長野市

松代象山地下壕

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太平洋戦争末期に作られた地下軍事施設群の一部

松代象山地下壕出典:tripnote.jp

松代象山地下壕とは、太平洋戦争末期、善光寺一帯に分散して作られた地下軍事施設群の一部で、現在公開されている施設のことです。松代大本営地下壕として、松代町にある象山(ぞうざん)、舞鶴山(まいづるやま)、皆神山(みなかみやま)の三つの山を中心に造られました。

松代大本営の地下壕には、皇居、政府の主要部、日本放送協会海外局(ラジオ)など、天皇制国家を支える中枢機関がまとめて移転する計画でした。

約13kmにも及ぶ巨大地下壕は、1944年11月11日から1945年8月15日の終戦の日まで、突貫工事で行われました。驚くことにおよそ9か月で全行程の8割が終了していたそうです。工事に動員されたのは、地域の人々をはじめ、その数6千人ともいわれる朝鮮人労働者で、多くは強制的に動員されたようです。

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2018年10月2日|3,547 view|Olive

松代象山地下壕の写真

  • 松代象山地下壕

松代象山地下壕の基本情報

※このスポット情報は2018年9月28日に登録(2021年6月29日に一部変更)した時点の情報です。
 内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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