メディチ家礼拝堂

「新聖具室」と「君主の礼拝堂」の2棟からなるメディチ家ゆかりの建物

「メディチ家礼拝堂」は、メディチ家の教会とも呼ばれる「サン・ロレンツォ教会」に付属している建物です。「新聖具室」と「君主の礼拝堂」と呼ばれる2棟の建物に分かれており、これらを総称して「メディチ家礼拝堂」と呼ばれています。「君主の礼拝堂」は、メディチ家出身で代々のトスカーナ大公とその家族が眠るお墓。8角形建物は、幅28m、高さ59m。フィレンツェではドゥオーモの丸屋根に続いて、2番目の大きさを誇ります。数百種類にも及ぶといわれている色彩豊富な大理石と貴石が贅沢にあしらわれた豪華な空間は、一見の価値ありです！「新聖具室」はミケランジェロによって設計された建物。ロレンツォ2世とジュリアーノのお墓がある他、ミケランジェロ作の『曙（女性像）』『黄昏（男性像）』『昼（男性像）』『夜（女性像）』の4つの彫刻が飾られています。