ローカル料理、チュロスやパンケーキの今風のおしゃれなスウィーツ、トルコ風ケバブ、モロッコ風ランプ、カーペット...年に一度、ラマダンと合わせて開催されるゲイランセライバザールは、ムスリムでなくてもそぞろ歩きが楽しいです!
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年に一度の開催 ゲイランセライ ラマダンバザール
年に一度、日の出から日没までの間飲食を絶つラマダンの1か月の間、ムスリムは日中断食をするかわりに、日が落ちてからは盛大に飲食をするようです。
ラマダンを楽しく過ごすために、シンガポールではラマダン期間中、郊外のあちこちに屋台が立ちます。
特にMRTパヤレバ駅近くには大きなラマダンバザールが立ち、夕方からの屋台の開店に合わせて人々が集まります。
多民族国家のシンガポール、宗教を問わずたくさんの人が立ち寄り、お店も昔ながらのマレー風の食べ物だけでなく、インド風、トルコ風、また、近年ではおしゃれなスウィーツの屋台も多数出ています。また雑貨なども売っていますので、日本人が行っても楽しいですよ!
5月25日(木)~6月24日(土)
様々な食べ物!
昔ながらの屋台
シンガポールのこのようなイベントには、必ず揚げ物の屋台が出ます。
天ぷらのような衣をつけたものが多く、具は、バナナ、サツマイモのような芋などです。
揚げ物の屋台で筆者が必ず買うのは、エビのフリッターのようなCucur Udang。
生地は普通のフリッターと違い、ふっくらとして少しもっちり感もあり、ほんのり甘くて、パリパリのエビとマッチしてとても美味しいです。
また、食べながらそぞろ歩きができるサテ(ローカルの味付けの串焼き)のお店や、昔ながらのお菓子のお店なども見られます。
多国籍なムスリム料理
ムスリムつながりのトルコやインドのお店もたくさん出ています。トルコはドネールケバブ、インドはタンドーリ料理が多いです。
おしゃれ系スウィーツ
近年は、おしゃれ系スウィーツの屋台がどんどん増えています。チュロスとタイのミルクティーは人気のようで、毎年多数出店しています。一口サイズのダッチパンケーキや、年によってはトルコアイスなどがあることも。選ぶのが楽しいです。
食べ物だけじゃない
ゲイランセライのバザールは、ヨーロッパのクリスマスマーケットのような役割をしているようで、お祝いの季節を盛り上げるさまざまな商品も売ってるんですよ。
衣類
まずはやはりと言う感じで、ラマダン明けのお祝いで着る伝統衣装を売っています。
普通の洋服も売っていて、安かろう悪かろうですが安いです!
インテリア用品
イスラム感のある中東のカーペット、エスニック風でかわいいモロッコ風のライト、カーテンなどのお店も出ています。
ヘナ
また、お祭り気分を盛り上げるヘナの屋台もあります。
ビジターインフォメーション
エリア
屋台が出るのは、大体、Sims Avenue、Tanjong Katong Road、Geylang Road、Geylang Seraiの4つの通りで四角く囲まれたエリアです。
地図は新聞Straits Times のこちらの記事を参考にしてください。
開催期間
2017年は5月25日(木)から6月24日(土)まで開催されます。
開店時間
屋台の開店時間は各お店によりますが、大体午後4時くらいから夜中までやっているところが多いようです。
注意点
曜日や時間によっては人混みとなりますので、置き引き、スリ、ひったくり、痴漢などには注意が必要です。
また付近は渋滞が予想されますので、公共交通機関を利用することがすすめられています。運転する場合は、十分な注意が必要です。
- ゲイランセライ ラマダンバザール
- シンガポール
- 住所:Geylang Serai,Sinagpore地図で見る