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【4】3日目朝 フォトジェニックな温泉地帯「ワイオタプ」
ロトルアから車で約30分、約30㎞南方にあるWaiotapu(ワイオタプ)はタウポ火山帯にある温泉地帯です。あちこちで湯煙が上がり、蛍光黄色やオレンジ色など様々な色の地熱地帯は景観保護区に指定されています。その一部が「Wai-O-Tapu Thermal Wonderland」(ワイオタプ・サーマル・ワンダーランド)で観光用に公開されています。
泥が沸き上がるマッドプール
ワイオタプ・サーマル・ワンダーランドから車で約4分のところにある泥が湧き出るMud Pool(マッドプール)は無料で見学できます。湯煙と硫黄の香りとボコボコと音を立てて湧き出る泥の光景はまるで地獄のようです。
神秘の光景が広がるワイオタプ・サーマル・ワンダーランド
Wai-O-Tapu Thermal Wonderland(ワイオタプ・サーマル・ワンダーランド)は、大迫力の地熱活動を間近で観ることができるよう、歩道が完備されている観光スポットです。
地熱地帯によって作られた色とりどりの池や土はニュージーランド国内で最もカラフルと言われており、とてもフォトジェニックな絶景が待っています。
シャンパンプール、デビルズバス、レディー・ノックス・ガイザー(間欠泉)は必見ポイントです。園内から車で3分離れている場所にあるレディー・ノックス・ガイザーは毎日1日1回10:15amのみの間欠泉ショーがあるので、お見逃しないように計画を立てて見学しましょう。
石鹸を入れて間欠泉が噴き出す仕組みになっているレディー・ノックス・ガイザーは、約20mの高さまで噴き出します。間欠泉を観るのに入場券を買う必要があるので、ワイオタプ・サーマル・ワンダーランドに朝8:30~9時頃に行き、先に園内を見終わってから間欠泉に行くのがおすすめです。
- 間欠泉含む入場料: 大人NZ$32.50(約2,500円)
- ワイオタプ・サーマル・ワンダーランド
- ニュージーランド / 自然・景勝地
- 住所:201 Waiotapu Loop Rd, Rotorua 3073 New Zealand地図で見る
- Web:https://www.waiotapu.co.nz/
【5】3日目昼 国内最大タウポ湖と大迫力のフカ滝
タウポ湖
Lake Taupo(タウポ湖)はニュージーランド最大の湖で、およそ2,000年前に巨大噴火によりできたカルデラ湖です。タウポの街までワイオタプから車で約40分、ロトルアからは車で約1時間で行くことができます。
タウポの街からタウポ湖を観ると、対岸に世界遺産のトンガリロ国立公園の山々が見えニュージーランドらしい自然の雄大さを味わえます。
フカ滝
タウポ湖から流れるワイカト川にあるHuka Falls(フカ滝)はエメラルドグリーン色がキレイな迫力満点の滝です。タウポの街から約5kmの場所にあり車で10分も掛からずに行くことができます。
11m下の滝つぼになんと毎秒22万リットルのもの水が凄まじい音を立てて流れており、展望用の橋や数か所ある展望ポイントからそのフカ滝の威力を眺めることができます。
【6】3日目午後 小舟で観る土ボタル鑑賞「ワイトモ洞窟」
タウポから車で約2時間、オークランドから車で約2.5時間の場所にあるWaitomo Glowworm Caves(ワイトモ洞窟)は、天然の土ボタルが生息する洞窟です。
洞窟内は水が張っているのでその中をガイド兼船頭と共に優雅に小舟で鑑賞します。洞窟の中の土ボタルはまるで満点の星空のように輝いていて、その美しさにうっとりしてしまいます。
15分か30分毎に出発するツアーは所要時間約45分です。残念ながら土ボタルは光が苦手なので撮影禁止ですが、その美しい光景をしっかり目に焼き付けて思い出にしてください。
- 入場料: NZ$51(約4,000円)
- ワイトモ洞窟
- ニュージーランド / 自然・景勝地
- 住所:39 Waitomo Village Rd, Waitomo Caves, Otorohanga 3943 New Zealand地図で見る
- Web:http://www.waitomo.com/Waitomo-Glowworm-Caves/Page...
最後に
あまり時間が無い方でも、2泊3日程度の短期間で盛り沢山に北島の人気観光スポットを網羅できます。観光スポットに行く途中では緑の丘に人口より多い羊や牛がおり、とてものどかな風景が広がます。
ニュージーランドの北島でホビトンのカワイイ村訪問や温泉で、癒しと絶景を観て母なる大自然を感じてみてはいかがでしょうか。