黒塚古墳

古墳の上にあがることもできます

出典：tripnote.jp

黒塚古墳（くろづかこふん）は、天理市にある前方後円墳です。4世紀初頭から前半頃に築造されたと考えられ、全長は130メートル、後円部の高さは、約11メートルあります。埋葬者は、大和政権の有力者であると推測されています。平成9年8月から開始された発掘調査では、多数の三角縁神獣鏡（さんかくぶちしんじゅうきょう）などの副葬品が出土し、注目を集めました。

古墳は、天理市によって柳本公園として整備されています。近くの道路から眺めるだけでなく、古墳の上にあがることもできます。後円部は、広場となっており、周囲の景色を見渡すことができます。東側には、長岳寺の裏にそびえる龍王山や三輪山が、南や北側には、奈良盆地の景色が眺められます。