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南アフリカ【Tshukudu Game Lodge】へ野生動物に会いに行こう!

取材・写真・文:

トラベルライター

2017年6月9日更新

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写真:トラベルライター

南アフリカのクルーガー国立公園に隣接する私営保護区内にあるTshukudu Game Lodge(シュクドゥゲームロッジ)。ここでは宿泊だけでなく、保護区内にいる野生動物を探すサファリドライブが楽しめます。また、管理されている人慣れしたチーターはかなり間近で観察でき、時には触れ合うこともできます。スタッフの皆さんもとてもフレンドリーでファミリー経営のアットホームなロッジ。今回は、規制の厳しい国立公園内よりも自由に動物探しができるTshukudu Game Lodgeの魅力をお伝えします。

この記事の目次表示

Tshukudu Game Lodge(シュクドゥゲームロッジ)について

Tshukudu Game Lodgeの最寄りはHoedspruit Airport - Eastgate空港。空港からロッジまでは車で約30分ほどで、私営保護区のメインゲートに到着です。

  • 写真:トラベルライター

しかし、ここから宿泊エリアまではまだ6kmの距離があります。未舗装の道の両側には既に動物がいそうな気配・・・と車窓を眺めていると早速イノシシ発見!

  • 写真:トラベルライター筆者たちの到着を出迎えてくれた(?)イノシシ
  • 写真:トラベルライター

宿泊棟はそれぞれ独立しており、お部屋には広いシャワー&トイレエリアと蚊帳付のベッド。冷蔵庫や湯沸かし器、紅茶のティーパックなども用意されており快適に過ごすことができます。

  • 写真:トラベルライターシャワールームのガラスにもアニマル柄が。
  • 写真:トラベルライター蚊対策は絶対必須!蚊帳を降ろしてさらに虫除けスプレーもするのがベスト。

宿泊棟エリアにもサファリらしさが満点!

動物保護区内に存在しているロッジのため、野生動物の生息エリアは目と鼻の先。そのため、宿泊棟エリアと動物生息エリアの間には電流が流れるフェンスが張り巡らされています。

  • 写真:トラベルライターここより先は、動物保護区内のため立ち入り禁止。

飾られているオブジェが動物の骨だったり、歩道スペースから少し外れた場所には大きな蟻塚があちらこちらにあったりと、さすがサファリ!と思わずにいられません。

  • 写真:トラベルライター所々にあるオブジェがワイルド!!
  • 写真:トラベルライター保護区内でよく見かけるアリ塚。掘った土が積み上がりこのような形になるのだそう。

オープンスペースのレストランでは、鳥の声を聴き、ブッシュを眺めながら朝食、昼食の他にアフタヌーンティーや朝一のコーヒーサービスも楽しめます。ブッフェスタイルのご飯はどれも美味しく、ティータイムにはどれを飲もうか迷うほど沢山の種類のティーパックがありました。

  • 写真:トラベルライタースタッフや経営者ファミリーも食事を取られるレストランスペース
  • 写真:トラベルライターレストラン前のオープンテラスには鳥もやって来ます。

1日の始まりは、朝のブッシュウォーク

  • 写真:トラベルライター何かいないかと辺りを見回しながら、動物たちの生息エリアをウォーキング。

チーターに大接近!

ロッジのアクティビティスケジュールは、毎日決まっています。まずは朝6時半から始まるブッシュウォーク。

途中まで車で移動した後、ガイドさんの後ろについて保護区内を歩いてお散歩です。

ここで目の前で会えるのが、2頭のチーター。

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター

こちらで幼少期から保護管理されており、人慣れしているチーターとの間にはフェンスなどもありません。まさにこのロッジならではの醍醐味。

ゴロゴロと寝転んでいる姿は、まるで大きな猫。愛くるしい表情に思わず「可愛い!」

  • 写真:トラベルライター無防備な寝姿からは、獰猛さよりも可愛さが溢れています。
  • 写真:トラベルライター「テヘペロ」!?

残念ながら筆者が訪れた際はできなかったのですが、運が良ければ一緒にウォーキングすることも可能です。

人慣れしてるとは言え、食事などは自分で狩りに出かけて行く半野生のチーターなので、お散歩できるかは本人たちのご機嫌次第なので悪しからず。

シマウマにばったり遭遇

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター

朝活動しだすのは人間だけではありません。筆者が遭遇したのは、シマウマの群れ。目の前をちょっとこちらを警戒しながら、通り過ぎて行きました。

朝夕2回のサファリドライブで、野生動物を探しに行こう!

お待ちかね!ジープに乗ってのサファリドライブです。

こちらでは午前9:00~11:00と午後15:30~18:30の1日2回がサファリドライブの時間となっています。

  • 写真:トラベルライター

窓も屋根も無いオープンタイプのランドクルーザーに乗って、いざ!

キリンや象が目の前に

私営保護区として区切られたスペースではありますが、あくまでも生息しているのは野生動物。どこで何に出会えるかは運次第。

車を走らせていると、突如キリンや象が間近に現れて大興奮!でも大声を出して騒ぐのは禁物です。

静かに観察していると、餌である草木を引きちぎる音や足音がはっきりと聞こえてきて迫力満点です。

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライターお母さん象の側を行ったり来たりする子象たち
  • 写真:トラベルライター兄弟喧嘩?じゃれ合い?子供と言えどその力強さは見ていて圧倒されます

出会うのは、生きている動物ばかりではありません。

  • 写真:トラベルライター

ライオンに食べられたキリンを目の前にし、自分たちがいるのは弱肉強食の自然の世界なのだと実感します。

その他にも、水辺ではカバやワニに遭遇することも。

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター

探知機を使ってライオン探し

  • 写真:トラベルライター

先にご紹介したチーターの内の一頭と、ライオンにはGPSが付けられており、探知機を使ってその音の状態から近くにいるかどうかを知ることができます。

  • 写真:トラベルライター

近くにいると分かれば、木をなぎ倒しながらブッシュの中、道なき道へと車を走らせます。隣のクルーガー国立公園内は規制が厳しくこのように道を逸れての走行などはできないそう。私営保護区だからこそできる自由でワイルドなサファリドライブです。

残念ながら、かなり近くに気配を感じていたものの筆者たちはライオンに出会うことができませんでした。でも、これもサファリパークのように居場所が特定されていない場所でのドライブならでは。

目を凝らしながら、保護区内を走る行為そのものが非常に楽しく2~3時間のサファリドライブの時間があっという間に感じるほどでした。

シュクドゥゲームロッジ
南アフリカ / ホテル
住所:Tshukudu Game Lodge, Hoedspruit, South Africa地図で見る
Web:https://www.tshukudulodge.co.za/

アクセス

Tshukudu Game Lodgeの最寄りであるHoedspruit Airport - Eastgate空港へは、日本から香港等を経由し南アフリカのヨハネスブルクへ。さらに国内線に乗り換えて1時間ほどです。

非常に小さな空港ですが、カフェやお土産屋さんも併設されています。

  • 写真:トラベルライターカフェスペースの椅子はアニマル柄!
  • 写真:トラベルライターチェックインカウンターは木造。カウンターは2箇所のみ。
フッドスプロイト・エアポート - イーストゲート空港
南アフリカ / 駅・空港・ターミナル
住所:フッドスプロイト・エアポート - イーストゲート空港, R40, ホエドスプルート, リンポポ, 南アフリカ地図で見る

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