東京都墨田区にある東向島は、東武スカイツリーラインの愛称区間に含まれている地区です。今回は、下町感あふれる雰囲気で独特な魅力を放つこの街のお散歩コースをご紹介したいと思います。
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ザ・下町の東向島でお散歩しよう
外はいい天気。今日はどこへ行こう?そんな日は、東向島でのんびりお散歩はいかがでしょうか。東武スカイツリーラインの曳舟(ひきふね)駅、鐘ヶ淵(かねがふち)駅にはさまれたこの街は、のんびりとした魅力にあふれています。今回は、そんな東向島の王道お散歩コースのご紹介です。ぜひ参考にしてみてください。
ランチをするなら「ヴァチナーラ」
東向島駅から徒歩1分ほどの道沿いにたたずむイタリアン「ヴァチナーラ」。外観だけでも隠れ家感があって素敵ですが、一歩中に入れば木の温もりあふれるくつろぎの空間が広がっています。
ここのお店のランチセットは、メインのパスタ、前菜、ドリンクが付いてなんと税込1,000円。良心的な価格で、ボリューミーなイタリアンが食べられます。
前菜は、バルサミコソースがかかったサラダに自家製のハム。この自家製ハムが大きくて、前菜だけでも食べ応えが十分にあります。ジューシーで、あっさりとした味付けが美味です。
メインのパスタは3種類から選べます。この日は、野菜と生ハムを使ったパスタをチョイス。ごろごろ入ったズッキーニと生ハムの塩気がマッチして、ぺろりとたいらげられました。店内の雰囲気も落ち着いているので、のんびりおしゃべりを楽しんで、ついつい長居してしまいそう。ちなみにランチ営業は14時までです。
自然に触れるなら「向島百花園」
お散歩にぴったりの場所といえば、江戸時代につくられたという「向島百花園」です。こぢんまりとした庭園ですが、歩き疲れることなくちょうどよい加減で見て回れます。入園料は一般150円と、お財布にやさしいところもポイント。四季折々のさまざまな花が鑑賞できるので、花好きにももってこいの場所です。
また花だけではなく、青々とした竹林や、百花園の名物「ハギのトンネル」なども見どころ。9月には全長約30メートルにわたって花が連なるトンネルになるそうです。
なお、こちらの庭園は自然に近い状態で草花を見ることができる分、暖かい時期だと虫も多いため、虫除けスプレーなどは持参したほうがよいかもしれません。のんびりと自然に触れたい方は、ぜひ足を運んでみてください。
- 向島百花園
- 柴又・亀有・北千住 / 紅葉 / 庭園 / 桜の名所 / あじさい名所 / 梅の名所
- 住所:東京都墨田区東向島三丁目地図で見る
- 電話:03-3611-8705
- Web:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032....
歴史を学ぶなら「東武博物館」
東向島駅を降りて右手に進んでいくと、電車が停まっているのが目に入ります。もちろん使われていない電車なのですが、なぜここにおいてあるのか。その答えは、「東武博物館」があるから。博物館といっても堅苦しいものではなく、お散歩がてら、体験しながら電車の歴史を学べる施設です。
館内は8つのコーナーに分かれており、昔の保存車両などが展示されています。実際に車両の中に入ることもできるので、昔乗っていた方は懐かしんだり、お子様は今との電車のちがいを感じたりと、親子や家族で楽しむことができますよ。
暑い日や雨の日など「外でお散歩するのはちょっと…」というときにぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- 東武博物館
- 柴又・亀有・北千住 / 博物館 / 子供が喜ぶ
- 住所:墨田区東向島4丁目28−16地図で見る
- 電話:03-3614-8811
- Web:http://www.tobu.co.jp/museum/
訪れるたび魅力を発見できる街
いかがでしょうか。東向島には、おしゃれなランチや自然にあふれた庭園、親子で楽しめる博物館など、駅の近くだけでも意外な魅力がたくさんあります。また、少し歩けばスカイツリーが見えるので、お散歩しながら景色を楽しむのもおすすめです。あまり立ち寄ったことがないという方も、この機会にぜひ訪れてみてください。