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【2】観光客の目を釘付け!地下鉄パフォーマー
NYの地下鉄構内では、様々なパフォーマーが存在します。特に、NY初訪問で地下鉄に乗った方はきっとビックリするかと思うのですが、NYの地下鉄車内では、ポールダンス系やアクロバット系のパフォーマーや、ミュージシャンなどが、パフォーマンスしています。
初めは迷惑そうにチラ見する乗客たちも、パフォーマンスが終わると拍手してチップ(だいたい1〜2ドル:約112円〜224円)を渡したりしています。一駅の区間という時間の中で、それも、すごく揺れる車内で、パフォーマンスの時間を綿密に計算し、電車が止まる直前でパフォーマンスを終わらせチップをもらう姿には圧倒されます。NYでしか見られない光景です。
NY地下鉄車内のパフォーマーの動画はコチラ♪
凄まじいポールダンスに圧倒されます!
【3】フォトジェニックな地下鉄に遭遇することも?!
路線によっては、車外と車内が広告ラッピングされている地下鉄が運行していることがあります。グランドセントラルとタイムズスクエアを行き来するSラインは、常時ではありませんが、広告ラッピングされることが多く、デザインが凝っているので乗っているだけで楽しくて、とてもフォトジェニックです。
【4】ご存知ですか?自動券売機と地下鉄車内の内装デザインは何と日本人が手がけています!
3K(危険で暗くて汚い)と言われていたNYの地下鉄を、“デザイン”の力で安全な地下鉄に変えた工業デザイナーがいます。日本人の宇田川信学(うだがわまさみち)氏で、2013年には「過去25年でもっとも影響力のあるニューヨーカー100人」にも選ばれたデザイナーさんです。
自動券売機のタッチパネル表示のデザインは、買い物で客と店が交わす会話のスタイルをヒントに、使う人の思いや要望に寄り添い、分かりやすさを追求。
地下鉄車内空間は、ドア横の仕切りを斜めにすることで子供達がハシゴのように登って遊ぶのを防ぎ、ステンレス製の柵を設置することにより降車時のバッグ盗難防止に。シートは汚れにくい素材にしたことで落書きを激減させ、床には汚れが見えづらく滑りにくい黒色の天然ゴムを使用。壁は白の樹脂素材を使用して明るく広く感じさせるなどの工夫が施されています。
宇田川氏は、地下鉄の緊急用のインターフォンもデザインしています。非常時に分かりやすいように背の高いもので、上部には赤や黄色ではなくブルーのランプが付いています。
デザインが持つ力によって、人の行動や振る舞いに影響を与え、快適性と犯罪防止につなげるだなんてすごいですね。それも日本人デザイナーがNYの地下鉄を再生させているだなんて、地下鉄に乗るたびに感慨深いものがあります。
TV番組で特集された際の宇田川信学氏の動画はこちら♪
【5】NYの無料ニュースペーパー「am NEW YORK」「metro」をゲットしよう!
地下鉄駅構内などで設置・配布されているNYの新聞は無料です。イベントの情報や、セール情報が掲載されることもありますので、ニューヨーカーのように入手して地下鉄車内で読んでみるのはいかがでしょうか。旅の思い出に持ち帰るのも良いですね。
ローカルニュース、芸能情報、スポーツ、クラシファイド(募集広告)を掲載。
★月曜日〜金曜日の毎日発行
metro
ローカルニュース、NYの事件や出来事など色々な情報を掲載。
★月曜日〜金曜日の毎日発行
終わりに・・・
今回の「NY地下鉄のアレコレ」のご紹介はいかがでしたでしょうか。
NYの地下鉄は冬になると駅ホームにネズミを発見することも多々ありますし、ニューヨーカーの車内での過ごし方はとても自由で、電話したりお弁当を食べたり、自転車と共に乗り込む人がいたり。日本の静かな地下鉄に比べると、カルチャーショックを受けてしまうかもしれませんが、観光中は移動時間短縮のためにも、地下鉄をうまく乗りこなすことをオススメします。
音楽やパフォーマンスも溢れる地下鉄車内で、日本では味わえないNYならではの時間を過ごしてくださいね。
※レートは2017年9月現在(1ドル=約112円)


















































