下田市街から北へ約5km。稲生沢川沿いに、お吉が落命した「お吉が淵」と呼ばれる場所があります。史実によるとお吉は自死したとされていますが、誰もその様子を見たものはなく、自死か事故死かは今も判然としません。
昭和8年、この地を訪れた新渡戸稲造(にとべいなぞう)氏がお吉の供養のために地蔵を建立、今もこのお吉地蔵がお吉の霊を慰めています。伊豆急行下田より一つ目の蓮台寺駅で下車、徒歩数分というアクセスです。
唐人お吉こと、斎藤きちは下田生まれの芸妓でした。1857年、米国駐日領事のタウンゼント・ハリスの要望により、看護人として下田奉行所から派遣されました。奉行所からたくさんの支度金と給金が支払われたこと、また外国人の妾(めかけ)になったと曲解されたことで、「唐人」と揶揄され偏見を受けたといわれています。
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2020年3月10日|548 view|熊猫
お吉が淵の基本情報
- アクセス
- 住所静岡県下田市河内 [地図]
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- 備考
※このスポット情報は2020年3月10日に登録(2020年3月11日に一部変更)した時点の情報です。
内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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