台北で行列必至の超人気豚足店といえば、MRT松江南京駅近くにある「富覇王猪脚極品餐庁」です。食事時のお店の周りはとにかく人・人・人。地元民パワーに圧倒されそうになりますが、とろけるおいしさの豚足は並ぶ価値有りですよ。
この記事の目次表示
台北MRT松江南京駅近くの超人気豚足店「富覇王猪脚極品餐庁」
台北MRT松江南京駅近くの「富覇王猪脚極品餐庁(フーバーワンジュージャオジーピンツァンティン)」は、豚足料理の超人気店。台湾で豚足?と意外に思われるかもしれませんが、あまりのおいしさに、ここで豚足食べるためだけに台湾に行きたい!という方がいるくらいファンの多いお店なんですよ。
こちらは平日昼12時前の店舗の様子なのですが、びっくりするくらい人で埋め尽くされています。どうやって入店したらよいのだろう?と、観光客の立場としては圧倒されてしまうかもしれませんが、実は半数以上は持ち帰りのお客さんなのです。
店内でいただく場合は、この「内用(ネイヨン)」と書かれた列に並んで席が空くのを待つ形となります。さすがにここまで人が多いのはハードルが高い、という方は午前11時過ぎくらいに訪れてみるとよいでしょう。
参考までに、筆者は平日金曜日の午前11:25くらいに到着し、内用の待ち時間は0ですぐに入店することができました。この写真は食事後の12時頃に撮影したものです。もちろんタイミングにもよりますが、12時〜13時は混雑している可能性大です。
お店の各所にできあがったばかりの豚足や煮卵が無造作に置かれており、とてもおいしそうです。
注文の仕方
イートインの際の注文は、店先のカウンターに置かれている注文票に記入する形で行います。壁に掲げられているメニューなどを参考に、あらかじめ何を注文するか考えておいた方がよいでしょう。
記入を終えたらその場で会計を済ませ、注文票を店内で働いている店員さんに渡します。その際に「幾位?(ジーウェイ?)」と人数を聞かれるので、何人で来店しているかを伝えましょう。するとすぐに席に案内してくれます。
店内にはテーブル席がいくつかありますが、ひっきりなしに人が訪れるため、混雑時は相席になる可能性が高いです。
ボリュームたっぷりな絶品豚足
しばらくすると料理が運ばれてきます。ボリュームたっぷりでとってもおいしそう!
開店30分ほどで売り切れ!?霸王腿扣
こちらは「霸王腿扣(バーワントゥイコウ)」といって、豚の太ももの部分のお肉です。希少部位であることから1日に提供できる数が限られ、開店から30分ほどで売り切れてしまうことがほとんどです。一皿にたっぷりのお肉がのせられていてボリュームたっぷりです。一皿130元(約472円)。
お肉はびっくりするくらい柔らかく、一口いただけば肉の旨味がじゅわっと広がります。醤油ベースのたれは濃すぎることもなくちょうど良い味付けで、白いご飯との相性抜群。ちなみに白飯は別途注文する必要がありますので忘れずに!白飯は15元(約54円)です。
万が一この霸王腿扣が売り切れてしまったら、他の二つのお肉メニュー「霸王腿節」と「霸王腿蹄」から選ぶことになります。こちらもぷるぷるしていておいしい、と評判です。
スープやサイドメニューも一緒に
メインのお肉と一緒にスープやサイドメニューもぜひ注文してみましょう。スープは味噌汁の他に、冬の期間は「蘿蔔湯(大根スープ)」、夏の期間は「竹筍湯(タケノコスープ)」が提供されています。こちらの大根スープは35元(約127円)です。優しいお味で口直しにぴったり。
こちらは小菜類(サイドメニュー)の「潤油豆腐」で、厚揚げのような豆腐にタレがかかっています。1つ20元(約73円)。タレがちょっと濃いめですが、箸休めにちょうどいいです。
その他にも、苦瓜や燙青菜(茹で野菜)といった野菜メニューもいくつかあるので、お肉と一緒に色々注文してみてくださいね。
思い切って並んでみて!台北「富覇王猪脚極品餐庁」
台北の超人気豚足店「富覇王猪脚極品餐庁」。たくさんのお客さんでにぎわう様子に圧倒されてしまうかもしれませんが、思い切って並んでみると絶品の豚足料理を味わうことができますよ。台北旅行の際には、ぜひ挑戦してみてくださいね。
※記事内の元から日本円への換算は2018年10月現在のレートを利用しています(1元=約3.63円)。