プーケット周辺には、日帰りで行ける離島がいくつかあり、より澄んでいて綺麗な海を求め、多くの旅行者が訪れています。今回はその中でも、乾季にしか行くことができず、随一の透明度を誇ると言われるスリン島をご紹介します。
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乾季限定のスリン島
アンダマン海の北の端、ミャンマーとの国境に近い場所に位置するスリン島は、タイの国立公園に指定されており、乾季の11月〜4月しか行くことができない貴重な島です。
おすすめな理由
未開拓の地
スリン島には乾季にしか行くことができないため、未だ開拓されずに自然のまま残っている場所がたくさんあります。海は澄んでいてとても美しく、世界的にも絶好のスキューバダイビング、シュノーケリングスポットとしても有名です。
観光客の少なさ
プーケットからは、スピードボードで片道約3時間かかる距離にあります。そのため、スリン島ではなくもっとプーケットに近い島を選択する旅行者が多く、スリン島を訪れる観光客はそこまで多くはありません。ゆっくり過ごしたいという方にはおすすめの島です。
初心者でも安心!プーケット発シュノーケリングツアー
スリン島には、ツアー会社のツアーに参加して日帰りで行くのが一般的です。私は、「KKday」というツアー会社に申込みました。当日のツアーは、大手船会社の「WOW andaman」が運行します。ツアー料金は、1人3,080バーツ(約10,626円)で、保険、シュノーケリング用具一式、昼食、軽食、タオル、送迎、英語ガイド等が含まれます。
プーケットを出発
朝6時頃、ワゴンに乗りプーケットのホテルを出発します。約1時間でWOW andamanの船場に到着。着替えや朝食などを済ませ、案内があるまで待機です。案内が来たら、順次船へ乗り込み、いざ出発です!
スピードボードで約3時間。ようやく、スリン島周辺に到着します。スピードボードの速度は想像していたよりもかなり速かったです。酔い止めは必須!!薬は船乗り場の受付カウンターにもあるので、万が一ホテルで飲み忘れても安心です。
海の遊牧民「モーケン族」の生活を見学
まずシュノーケリングの前に、先住民族「モーケン族」が暮らす島へ向かい、彼らの生活を見学させてもらいます。モーケン族は、搾取や迫害などを受けながらも、伝統的な慣習を守るために、海上での移動生活を続けてきた民族です。
手作りのアクセサリーや雑貨を観光客に販売し、生計を立てているモーケン族の皆さん。彼らの貴重な暮らしぶりを見学できます。
彼らが住んでいる高床式住宅は、洪水が多く高温多湿のタイならではの工夫です。
シュノーケリング①
その後シュノーケリングスポットへ移動し、各自シュノーケルを楽しみます。時間はおよそ30分間。シュノーケリング初心者の私にとっては、体力的にちょうど良いかなと感じる時間でした。
のんびりランチタイム
シュノーケルの後は、国立公園のビーチへ移動して、ランチビュッフェ(アイスなどのデザート付き)をいただきます。食後は暫しの自由時間。ビーチでお昼寝や読書、お散歩、水遊びをして各々過ごします。
シュノーケリング②
体力が復活したところで、ボートへ戻り、最後のシュノーケリングスポットへと向かいます。一回目と同じように、約30分間シュノーケリングを楽しみます。海底は白い砂で、海の中はとても明るく澄んでいました!
ツアー終了
ここで全てのアクティビティが終了です。夕方、同じようにスピードボートで船場へ戻ります。着替えを済ませ、軽食をとりながらスタッフの案内を待ちます。ワゴンでホテルまで送り届けてもらったら、これにてツアー終了です。宿泊している場所にもよりますが、だいたい夜7時〜8時頃ホテルに到着となります。
おわりに
最後に、スリン島を訪れる際の注意点をまとめますので参考にしてみて下さい。
チップの習慣
タイにはチップを渡す習慣があります。送迎の運転手さんやツアーガイドさんなどへ、別れ際にチップを渡すことをお忘れなく。
持ち物
持って行ったものや身に付けていたものは、酔い止め・水着・帽子・サングラス・ビーチサンダル・日焼け止め・着替え・羽織ものです。送迎ワゴンの車内は、冷房がかなり効いています。また、シュノーケリング後は身体が冷えているので、羽織物を一枚持って行くと良いでしょう。
乾季限定のスリン島は、時間をかけて行くだけの価値があります。ぜひ一度訪れてみて下さいね!