この絶景が世界中のニューヨーク旅行者を虜に!エンパイアが正面に見え、開放的な気分を味わえるのが特徴のロックフェラー・センターの展望台「トップ・オブ・ザ・ロック」。おすすめの展望エリアや撮影スポット、お土産店をご紹介します。
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「トップ・オブ・ザ・ロック」とは?
トップ・オブ・ザ・ロックは、ロックフェラー・センターの中心にあるGEビル(アメリカ合衆国国家歴史登録材)の、地上から260mの最上階にある展望台です。1933年に竣工、その後1986年に閉鎖しますが、2005年に再オープンしました。
展望デッキは67階、69階、70階の3か所で、屋内エリアと屋外エリアがあり、360度のパノラマが楽しめます。69階屋外エリアは、透明な特製パネルガラス張りで、70階屋外エリアは安全柵がない手すりだけの見晴らしの良い展望エリアになっています。69階から70階へは階段で登れます。
南側では目の前にエンパイア・ステート・ビルを、北側ではセントラルパークの広大な景観を臨め、朝・昼・夜と違った景色を楽しめるため、一日中訪れる観光客は絶えません。
67階の屋内エリアにはベンチがたくさん置かれているので、休憩しながら長時間滞在することも可能です。
チケット購入方法と入場方法
展望台への入場チケットは、ロックフェラー・センターにある専用のチケット売り場で当日券を購入することもできますが、事前にウェブサイトで日時指定のチケットを予約購入する方が、通常よりも時間短縮で入場できるためおすすめです。
天気予報をチェックしながら、天気の良さそうな訪問日を決めましょう。オフシーズンであれば前日でもチケットを購入できますが、年末年始や夏休みシーズンなど、観光客が多そうな時期は数日前にチケットを購入しておいた方が安心です。
また、入場予定時刻に展望台の入り口に到着しても、そこから展望台に着くまでに30分程度かかりますので、綺麗な夕景を撮影したい方は日没予定時刻の最低でも1時間30分前に入場予約をした方が安心です。
大人:38ドル(約3,952円)
子供(6~12歳):32ドル(3,328円)
シニア(62歳以上):36ドル(3,744円)
※日没の時間帯は10ドル(約1,040円)増し
※2021年3月31日まで12歳以下の子供は無料(有料の大人1人につき無料の子供1名が無料、チケット売り場のみ対応)
チケットはEメールに届くので、展望台の入り口で携帯電話のメール画面(QRコード)をスタッフさんに見せるか、Eメールをプリントアウトしたものを見せるようにしましょう。
要注意!展望台への「持ち込み禁止物」
トップ・オブ・ザ・ロック展望台に登る前には、厳重なセキュリティチェックがあります。三脚、ライター、ガラス製のボトルなどは持ち込み禁止物とされています。夜景を撮影するために、つい三脚を持参したくなりますが、展望台へは持ち込めませんのでくれぐれもご注意ください。
おすすめの展望エリアと撮影スポット
①エンパイアを望む、70階南側の屋外エリア
70階展望エリアは安全柵がなく手すりだけだけなので、非常に見晴らしが良いです。特に南側はエンパイアが目の前に見えるということもあり、撮影するための場所取りが大変なエリアです。
展望台からの眺めは、昼と夜では景色がだいぶ違います。日没の1時間前くらいから展望台にいると、夕暮れの空の色の変化や、夜が更けると共にマンハッタンの摩天楼が光を放っていく美しい景色を堪能することができます。
86階と102階に展望台がある「エンパイア・ステート・ビル」、100階と102階に展望台があり全米一の高さを誇る「ワン・ワールド・トレード・センター」、58階建ての「バンク・オブ・アメリカ・タワー」、一際光を放つ「タイムズ・スクエア」。ニューヨークの名所を見つけながら、「これぞ、ニューヨーク!」と言えるあなただけの一枚をぜひ撮影してみてください。
②セントラルパークを望む、70階北側の屋外エリア
昼間は北側に「セントラルパーク」が見えて、北東側にはNYで3番目に高いビル、96階建てのホテル&居住用ビル「432パーク・アベニュー」が見えます。このビルのペントハウスには、2018年に女優のジェニファー・ロペスと元ニューヨークヤンキースのアレックス・ロドリゲスが住んでいたことで話題になりました。
③ガラス張りの69階南側の屋外エリア
69階は70階に比べると人が少ないため、70階で撮影するための場所取りができなかった場合は、69階で10cmほど開いたガラスの隙間から撮影するのがおすすめです!
④69階の屋内エリア
69階の屋内エリアは、窓越しに座って窓から見える絶景と一緒に撮影できるため、人気の撮影スポットになっています。寒さや暑さを気にすることなく撮影できるのが良いですね。