ノスタルジック！シンガポールの隠れた穴場バレスティアロードを散策

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• 昔ながらの建物が残るノスタルジックな街
• ぜひ立ち寄りたい！おすすめグルメスポット
•    ローカルの生活を体感！ワンポアウェットマーケットとホーカーセンター
•    ローカルフードも揃う！ショッピングモールZhongshan Mall
•    チキンライスの名店やドリアンを売るお店も！
• ちょっとした見どころも

昔ながらの建物が残るノスタルジックな街

バレスティアロードの最寄り駅は、MRT南北線オーチャード駅から2駅のノヴェナ駅。周辺には、ショップハウスと言われる植民地時代の建築がところどころに残っており、ノスタルジックな雰囲気を醸しています。

• 写真：Tamami Persson

• 写真：Tamami Persson

昔ながらの建物やお店も残っていて、最先端の都会的な都心とはひと味違った町歩きを楽しむことができます。

• 写真：Tamami Persson

ぜひ立ち寄りたい！おすすめグルメスポット

ローカルの生活を体感！ワンポアウェットマーケットとホーカーセンター

バレスティアロードからワンポアドライブという通りに入ったところには、「ワンポア・ウェットマーケット」と、併設する「ワンポア・フードセンター」と呼ばれるホーカーセンターがあります。ローカルの生活を垣間見ることができて、普通の観光とは違った面白さがあると思いますよ。

• 写真：Tamami Perssonワンポアウェットマーケットの果物屋さん

マーケットでは、マンゴスチンやロンガンなど、日本ではあまりお目にかかれない南国フルーツを手頃な値段で買うことができます。

• 写真：Tamami Perssonワンポアドライブフードセンター

ホーカーセンターとは、様々な飲食店が集まる屋台のこと。ブロック2つ分に分かれていて広いので、一通りのローカルフードが見つかると思います。

お昼時に行くと、人気のお店は行列ができていますのですぐ分かりますよ！ローカルの人に混ざって並んでみるのも、楽しい経験かもしれませんね。

こちらで人気なのは、昔ながらのプラウンミーが味わえる「545 Whampoa Prawn Noodles」、潮州スタイルの様々な麺類を出す「Teochew Kway Teow Mee」、ビールに合うサラダとおつまみの中間のようなロジャックの「Hoover Rojak」などです。

マーケットに併設しているホーカーセンターは閉店時間が早い場合が多いので、行かれる場合はお早めに。

ローカルフードも揃う！ショッピングモールZhongshan Mall

ホーカーセンターは見た目の衛生面がちょっと気になる…という方には、バレスティアロード沿いのZhongshan Mallがおすすめ。小さいですが、新しくてきれいなショッピングモールで、フードコートもあります。こちらでも、手頃なローカルフードを食べることができます。

• 写真：Tamami PerssonZhongshan Mall のフードコート
• 写真：Tamami PerssonZhongshan Mallのフードコートでのおすすめはワンタンミーです。

こちらのショッピングモールには、スーパーのほかにも様々な飲食店が入っています。有名中華料理店の「クリスタルジェイド（広東料理と点心のお店）」や、カヤトーストが食べられるコーヒーショップ「Toast Box」もあります。和食レストランも入っているので、こってりしたローカル料理に胃が疲れた時におすすめです。

• 写真：Tamami Perssonシンガポールの有名中華料理チェーンのクリスタルジェイド

チキンライスの名店やドリアンを売るお店も！

バレスティアロードには、他にもグルメスポットがたくさんあります。有名なチキンライスのお店「文東記」もありますし、筆者おすすめの「ロイ・キー・ベスト・チキンライス」もあります。

ロイ・キー・ベスト・チキンライスの料理は、鶏肉がふっくらジューシーで、かかっているタレもあっさりしていながらしっかりした味。ライスもチキンの味がしっかりついていて、すべてのバランスが良く美味しいです！

• 写真：Tamami Perssonブーントンキー
• 写真：Tamami PerssonLOY KEE BEST CHICKEN RICE チキンライスセット

また、バレスティアロードにはバクテーのお店も多く見られます。バクテーとは、マレー半島で食べられるスパイスを多用したポークリブのスープのことです。

バレスティアロード沿いにある「Founder Bak Kut Teh（発起人骨肉茶）」は、創業40年の有名店。元養豚業を営んでいた店主が選りすぐったお肉を使っていて、様々なお店を食べ歩いた後に自ら考案したというレシピを楽しむことができます。

通り沿いにはドリアンのお店もいくつかありますので、試しに買って食べてみるのも良いと思います。ホテルへの持ち込みは厳禁ですので、その場で切ってくれるところで買いましょう。

• 写真：Tamami Perssonバレスティアロード沿いのドリアン屋のひとつ

ちょっとした見どころも

• 写真：Tamami Persson孫中山南洋記念館

バレスティア地区には、孫文の記念館（孫中山南洋記念館）もあります。孫文に関する展示を中心に、バレスティア地区の発展の様子など、様々なテーマの展示を見ることができます。展示内容は3ヶ月ごとに変わるようです。

建物は、孫文が革命の準備のために実際に滞在したという、植民地時代に建てられた住居を改装したもの。当時の富裕層やイギリス人などがどのような家で暮らしたかを見ることもできますよ。

• 写真：Tamami PerssonThong Teck Sian Tong Lian Sin Sia（同德善堂）

また、有名ではありませんが中華寺などもあり、ローカルの人々の日常的な信仰を垣間見たり、都心ではできないような庶民の生活に接したりすることもできます。

バレスティアにいくつかある中華寺の中で特徴的なのは、Thong Teck Sian Tong Lian Sin Sia（同德善堂）です。一見普通の中華寺ですが、なんと1ヶ所に儒教、道教、仏教が祭られているとのこと！他ではなかなか見られない形式のお寺なのです。こちらには、シンガポール中から信者が訪れるのだそうですよ。