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アウトサイダーズハウスミュージアム

The Outsiders House Museum

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オクラホマ州タルサ(Tulsa, OK)

フランシス・フォード・コッポラ監督の青春映画『アウトサイダー』(1983年)と原作のスーザン.E.ヒントンの小説とのコラボ博物館、The Outsiders House Museum(アウトサイダーズ・ハウス・ミュージアム)にて。 

この博物館は、長年の『The Outsiders』ファンであるヒップホップ・アーティストのダニー・ボーイ・オコーナーによって設立された。

2009年、ツアー中だったオコーナーはタルサでたまたま3日間の待機滞在があり、映画のロケ地を探索していた時にこの家を発見。その後、たびたびこの場所を訪れ、2016年に家を購入すると映画撮影時のリアリティや雰囲気を保つための大規模な改修を行い、2019年から一般公開へ。

60年代半ばの物語の主人公は、リーダー格のダラス(マット・ディロン)を筆頭に、14歳の最年少ポニーボーイ(C・トーマス・ハウエル)、その兄のダレル(パトリック・スウェイジ)とソーダポップ(ロブ・ロウ)、ジョニー(ラルフ・マッチオ)、ツー・ビット(エミリオ・エステベス)にスティーヴ(トム・クルーズ)などが、「グリース」と呼ばれる貧困層の不良少年グループ。対立する富裕層グループ「ソッシュ」のリーダー、ボブ(レイフ・ギャレット)やチェリー(ダイアン・レイン)。

1983年に公開された映画の中で、この場所はポニーボーイとソーダポップ、ダレルのカーティス3兄弟のための主要な撮影セットとして使われた。

原作は、当時15歳だったヒントンが自分自身が生まれ育ったタルサの街を舞台に描いたYA(ヤングアダルト)小説で、ファンの読者がコッポラ監督に熱烈なラブコールを送って映画化を懇願し誕生。ヒントンも看護師役として映画に出演している。

もともと映画は原作小説に出来る限り忠実な内容で制作されたものの配給元の指示によって短縮させられたが、2005年、コッポラ監督は削除シーンを再編集で復元した「ディレクターズ・カット版」をリリース。

劇場公開版を凌駕するほど素晴らしい出来栄えだと言う評価が多く、ファンのみならず、かつての浅いストーリーにさほど満足しなかった記憶がある方もまだ一度も観ていない方にも、そちらの『The Outsiders - The Complete Novel』がお勧め。

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