酒田市

海向寺

かいこうじ

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二人の住職の即身仏が拝観可能

海向寺

真言宗智山派のお寺で、海向寺中興初代住職の忠海上人、九代住職の円明海上人の二人の住職の即身仏が拝観可能です。酒田市内には六体の即身仏がありますが、全国で唯一ここだけが、一つの寺に二体をお祀りしています。

即身仏とはいわゆるミイラのことで、僧侶の修行の一つである衆生救済を目的として永遠の瞑想(入定)を行い、即身仏になるものです。木食修行を行い、死を悟ると土中の石室に入り、竹筒のみで空気を取り入れます。石室では鐘を鳴らし読経し続け、やがて音が聞こえなくなってから1,000日後に土中から掘り起こされます。

実際に見てみると初代住職は8年もの木食修行の末に入定したとのこと、手に鐘を持ったまま固まっていました。歴史の一部としてこうした信仰もあったと知るいい機会になります。

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海向寺の写真

  • 海向寺

海向寺の基本情報

※このスポット情報は2017年5月17日に登録(2020年10月22日に一部変更)した時点の情報です。
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