【富山】緑綺麗な高岡「瑞龍寺」の魅力と見どころを紹介！

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• 基礎知識
• 瑞龍寺の魅力
•    綺麗な緑色の芝生
•    夜には違う一面も
•    貴重な建築様式
• 瑞龍寺の見どころ
•    山門
•    仏殿
•    回廊
•    僧堂
•    法堂
•    大茶堂
•    大庫裏
• 周辺の観光スポット
• 拝観案内
• アクセス
• まとめ

基礎知識

• 写真：nakatani仏殿

「瑞龍寺（ずいりゅうじ）」は、富山県高岡市にある曹洞宗の寺院です。もともとは加賀藩の管轄下におかれており、その財力を示すかのような壮大な伽藍（がらん）配置になっています。一般的な寺院のイメージとは少し違う緑の芝生が特徴で、ガイドブックなどでも目を引きます。歴史・建築面でも高く評価されており、建物の一部は国宝に指定されています。

瑞龍寺の魅力

綺麗な緑色の芝生

• 山門から見た境内
• 写真：nakatani大庫裏

なんといっても魅力的なのは、寺院らしくない爽やかな緑色をした芝生です。一面緑の中に堂々とそびえる伽藍の様子はどこか誇らしげで、独特の力強さを感じることができます。

夜には違う一面も

• 瑞龍寺ライトアップ
• 瑞龍寺ライトアップ

瑞龍寺では1年間で何度かライトアップが行われます！ライトアップ期間中は夜遅くまで拝観することができ、昼間とは一変した幻想的な一面を垣間見ることができます！

貴重な建築様式

見どころ紹介で詳しく紹介しますが、瑞龍寺の建築様式には様々な特徴が散りばめられています。堂内に解説等が備え付けられていますが、散策中はなかなか気が付かなかったりしますので、建築に興味があるという方は事前に知識を入れてから訪問するのがオススメです！

瑞龍寺の見どころ

山門

• 写真：nakatani山門

1645年に建立されたのち、建て直しや火災による焼失などを経て1820年に現在の山門が建立されました。1997年に同寺院の仏殿・法堂と並んで国宝に指定され、現在でも富山県唯一の国宝として評価されています。

仏殿

• 写真：nakatani仏殿

1659年に建立された建物で、積雪対策として屋根に鉛製の瓦を使っているのが特徴的です。他に鉛製の瓦を使っている建造物というと金沢城の石川門が有名で、加賀藩の支配下であったことを建築面でも指し示しています。

回廊

• 写真：nakatani回廊

仏殿を取り囲むようにして建てられている全長300メートルの廊下です。整然と張られた障子が美しく、ここから見る境内も一部分を切り取った絵のような美しさがあります。

僧堂

• 写真：nakatani禅堂

僧が座禅修行を行う建物で、昭和57年に国から重要文化財として指定されています。国の指定を受けている僧堂（または禅堂）は全国に3つしかなく、瑞龍寺の僧堂はそのうちの1つです。（他に国指定の僧堂になっているのは、京都にある東福寺と万福寺）

法堂

• 写真：nakatani法堂

1655年に建立されたお堂で、境内で一番大きい建物です。広い堂内はほとんど畳敷きで構成されており、格天井には草花の絵が描かれています。

大茶堂

• 写真：nakatani大茶堂

「大」茶堂という名前の通り、非常に広い60畳の大広間から成り立っているいるお堂です。土蔵と同じような造りをしており、外壁や軒下は大壁（柱が見えない壁）、内部は土天井で構成されています。

大庫裏

• 写真：nakatani大庫裏内部

調理を始めとする仕事を行うための建物です。こちらも土天井で防火対策が取られており、広さと天井の高さが見どころとなっています。

周辺の観光スポット

• 高岡大仏
• 射水神社

高岡市には他にも「高岡大仏」や、敷地内に越中国一宮「射水神社」がある「高岡城」、「藤子F不二雄 ふるさとギャラリー」などたくさんの観光スポットがあります。日程に余裕のある方は、一泊して氷見や南砺に足を伸ばしてみるのもオススメですよ。