秋田県八郎潟(はちろうがた)町で見られる田んぼアート。田んぼアートが作られるのは2018年で3回目とのことで、これから盛り上がってくるであろう新しいイベントです。高台にある塞ノ神(さいのかみ)公園には展望台があり、そのから見ることができる田んぼの景色は絶景です。自然のきれいな秋田で、美しい田んぼアートを観る旅はいかがでしょうか。
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塞ノ神(さいのかみ)公園
秋田市の中心から八郎潟町までは、国道7号線経由でおよそ車で40分です。田んぼアートを鑑賞できる塞ノ神公園は、多少わかりずらいところにありますが、道路沿いに田んぼアートの場所を標す看板がいくつもあります。看板を見逃さないように注意してくださいね。
緑が豊かで、お散歩コースもある公園は地元の人の憩いの場です。家族やペットと一緒に自然を満喫できます。夏場で天気が良い日はとても暑いので、帽子や日傘を持っていくことをお勧めします。また、田んぼアートを鑑賞できる期間中、公園では仮設テントの下で地元の人が野菜や果物、手作り小物を販売していることもあります。
田んぼアートを観よう
公園を奥に進むと、まわりの自然と調和した木造の展望台があります。展望台からは秋田の美しい自然はもちろん、広大な田んぼアートをを見渡すことができます。展望台は新しくしっかりとした作りになっているので、安心して上がれますよ。
2017年アート「釣りキチ三平」
下記の写真は2017年の田んぼアート「釣りキチ三平」です。漫画『釣りキチ三平』の作者矢口高雄さんの出生地が秋田県で、作品も秋田県の大自然がモデルとのことで、秋田と深い繋がりがあるイラストの田んぼアートです。なお、画像は2017年8月6日に撮影したものです。
2018年アート「願人踊り」
2018年の田んぼアートは「願人踊り」です。願人とは山伏、修験者のことだそうで、願人が各地を巡り歩いた際にこの地域に広まった踊りだそうです。なお、画像は2018年8月25日に撮影したものです。
田んぼアートの楽しみ方
田んぼアートが見られる期間は、例年7月~9月上旬で、見ごろのピークを迎える8月中旬には、鑑賞会が開かれイベントも行われます。
田んぼアートのデザインは毎年変わるので、毎年来て楽しめる場所です。田んぼアートは観る時期により色合いが異なるのも魅力です。また、田んぼアートの作り方が書いてあるボードが近くにあります。どのように田んぼアートが作られているか興味がある方は是非見てみてください。
おわりに
塞ノ神公園では、田植え体験会(5月)、田んぼアート鑑賞会(8月)、稲刈体験会(2018年は9月17日)と、さまざまなイベントが開催されいます。田んぼアート関連のイベント日程を知りたい方は事前にホームページでチェックしてくださいね。秋田の大自然に触れたい方、いつも食べているお米について学びたい方など、多くの方が楽しめるイベントとなっています。
秋田県は空気がきれいで、何度も深呼吸をしたくなるような、そんな場所です。ぜひ秋田の豊かな自然を満喫できる塞ノ神公園を訪れて、田んぼアート鑑賞はいかがでしょうか。
- 賽ノ神公園
- 八郎潟町(南秋田郡) / 公園 / 秋のおすすめ観光スポット
- 住所:秋田県南秋田郡八郎潟町浦大町 賽ノ神農村公園地図で見る
- Web:http://www.hachitan.jp