庶民の代参をした犬
出典:tripnote.jp
金刀比羅宮の境内にある犬の銅像。江戸時代、庶民の旅行は禁止されていましたが、神仏への参拝はその限りではありませんでした。数ある神社仏閣の中でも伊勢神宮と並び、庶民にとって一生に一度の夢とまで言われた憧れの地が、金刀比羅神社と京都の東西本願寺だったのです。とは言え、江戸を中心とした東日本から西にあるこれらの社寺へのお参りは容易ではなく、当人に代わって旅慣れた人が代理で参拝に行くこともありました。これを「代参」と言いました。そして実は、代参をしたのは人だけではなかったのです。「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬が、飼い主の代参をすることもありました。 袋には飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていて、犬は旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ、目的地にたどり着いたと言います。このようなことから、「こんぴら参り」の代参をした犬は、特に「こんぴら狗」と呼ばれていたそうです
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こんぴら狗の写真
こんぴら狗の基本情報
※このスポット情報は2019年7月18日に登録(2020年11月24日に一部変更)した時点の情報です。
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