エルサルバドル

ホヤ・デ・セレン遺跡

Joya de Ceren Archaeological Site

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ブルドーザーの運転手によって偶然発見された遺跡

ホヤ・デ・セレン遺跡出典:tripnote.jp

ホヤ・デ・セレン遺跡は、1976年、エルサルバドル政府の農業計画に基づいて一帯を平らにならす作業中に、ブルドーザーの運転手によって偶然発見されました。日干しレンガの建物17棟が出土し、貯蔵室、台所、居住区画、作業場などが見つかっているほか、共用施設としての共同浴場や大集会場、さらに、宗教的機能を持っていたと推測されているピラミッドも発掘されています。調査の結果、この周辺には紀元前1200年ごろから農業を営む小さな集落があり、200人ほどが生活する村が築かれたと考えられています。この村は、西暦590年頃に噴火した 近隣の火山ロマ・カルデラにより、わずか数時間のうちに4~8mの高さですっぽりと埋もれたようです。住民は、噴火前に差し迫った危険性を察知したのか慌ただしく避難したようで、巻き込まれた遺骸などは見つかっていませんが(2018年にここで初めて人骨が発見されましたが、噴火で死亡したわけではないと説明)、日用道具類、陶磁器類、家具、子供のおもちゃ、食べかけの食事までもが残されていたそうです。

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2019年12月16日|3,724 view|toshel

ホヤ・デ・セレン遺跡の写真

  • ホヤ・デ・セレン遺跡

ホヤ・デ・セレン遺跡の基本情報

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    ホヤデセレン エルサルバドル [地図]
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※このスポット情報は2019年12月14日に登録(2019年12月17日に一部変更)した時点の情報です。
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