高屋神社は瀬戸内海に面した、香川県観音寺市にあります。天空の鳥居から見る景色が絶景すぎる!と、人気スポットに。本宮まで車で行けますが、今回はハイキング気分で天空の鳥居を一緒に目指しましょう!車での行き方も教えますよ!
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稲積大社高屋神社について
高屋神社は香川県観音寺市の稲積山山頂に本宮があります。その稲積山の麓に下宮が、中腹に中宮があり、地元では「稲積さん」の愛称で呼ばれています。
讃岐国延喜式内24社の1社で、とても古く由緒ある神社です。ご祭神は「邇々杵命(ににぎのみこと)」「咲夜比女命(さくやひめ)」「保食神(うけもちのかみ )」で、家内安全・商売繁盛・交通安全・厄除開運・学業向上・夫婦和合・安産の神・無病息災のご利益が得られます。
標高407mの山頂にある本宮からは、市内、瀬戸内の燧灘(ひうちなだ)と有明浜を一望する事ができ、晴れた日は石鎚山まで望むことができるそうですよ。絶景間違い無しのスポットですね!
天空の鳥居を目指してハイキング!
まずは、高屋神社の場所を引きで確認
上の写真は高屋神社のある稲積山を観音寺方面から引きで撮影したものです。高屋神社がどこにあるかわかりますか?
はい!こちらの写真の通り、駐車場から高屋神社までの勾配と距離が何となく分かっていただけると思います。実際に見ると、高屋神社の鳥居が小さく見えますよ。行かれる際はチェックしてみて下さいね!
それでは天空の鳥居を目指し、ハイキングに出発です!
スタートから中宮まで
稲積大社のちょうど裏側に駐車場はあります。
高屋神社と書かれた鳥居がありますので、これからの安全を祈願して出発しましょう!
まず、足元が舗装された桜並木の道を進んで行きます。
そして、石門が現れるのですが、その先の急勾配の道に心がひるみそうに。写真では分かりずらいですが、かなりの傾斜です。
急勾配を登ると、細くなりますが、舗装された道が続きます。石や落ち葉が沢山落ちていますが、まだまだ歩きやすいです。
程なくすると中宮へと到着します。中宮は、鳥居と小さな祠があるだけで、くぐる事はできませんでした。
そして、ここで楽しいハイキングは終わりです・・・。ここからは少々辛い道のりが続きます。
中宮から本宮まで
急斜面を登るためか、ジグザグに進む道がしばらく続きます。
木が生い茂っているので、どんぐりが沢山落ちているし、さらに小石も沢山落ちているので、足元が滑ります。特に帰りは注意が必要です。
途中で小さな橋があり、そこから下の景色を見る事ができます。
他の場所では木が生い茂っているため、ほとんど景色を楽しむ事ができませんでした。
そして、橋を渡り少し行くと木が倒れこみ、足元は川底のようなツルツルの土になってしまいます。さすがに、この景色を見て不安になりますが、後15分ほどです、がんばりましょう!
けもの道の様な、道なき道がしばらく続きます。本当にもう少しです!
そうすると、急に石段が現れます。
階段の先に小さく小さく、鳥居が見えます!
石段の途中、真ん中に大きな岩が鎮座しています。「ゆるぎの岩」と呼ばれ、指で押しても動くが落ちない岩と言われているそうです。参道の石段の中央に鎮座する岩なので、意味がある、重要な岩ではないかと思います。
絶景を見るまでもう少しですが、この最後の石段がとても大変です。石段もかなり古いのか、ガタガタとしている上に、一段が高めなので最後に残りの体力を振り絞る感じです。
下宮から本宮まではゆっくり登って、約50分ほどの道のりでした。そして、登りきった鳥居からの景色は絶景!
天空の鳥居で絶景を楽しもう!
鳥居越しには観音寺市内と瀬戸内海の燧灘(ひうちなだ)を見渡す絶景が目の前に広がります。
休憩所もあり、お弁当を食べる家族もいらっしゃいました。この景色を見ながら食べるお弁当は絶対おいしい!
景色を楽しんだら、本殿へ向かいましょう!看板にも「天空の社」と書かれていますよ。
本殿は大きくありませんが、きちんと手入れがされており、清々しい気分でお詣りができます。
神額も新しくなっていますね。無事にここまで来られた事にまず、感謝してみてるのも良いかもしれません。
最後にもう一度、瀬戸内の美しい景色を楽しんで、帰路に着きましょう。