され、現存する動物園では世界最古とされています。約500種の動物が飼育されており、またジャイアントパンダの飼育をしている貴重な動物園でもあります。世界最古ではあるものの展示施設は新しく、動物を至近距離やさまざまな角度から観察することができるよう、工夫が凝らされています。また宮殿の中に作られた動物園ならではということで、バロック様式の建物も多く残り、動物と一緒に楽しむことができます。特に、園内の中央に位置するのが宮廷の朝食パビリオンであった「カイザーパビリオン」は、宮殿のような豪華絢爛な造りが楽しめます。現在ではレストランになっているため、その空間でケーキや食事をすることもできますよ。