日本から気軽に行けるリゾートとして話題のフィリピン、セブ島。もちろんセブ島だけでも見所満載ですが、皆さんはセブ島から日帰りで行ける楽しい島があることをご存知ですか?セブ島滞在だけではもったいない。今回は、見所満載の島「ボホール島」のご紹介です。
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ボホール島とは?
ボホール島は、フィリピンの中で10番目に大きな島で、その人口は約114万人。フィリピンのほぼ中央にあるビサヤ諸島に属する島で、セブ島からはフェリーでわずか2時間の距離にあります。
また周囲の海は透明度も高く、多くの種類の魚が生息することから、ダイバー憧れの地としても知られています。
ボホール島のおすすめ観光3選
そんなボホール島ですが、海はもちろん島の内陸にも見所やアクティビティーがたくさんあります。世界遺産やここでしか見られない動物など、それらの見所を詳しく紹介していきますね。
【1】世界最小の猿「ターシャ」に会いに行こう
まず最初にご紹介したいのは、世界の中でもここボホール島でしか出会うことのできない、世界最小の猿「ターシャ」です。
体長10cmほどと、手のひらにすっぽりおさまってしまう大きさのターシャは、目がくりくりとしていて愛くるしさ抜群。とても可愛い存在であると同時に、とても繊細な生き物です。
現在、密猟と森林破壊によって絶滅の危機にひんしているターシャは、サンクチュアリと呼ばれる保護区でのみ見ることが可能。サンクチュアリへの入場料は、60ペソ(約120円)です。
夜行性のターシャは昼は葉っぱに隠れて寝ていることが多く、見つけにくいですが、ターシャの生態を熟知したガイドさんの案内で発見できます。あなたもその愛くるしい姿に虜になること間違いなしです。
- フィリピンターシャサンクチュアリ
- フィリピン / 公園・動植物園
- 住所:14 Canapnapan | km.14, Canapnapan, Corella, Bohol, Corella 6300, Philippines地図で見る
【2】世界遺産の不思議な光景「チョコレートヒル」を見よう
ここボホール島で、ターシャと並んで名物とされているのが、高さ30mほどの円錐形の丘が1,000個以上連なる不思議な風景が見られる「チョコレートヒル」です。
小高い丘が連なるその光景だけでも不思議な雰囲気ですが、4~6月の乾季になると草が枯れ、茶色に変化することから「チョコレート」の名前がつけられたそうです。
このような地形ができた理由は未だ解明されておらず、巨人が石を投げ合ったという伝説も残る場所。展望台から無数に連なる小高い丘を見渡すと、その不思議な光景に、ふと自分が今どこにいるかわからないような感覚に陥ります。
綺麗で不思議な絶景は世界遺産にも登録されており、わざわざボホール島を訪れて見に行く価値充分。ぜひ皆さんも不思議な光景を見に訪れてみてくださいね。
展望台への入場料は50ペソ(約100円)です。
- チョコレートヒルズ 展望台
- フィリピン / 展望・景観
- 住所:chocolate hill lookout地図で見る
【3】ジップラインよりスリル満点?!ジップバイクに挑戦!!
ボホール島のアクティビティーとして、是非挑戦して欲しいのが、チョコレートヒルズアドベンチャーパークで体験できるジップバイクです。
一般的には、上空に張り巡らされたワイヤーを使い自然の中を滑走するジップラインですが、ボホール島ではワイヤーの上を自転車で綱渡りのように進むジップバイクが体験できるんです。
まるで、自転車で空を飛んでいる気分を味わえるジップバイク。チョコレートヒルズを有する大自然を見ながらの空中ライドは、病みつきになること間違いなし?!ワイヤーで吊るされているため安全性には全く問題なし。とはいえ余裕を持って周りを見渡し大自然の眺めを満喫できるかどうかはあなた次第です!!
ジップバイクの詳細はコチラ。
- チョコレートヒルズアドベンチャーパーク
- フィリピン / テーマパーク・レジャー
- 住所:Loay Interior Road, Batuan, Boho地図で見る
- Web:http://chocolatehillsadventurepark.com/
ボホール島への行き方を徹底解説
日本から直接ボホール島へ行く場合
日本から直接ボホール島を目指す場合は、マニラまで国際線で飛び、そこから国内線で「ダグビララン」空港を目指す方法が一般的です。
こちらがおすすめ!セブ島からフェリーで目指す
ボホール島へ日本から直接向かってももちろんよいのですが、せっかく行くならセブ島とセットにして向かう方法がおすすめです。日本からセブ島へは、直行便で約5時間。マニラや台湾乗り継ぎなどの便も就航しています。
セブ島からボホール島はフェリーで目指します。フェリー会社はいくつかありますが、おすすめは最も本数の多い「オーシャンジェット」。フェリーが出ているセブの港に行って、窓口で直接チケットを購入します。
港へは、セブ市内からタクシーで15分ほど、マクタン島からだと約1時間で到着します。日帰りでボホール島を満喫したい場合には、7時や8時台のフェリーに乗ってボホール島を目指すことをおすすめします。
個人でフェリーチケットを手配するのは少し難しいと感じる方は、セブ島からのオプショナルツアーも多数組まれていますので、そちらに参加するのがおすすめです。先ほどご紹介した見所とセットになったツアーもあるので、それぞれの旅のスタイルに合わせて計画してみてくださいね。
まとめ
今回は、セブ島から日帰りで行けるボホール島についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
ボホール島は海にも陸にも見所がたくさんあり、セブ島滞在と合わせて是非訪れて欲しい場所の1つです。皆さんもこの記事を参考にボホールの魅力を余すことなく味わう旅に出かけてみてくださいね。