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落差世界最長の滝"エンジェルフォール" in ロスト・ワールド ギアナ高地

取材・写真・文:

トラベルライター

2016年8月4日更新

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写真:トラベルライター

ベネズエラのギアナ高地にあるテーブルマウンテン・アウヤンテプイから流れ落ちる落差世界最長の滝・エンジェルフォール。その落差は、なんと979m。東京タワーとスカイツリーを足した高さとほぼ同じ高さから水が落下します。距離が長すぎて、流れ落ちた滝の水は途中で霧となってしまい、滝つぼがありません。

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エンジェルフォールはこんなところ

  • 写真:トラベルライター

アメリカ人探検飛行家ジミー・エンジェルが世界にこの滝を紹介したことから彼の名字を取って名前が付けられました。エンジェルフォール観光の基地となるカナイマからカラオ川、チュルン川をボートで遡ること4時間強。さらにジャングルの中を約一時間半のトレッキングでエンジェルフォール展望台にたどり着くことができます。

エンジェルフォールを楽しむ4つのポイント

雨季を狙って行ってみよう

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旅行をしているとどのシーズンがおすすめなのか気になりますね。ここエンジェルフォールは、雨季の6月~11月がおすすめ。

エンジェルフォールの展望台に行けるトレッキングの拠点・ラトンシート島までは、カナイマからカラオ川をボートで遡っていくので、水量の多い雨季にしか行くことができません。ラトンシート島は、息を飲むエンジェルフォール(又はテーブルマウンテン)の絶景が間近で見られるのがポイント。

滝つぼの下で泳いでみよう!

  • 写真:トラベルライター

ジャングルの中を約1時間半歩き、展望台まで登り、絶景を楽しんだ後は、ぜひ滝つぼの下で泳いでみて下さい。霧のようになった水を浴びながらトレッキングで疲れた体も癒され、良い思い出になることでしょう。

これぞ冒険!ハンモックで一泊

  • 写真:トラベルライター

カナイマからの日帰り観光だと往復12時間以上かかるので、ラトンシート島での1泊キャンプがおすすめ。展望台に人があまりいない早朝の時間を狙って出発できるので、人が少なくエンジェルフォールを思う存分眺めることができるんです。キャンプといってもテントを張るのではなくキャンプ場にハンモックが用意されてあり、そこで雑魚寝をして夜を過ごします。冒険心を掻き立てられますね!神秘的な満月の夜の月明かり、朝の太陽に照らされる幻想的なエンジェルフォール。是非1泊して、様々な表情を持つエンジェルフォールを見てみるのも良いかと思います。

絶景!セスナ機で遊覧飛行

  • 写真:トラベルライター

ボートクルーズが基本的アクティビティですが、せっかく来たなら是非お勧めしたいのがセスナ機での遊覧飛行。広大なギアナ高地のテーブルマウンテンはもちろんエンジェルフォールを上空から見渡すことができます!テーブルマウンテンから流れ落ちる滝の迫力は見逃せません!こちらのアクティビティは、乾季(12月~4月)でも行っているので雨季に来れない方も楽しむことができます。

エンジェルフォールまでの行き方

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カラカス空港〜オルケディア島まで

カラカス空港(マイケティア/シモンボリバル国際空港)から国内線にてプエルトオルダスへ(所要時間:約1時間)。その後、セスナ機に乗り換え、カナイマへ(所要時間:約1時間)。ボートにてカラオ川を遡り、オルケディア島へ(約2時間)。
この間、クラヴァイナ・テプイ、クサリ・テプイ、クラン・テプイなどギアナ高地の雄大な景色を楽しむことができます。
※乾季にたどり着けるのはオルケディア島までとなります。

オルケディア島〜ラトンシート島まで

その後、オルケディア島からアウヤン・テプイに刻まれた支流のチュルン川をさらに遡り(途中、“悪魔の渓谷”と呼ばれている激流も通過)、ラトンシート島へ(約3時間)。

ラトンシート島〜展望台まで

さらに、エンジェルフォールを真下から見上げられる展望台までトレッキング(約1時間半)。最初の1時間は平坦な道から始まり最後の30分は登りになります。簡単にはいけない究極の秘境地です。なお帰りも同じ道すじを帰ってきます。

エンジェルフォール
ベネズエラ / 自然・景勝地
住所:Angel Falls,Venezuela地図で見る

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