アメリカ
アメリカ観光
大都会も大自然も楽しめるエキサイティングな国

ファイアストーングリル

Firestone Grill

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サンルイス・オビスポ(カリフォルニア)

お店オリジナルのBBQソースがほどよく絡んだトライ・ティップ・ステーキを、ガーリック・ブレッドで挟んだシンプルなサンドウィッチ(tri-tip steak sandwich)。ファイヤーストーン・グリル(Firestone Grill)にて。

ほとんど脂のない赤身で柔らかい厚切りお肉のミルフィーユは、同じ高さに口が開かないほどのボリューム。しっかりお腹を満たしてくれるフォトジェ肉なメニューが揃っていて、リピーターが多いのも納得。

そんな、お肉と炭火のマリアージュの虜になっている人が五万といるアメリカのBBQ事情。

とある不動産関連会社が弾き出した統計によると、アメリカで最もBBQを愛しているのはアラバマ州だそう。ちなみに1位〜15位まで南部の州が占めている。

その愛を測るものさしはいろいろあるだろう中、この会社独自の基準は、州毎の、1)住民1人当たりに対するBBQレストランの数、2)Facebook上での情報数、3)BBQのカテゴリーに分類されているレストランの数、4)Googleサーチでbarbecueと検索された数、5)BBQ用品や炭の生産者の数、の各項目を調査した結果だそう。

アメリカが広いからこそ、コミュニティ単位でまとまるとその温度差はさらに大きく広がる。本格的にBBQを食べる地域か否かは、その土地で暮らした場合に、日々のご近所付き合いや地元のパーティーなどで集う際の楽しみ方にも大きな違いが。

BBQ愛好家がお家探しをするときに、間違ったエリアを選んでアウェイな辛い思いをしないようにとの配慮から、同社があくまでもお客様のための参考資料用に行った真面目なリサーチなんだとか。どこまでも深いアメリカのBBQ愛を感じる。

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サンルイス・オビスポ(カリフォルニア)

厨房から立ち上る煙と、十字路に面した広いテラス席が目印の、ファイヤーストーン・グリル(Firestone Grill)。

ダウンタウンで、手軽にしっかりお肉が食べられるお店。屋外もストーブ完備。

その土地によって独自のバーベキューがあるように、セントラル・コーストでは、サンタマリア・スタイル・バーベキューと呼ばれるものが一般的。

元々、サンタマリア渓谷に伝わる伝統的な料理で、トライ・ティップ(ボトム・サーロインの中の部位で、重さ約1キロ、長さ40センチほどの二等辺三角形をしている)を、塩と胡椒、ガーリックソルトなどで味付けをして、オーク材でグリルしたもの。レシピやメニューの著作権は、サンタマリア渓谷の商工会議所が保有しているそう。

お肉やパンを焼くのも、ハンドルを回すと厚い鉄板が上下する大きなグリル網を使うのが特徴。この辺りは風がよく通り抜けるので、屋外で火があおられて大きくなっても、遠火に調節できるのが利点。

ちなみにこのスタイルのグリル器械は、郡立公園などのレクリエーション・エリアにも同等のサイズのものが置かれていて、予約制で自由に使えるようになっていたりする。

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