世界各国の美味しい料理を食べられるニューヨーク。高額バーガーの火付け役となった有名フレンチビストロから、胃にもお財布にも優しいカジュアルなお粥屋さんまで、NY在住経験のある筆者が実際に訪れ、おすすめできるレストランの中から幅広くご紹介します。今回ご紹介するレストランも、NYの保健所が評価する衛生面グレード(2017年9月現在)がAのお店ですので安心してお食事していただけます。レストラン好きな方に嬉しい、とってもお得な情報もご紹介しますので、どうぞお見逃しなく!
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【1】ミッドタウンで絶品ギリシャ料理を食すなら迷わず「AVRA」へ!
2000年にオープンしたギリシャ料理レストラン「アヴラ」は、グランドセントラルステーションから徒歩数分というグッドロケーション。アヴラはギリシャ語で、「潮風」を意味し、店内は地中海を連想させるような白壁で雰囲気も良く、テラスもあるので開放的です。
新鮮なお魚や野菜をふんだんに使ったお料理は本当に美味しく、筆者も数回訪れたことのあるお店です。アジア人の観光客は少なく、平日の昼・夜はミッドタウンで勤務するビジネスマンがたくさん訪れるお店です。
その日のおすすめのシーフード料理に舌鼓!
フロリダやポルトガルなどから毎日直送される魚介類などは、店内奥のケースに綺麗に並べられ、そこでメインディッシュの魚介類を選ぶことができます。
ギリシャの魚料理は、シンプルに魚を焼くか揚げるかの調理方法が多く、味付けは塩胡椒に、フレッシュなオリーブオイルをかけるシンプルなものなので、素材の味がしっかり生かされていて日本人の舌にもよく合います。
新鮮なお魚は、マーケットプライス(時価)ですので、お店の人に値段を聞いてからオーダーしましょう。一匹が大きめの魚の場合は、「一匹の魚を二人でシェアしたい」とリクエストしましょう。調理された魚が半分づつそれぞれのお皿にサーブされてテーブルに運ばれます。
お魚以外で筆者のおすすめは、脱皮直後の蟹を揚げたソフトシェルクラブ!蟹の皮を剥くストレスもないですし、柔らかいのでとっても食べやすく、蟹の味も濃厚です!一年を通して食べられるわけではありませんが、5月〜7月が旬の時期になりますので、店員さんにすすめられたらぜひオーダーしてみてください。
パイ風デザート「バクラヴァ」が絶品!
ギリシャの伝統的なデザートの「バクラヴァ」は、フィロという薄いパイ生地が何層にも重ねられてナッツが挟み込まれて触感も良く、たっぷり染み込んだシロップは上品な甘さです。観光で少し疲れた時にぴったりのとても癒されるデザートです。
- アヴラ
- ニューヨーク / 洋食・西洋料理
- 住所:141East 48th Street New York (between 3rd and Lexington Avenue)地図で見る
- 電話:212-759-8550
- Web:http://avrany.com/midtown/
【2】三つ星シェフのフレンチアメリカン料理なら「db Bistro Moderne」
フレンチ界の巨匠、三つ星シェフのダニエル・ブリュー氏が経営するコンテンポラリーフレンチレストラン「db Bistro Moderne」は、本家の「ダニエル」よりは敷居がかなり低く、カジュアルで若い雰囲気のお店です。ミッドタウンの44丁目の5th Avenueと6th Avenueの間にあります。
このお店は何と言っても贅沢なハンバーガーが有名です!
2001年のオープン時には、フォアグラとブラックトリュフを挟んだグルメバーガー(THE ORIGINAL DB BURGER)が話題になり、まさに高級バーガーの火付け役となりました。
ショートリブの挽肉に、フォアグラとブラックトリュフを挟んだバーガー、パルメザンチーズが練りこまれたパン、付け合わせのフレンチフライも絶品です!筆者は6人のグループで訪れ、バーガーを数人でシェアするため、小さくカットしてサーブしていただきました。
ダニエル氏の解説付きで、DB BURGERの美味しそうな映像を下記の動画でご覧いただけます♪
知る人ぞ知る、焼きたてカリふわのプチレモンマドレーヌに絶句!
お食事の最後にサービスで提供される、プチレモンマドレーヌは、「ダニエル」でも同じく提供されています。熱々の焼き立てで、外はカリカリ中はフワフワのレモン風味が効いた食べやすいサイズのマドレーヌは、口の中であっという間になくなり手が止まらなくなりますよ。
- db Bistro Moderne
- ニューヨーク / 洋食・西洋料理
- 住所:55 West 44th Street New York, NY 10036地図で見る
- 電話:212-391-2400
- Web:https://www.dbbistro.com/nyc/
【3】本場スペインのパエリアが絶品!「Socarrat Paella Bar」
マンハッタンに3店舗あるスペイン料理レストラン「Socarrat Paella Bar」。筆者は、SOHOでのショッピング帰りにNOLITA店へ訪問しました。店名の「ソカレット」は、スペイン語で「おこげ」の意味です。
暗がりの店内はとってもムーディーで、お店の中央に、長テーブル「パエリア・バー」が設置されており、お客さん同士がシェアしたり、大人数のグループでも楽しくお食事できます。インテリアデザインもとてもスタイリッシュです。
一番の人気メニュー絶品巨大パエリア!
筆者は友人と2人で訪問し、Arroz negroというイカスミのパエリアを2人分オーダーしました。(1人分は26ドル/約2,912円ですが、2人分からのオーダーになるためご注意ください。)
とてつもなく大きなパエリア専用鍋がそのままテーブルに運ばれます。新鮮なシーフードと新鮮なイカスミの濃厚なうまみがたまりません!鍋底には、しっかりと“おこげ”も出来ていて最後まで美味しくいただけます。
とっても美味しいパエリアですが、他にも料理をオーダーしてしまうと、2人だと食べきれない量ですので、3〜4人で2人分のオーダーくらいでも丁度良いかもしれません。
パエリア以外だと、スペインの伝統料理「Pulpo a la gallega」もおすすめです。茹でたタコとジャガイモにオリーブオイルとパプリカパウダーがたっぷりかけられたお料理です。シンプルな味付けですが、タコ好きにはたまらない一品です。
デザートのFLANは、コンデンスミルクが使われたスペイン風プリンでとっても濃厚です。パッションフルーツのクリームとの相性も抜群で美味しいのでおすすめです。
ディナータイムは混みますので予約必須です。
SOCARRAT Paella Barの映像は下記の動画でご覧いただけます♪
動画はMidtown East店の店内映像です。
- Socarrat Paella Bar
- ニューヨーク / 洋食・西洋料理
- 住所:284 Mulberry St, New York地図で見る
- 電話:(212) 219-0101
- Web:https://www.socarratnyc.com