神奈川県・横須賀市は、約160年前に「黒船」で有名なペリーが来航した「開国のまち」。今回は、そんな横須賀で毎日運航されている、日米の艦船が見られる日本唯一のクルーズ「YOKOSUKA軍港めぐり」をご紹介します。
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「YOKOSUKA軍港めぐり」とは?
神奈川県の南東、三浦半島の中央部に位置する「横須賀市」。海のイメージが強い街ですが、浦賀の「ペリー来航」以来、日本の近代化のきっかけになった街、という一面もあります。
「YOKOSUKA軍港めぐり」は、海軍港として発展を遂げてきた横須賀港を、約45分間にわたり船でめぐるご当地クルーズ。迫力満点のアメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を、間近で見ることができます。案内人による解説つきで、船の知識がない方でも気軽に楽しむことができるのが魅力的。
クルーズを楽しむポイント
ここからは、クルーズをより楽しむポイントを5つにわけてご紹介します。乗船する前にぜひチェックしてみてくださいね!
【1】確実に乗りたいなら「予約」がおすすめ
2008年から定期航路がスタートした「YOKOSUKA軍港めぐり」は、2018年で10周年を迎えた人気クルーズです。特に土・日・祝日は混雑すること必至。当日券の販売も行っていますが、乗りたい日時が決まっているなら事前予約がおすすめです。
料金は大人1,400円、小学生700円、幼児は大人1名につき1名無料。運航は、10時~、11時~、12時~、13時~、14時~、15時~、16時~の1日7回(平日は15時の回まで)。乗船時間は約45分です。乗船の予約は「YOKOSUKA軍港めぐり」の公式サイト、または電話(046-825-7144)で受け付けています。空き状況も合わせて確認してみてくださいね!
【2】1階・2階どちらを選ぶ?
クルーズに使用する船は、定員約150~250名までの3種類。当日並んだ順番に乗船し、席を自由に選ぶことができます。臨場感を感じたい方には2階デッキ、ゆったりとクルーズを楽しみたい方には船内の1階席がおすすめ。それぞれの船の紹介はこちらからチェックすることができます。どの船に当たるかは当日のお楽しみ!
【3】個性豊かな「生解説」に注目!
「YOKOSUKA軍港めぐり」の大きな魅力が、専属の軍港めぐり案内人による「船内ガイド」です。乗船する回により、ちがった案内人による個性あふれるガイドを聞くことができます。
ちなみに筆者が乗船したときの案内役の方は、少しディズニーランドのキャストさんに喋り方が似ていたかも?テーマパーク気分で楽しんで見られるのも魅力的です。ぜひコンプリートを目指してみては?
【4】船の豆知識を増やそう
クルーズで見られる船は、その日のタイミングによってさまざま。海上自衛隊の潜水艦や護衛艦、米海軍のイージス艦、空母、砕氷艦(南極観測艦)、潜水艦など盛りだくさんです。
実物を眺めながら、艦船の名前や役割、そして歴史や観光案内などを分かりやすく生解説してくれます。なんとなく聞いたことがある単語でも「意外と知らなかった」という知識がたくさん。また、一部クイズ形式で船の解説をしてくれるので、印象に残りやすいところもポイントでした。さっそく誰かに話したくなっちゃうかも?
【5】お土産で思い出に残そう
よりクルーズを思い出に残すなら、船から降りたあとは汐入ターミナルに立ち寄ってみて。艦ごとに味が違うカレーを忠実に再現した人気の「海上自衛隊カレーシリーズ」や、長さ33.3cmの「空母チョコクランチ」など、ユニークなお土産がずらりと並んでいます。
斬新なお土産の数々は、思わずもらった人を笑顔にしてくれるものばかり。ラインナップはYOKOSUKA軍港めぐりグッズオンラインショップでチェックすることができます!
横須賀の魅力がぎっしりのクルーズツアーに出かけよう!
「船の知識がない」「軍港なんて難しそう」そんなイメージを持つ方でも気軽に楽しめるのが「YOKOSUKA軍港めぐり」。毎日運行しているので、友人同士やカップル、ファミリーなどで気軽に参加してみてください。きっと横須賀での思い出をより色濃く残してくれるはず!
- YOKOSUKA軍港めぐり
- 横須賀市 / 乗り物
- 住所:横須賀市本町2-1-12地図で見る
- 電話:046-825-7144
- Web:https://www.tryangle-web.com/naval-port.html