2018年にワイキキにOPENしたばかりで、北海道出身のユウヤ・ヤマナカさんがシェフを務める、ハワイの高級フレンチ「パリ ハワイ」。ここは、ハワイに来たら一度は行ってみたい、もはや「芸術」とも言える料理の数々を堪能できる最高のレストランです。この記事では、パリ ハワイの概要始め、コース料理の内容を全て写真も含めて紹介していきます。
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ハワイの「パリ ハワイ」とは?
パリ ハワイは、日本人シェフのユウヤ・ヤマナカさんが手がける2018年にOPENしたフレンチレストランです。ヤマナカさんは北海道で生まれ、大阪や本場フランスで修業を積み、現在はハワイローカルの素材を使った、インスピレーション溢れる料理を、ここパリ ハワイで振る舞っています。
14歳以下のお客様は入店ができないので、カップルで利用したり、大人同士で来ている方にお勧めのレストランです。ドレスコードに決まりはありませんが、なるべく綺麗めの格好で訪れた方がいいでしょう。
パリ ハワイの店内
店内に入るとまずバーカウンターがあります。バーは20:00から25:00まで営業しており、予約もできますが、とびこみでの来店もOKです。
その奥にはオープンキッチン席と、テーブル席があります。店内は暗い照明で、どこかムーディーながら非常に大人な雰囲気が流れる空間。
ちなみにパリ ハワイでは、料理の提供が17:30と20:00、2回のスタートのみで、それ以外はディナーをやっておりません(食事ができません)。予約が必須となるので注意しましょう。
予約はパリ ハワイの公式サイトよりできます。
パリ ハワイのコースメニュー内容全紹介!
それではパリ ハワイで提供されるコース料理の内容を全て紹介していきます!パリ ハワイのメニューは、コース料理の注文が必須で、それに必要に応じてアラカルトやデザート、ドリンクを注文するという形式です。
値段は$95、お会計時にサービス料として20%加算されますので、約12,500円くらいのお値段です。
①Shave Ice(シェーブアイス)
ハワイのクアロアでとれた新鮮な牡蠣を、トマト・パプリカの粉末と一緒に。まるでアイスのように冷たくぺろりと食べられてしまう前菜です。
②Lava Coconut Shirinmp(ラバ ココナッツシュリンプ)
ハワイのカウアイでとれたエビを、低温調理した一品。黒い粉は「ココナッツクランブル」で、ケーキ作り等に用いられる素材です。食べたことのない芸術的な料理・味わいに、どう形容していいか難しいほど美味しいです(笑)
③PARIS.Poke No4(パリスポケ ナンバー4)
ハワイで人気の「アヒ(マグロ)」も、パリハワイではこんなオシャレに登場!ぱっと見では、何に包まれているの?、アヒはどこにあるの?と思ってしまいますよね。
実は、上に乗っているのは「ビーツ」で、その中には、アヒ・ウル(ハワイのデザートの1種)、トリュフが隠れています!紫のガーリックの花も、勿論食べることが可能ですよ。新鮮でジューシーなアヒは、一度食べたら忘れられない味です。
④Lau Lau(ラウラウ)
写真右は、「タロリーフ」を使った、酸味のあるジェノベーゼ風のソース。そしてソースの左にあるのは、ハワイの契約農場さんの鶏肉をボイルしたお料理です。もも肉が非常にジューシーかつ、とてもみずみずしくボイルされており、またも感動を隠せないお料理です。
⑤Taro Gnocchi Parisian(タロ ニョッキ パリジャン)
ハワイ・コナ産のアワビと、ニョッキ、カブ、タロイモが入ったお料理。アワビはバターがきいており、噛んだ瞬間に旨味が広がりますし、ニョッキもわっと消える柔らかさでとても贅沢。くどみの少ないクリームチーズソースと一緒に召し上がってくださいね。
⑥Beurre Blanc(ビュレ ブランク)
Beurre Blancとは、フランス語で「ホワイトバター」の意味で、このとても濃厚なバターソースが、あつあつで、身がほわほわのスズキに添えられています。付け合わせのパンと一緒に頂きましょう♪
また「フィンガーライム」という、プチプチした指サイズのライムを絞って食べると、よりさっぱりした味になりますよ!
⑦Wailua Mushroom Consomme(ワイルア マッシュルームコンソメ)
お魚の後は、目の前で熱々のコンソメスープが注がれます!
透き通った透明のスープは、今まで食べたことのないほどのコンソメや野菜の香ばしさを放っており、まさに至極の一杯。
中にはマッシュルームが入っています。こちらもハワイの契約農園さんから送られてくるマッシュルームだそうで、素材そのものの美味しさは勿論、ジューシーさや、みずみずしさも抜群です!
⑧Big Island Beef(ビッグアイランドビーフ)
メインはやっぱりステーキ!こちらは「キアヴェ薪」とよばれる薪で、丁寧に炙って仕上がったビッグアイランドビーフです。外は炭火焼の焼き目がくっきりついており、中は赤色が美しい・そして赤身の旨味がジューシーな一品。
落とし卵(ポーチドエッグ)と、ハワイ・ワイルア産のアスパラガスと一緒にどうぞ♪
【番外編】パリ ハワイのスイーツ「フォンダンショコラ」は必須!
「Kilauea Lava Cake(キラウェア ラバ ケーキ)という名前の、フォンダンショコラは、コース外ではありますが絶対に食べたいスイーツです!($23≒約2,600円)
なんとこちら、目の前で液体窒素で冷却したココナッツアイスクリームをどんどん盛り付けていきます。煙がぶわっと上がる様子に、大興奮!名前の通り、まるで「キラウェア火山」のよう!
そしてその後は、チョコケーキをスタッフの方がワンカット。すると、そこから熱々のラズベリーソース&チョコと、中からも大量の煙が!
これはまるで溶岩のよう。見た目で熱狂するのは勿論のこと、お味も絶品。フォンダンショコラとココナッツアイスを一緒に食べると、ひんやり&熱々の不思議な味わいでとても美味しいですよ!
- パリ ハワイ
- ホノルル / 洋食・西洋料理
- 住所:パリ ハワイ地図で見る
- Web:https://www.paris-hawaii.us/
この記事を書いたライターから一言
とにかく一流の料理を堪能したディナーで、一生の思い出に残るような時間でした。これまでの写真を見たらわかる通り、本当に芸術的な料理ばかりで、美術館にいるような錯覚を覚えたほどです。ぜひ、ハワイの最終日に行って、ハワイの思い出の締めくくりにもいかがでしょうか?心からお勧めできるレストランでした。(いちまろ夫婦)