戦国武将ゆかりの地【岐阜県可児市】で歴史と花のスポット巡り！

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• 織田信長とゆかりある人物の城跡
•    土田〈どた〉城跡（土田御前）
•    美濃金山城跡（森可成）
•    明智長山城跡（明智光秀）
• そのほかの歴史スポット
•    天龍寺
•    可成寺〈かじょうじ〉
•    可児市戦国山城ミュージアム
• 花のスポット
•    可児川下流域自然公園（カタクリ）
•    蘭丸ふる里の森（桜）
•    花フェスタ記念公園（バラ）
•    木曽川渡し場遊歩道（竹林）
• その他のおすすめスポット
•    ヤイリギター
•    荒川豊蔵資料館
•    小渕ダム
•    鳩吹山

織田信長とゆかりある人物の城跡

土田〈どた〉城跡（土田御前）

織田信長の生母「土田御前」が生まれた場所です。現在は城跡はなく、お城があった小高い山の登山口に土田城の石碑が建っている他、土田御前の銅像が設置されています。

• 写真：ひさし土田城跡
• 写真：ひさし土田御前

美濃金山城跡（森可成）

• 写真：ひさし美濃金山城跡
• 写真：ひさし美濃金山城跡

1537年斎藤正義によって築城されたお城です。信長の美濃侵略にともない、1565年に信長の家臣であった「森可成〈もりよしなり〉」が城主となり現在の金山城に改称したとされています。

美濃金山城がある可児市兼山地区は、1582年6月に京で起きた「本能寺の変」で信長とともに討ち死にした「森蘭丸」の出生地でもあり、金山城は蘭丸が幼少期を過ごした城としても知られています。

• 写真：ひさし金山城眺望

明智長山城跡（明智光秀）

• 写真：ひさし明智長山城跡

2020年の大河ドラマ『麒麟が来る』の主人公、「明智十兵衛光秀」が出生から落城まで過ごした城と言われる明智光秀ゆかりの地です。

1342年に美濃の守護であった土岐頼清の次男である土岐頼兼によって築城され、1556年に光秀の叔父であった明智光安が城主であった時に、稲葉山城（現在の岐阜城）城主であった斎藤義龍（斎藤道三の息子）の攻撃によって落城したと伝わっています。その後、光秀が信長の家臣となり、明智城一帯は再度明智家の所領として与えられました。

• 写真：ひさし明智長山城跡
• 写真：ひさし明智長山城跡

そのほかの歴史スポット

天龍寺

先に紹介した明智長山城の麓にあるお寺で、明智家の菩提寺です。境内には日本一大きな光秀の位牌や、明智家歴代の墓所があり、毎年6月には「光秀供養祭」が執り行われます。

• 写真：ひさし天龍寺
• 写真：ひさし天龍寺

可成寺〈かじょうじ〉

• 写真：ひさし可成寺

美濃金山城の城下町である兼山の町中にあるお寺で、金山城主であった森家の菩提寺です。

初代城主であった森可成、勇ましい雄姿から「鬼武蔵」と呼ばれた二代目森長可、本能寺の変で信長とともに討ち死にした森三兄弟（蘭丸・坊丸・力丸）のお墓があります。

• 写真：ひさし可成寺
• 写真：ひさし可成寺

可児市戦国山城ミュージアム

• 写真：ひさし可児市戦国山城ミュージアム

美濃金山城をはじめ可児市近郊の山城の特徴や歴史について学べる施設（入館料：210円）です。ミュージアムの隣にある「可児市観光交流館」は、観光案内所としての役目も果たしている施設で、山城巡りのみならず、イベント・観光情報を入手できます。また、館内では甲冑の着付け体験（要予約・有料）もできます。

• 写真：ひさし可児市観光交流館
• 写真：ひさし可児市観光交流館

花のスポット

可児川下流域自然公園（カタクリ）

可児市の主峰「鳩吹山」の麓に流れる木曽川の横には、約10万株と言われるカタクリの群生地が広がっています。毎年3月下旬頃から4月上旬にかけて紫色の花を咲かせ、多くの人々を楽しませます。

• 写真：ひさしカタクリの花群生地
• 写真：ひさしカタクリの花

蘭丸ふる里の森（桜）

• 写真：ひさし蘭丸ふる里の森

先に紹介した「美濃金山城」の山の中腹にある「蘭丸ふる里の森」は、桜の名所として地元の人たちに親しまれています。毎年4月上旬に見頃をむかえ、山の斜面をピンクに染め上げます。

• 写真：ひさし蘭丸ふる里の森
• 写真：ひさし蘭丸ふる里の森

花フェスタ記念公園（バラ）

• 写真：ひさし花フェスタ記念公園
• 写真：ひさし花フェスタ記念公園

「バラ」は可児市の市花になっており、市内ではバラの栽培にも力を入れています。市内にある「花フェスタ記念公園（入園料：530円）」では約7,000品種30,000株のバラを鑑賞する事ができ、毎年、春と秋には「バラまつり」が開催されています。

木曽川渡し場遊歩道（竹林）

• 写真：ひさし竹林遊歩道

江戸時代に中山道の木曽川の渡し場があった場所にある竹林の遊歩道で、「かぐや姫の散歩道」とも呼ばれています。橋がかかり渡し場としての役目を終えた後は一度は荒廃しましたが、地元のボランティアの方々の努力により、約600mの竹林遊歩道として整備されました。

清流「木曽川」の流れを見ながら、木漏れ日差し込む竹林の中をゆっくりと散策すれば心落ち着く一時が味わえます。

• 写真：ひさし木曽川の流れ
• 写真：ひさし木曽川の流れ

その他のおすすめスポット

ヤイリギター

• 写真：ひさしヤイリギター

天然木から職人の手によって作られるアコースティックギターの製作所で、長渕剛、桑田佳祐、松本孝弘、矢井田瞳など、日本の有名アーティストの他、ポール・マッカートニーなど世界のミュージシャンにも愛用されているギターの工場です。毎週土曜日には、工場見学（要予約）もできます。

荒川豊蔵資料館

• 写真：ひさし荒川豊蔵資料館
• 写真：ひさし荒川豊蔵資料館

可児市は美濃焼の産地でもあります。荒川豊蔵（故人）は美濃焼を代表する陶芸家であり、資料館（入館料：210円）では、人間国宝であった豊蔵の住居や陶房、作品などを見学することができます。

小渕ダム

• 写真：ひさし小渕ダム

1951年（昭和26年）に日本で最初に完成したロックフィルダム（岩石を積み上げて作られたダム）です。

ダム周辺は公園として整備されており、春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉の景色を楽しめます。

• 写真：ひさし小渕ダム
• 写真：ひさし小渕ダム

鳩吹山

• 写真：ひさし鳩吹山

標高313.5mの可児市を代表する山です。登山ルートは複数ありますが、利用者が一番多い大脇口からであれば30分ほどで山頂まで登る事ができます。また、大脇口の登山口までは名鉄の可児川駅から徒歩15分ほどでアクセスできますので、公共交通機関でも訪れる事ができます。

• 写真：ひさし鳩吹山
• 写真：ひさし鳩吹山

登山道は険しい箇所もありますので、最低限の山登り準備をして訪れましょう。参道では季節によって色とりどりの花や、木々の緑を楽しむ事ができます。

• 写真：ひさし鳩吹山
• 写真：ひさし鳩吹山

山頂からは市内を一望できる他、眼下に流れる木曽川の流れや、遠くは御岳山や白山、日本アルプスなどの風景も楽しめる、ビュースポットでもあります。

• 写真：ひさし鳩吹山