台湾でぜひ食べたいグルメといえば小籠包!台北には数多くの小籠包店がありますが、安くておいしいと評判のお店が台北MRT大安駅近く「圓圓小籠湯包」です。ローカル感たっぷりのお店で、なんと一セイロ90元(約306円)で肉汁たっぷり熱々小籠包がいただけるんですよ。
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台北MRT大安駅近くの人気小籠包店「圓圓小籠湯包」
小籠包の人気店「圓圓小籠湯包(ユエンユエンシャオロンタンバオ)」は、台北MRT大安駅から徒歩圏内です。一見ここにお店があるとは気づかないくらい飾り気のない店構えですが、お昼どきになるとたくさんの地元民で賑わいます。
この写真は平日12時過ぎ頃の様子で、お店の前ではテイクアウトの方たちができあがりを待っています。混雑を避けたい方は、開店直後の11時半頃に向かうのがおすすめです。
お店の前に掲げられている看板を見てもわかるように、値段がとってもリーズナブル。台北で小籠包が一セイロ90元(約306円)というのは、とてもお得です。小籠包以外に、蒸し餃子や焼き餃子(鍋貼)などの料理も提供されています。スープの種類も豊富です。
厨房の横にイートインスペース有り
厨房の前にもテーブル席が少しありますが、厨房の横にあるイートインスペースが広々としていておすすめです。シャッターの隣にあって目立たないのですが、中に入るとテーブル席がいくつかあります。
注文は伝票に記入
注文はお店の前に無造作に置かれている注文票にテーブル番号と注文したいメニューを記入し、お店の方に渡します。ただし店員さんは厨房で忙しく作業しているため、どのタイミングで用紙を渡したらよいのだろうと躊躇ってしまうかも。店の方が外に出てきたタイミングで、ささっと渡しちゃいましょう。
注文を終えたら、席で料理の到着を待ちます。その間に、調味料コーナーで小籠包のタレや箸などを用意しておきましょう
熱々の小籠包は肉汁たっぷり!
こちらがお待ちかねの小籠包です。セイロの中にくるっと8個の小籠包が入っています。湯気がでていて熱々、とてもおいしそうです。
さっそく小籠包を一つ頂いてみると、肉汁がとにかくたっぷりと入っていることに驚きます。一口でいただこうとすると溢れてしまうかも。レンゲの上で割ってまずは肉汁だけを味わい、そのあとパクッと小籠包を口に運ぶ食べ方がおすすめです。肉の旨味がたっぷりで、食べる手が止まらなくなります。
冰綠豆湯は暑い日におすすめ
小籠包は、お好みのスープと一緒にいただくのもおすすめ。こちらは緑豆の冷たいスープ「冰綠豆湯」で、甘いデザート系のスープです。ほんのり甘くてひんやり感が心地よいこの緑豆スープは、暑い日にいただくのにぴったりです。
この記事を書いたトラベルライターから一言
台北にはたくさんの小籠包店があり、賑わっているお店はほぼハズレなしの美味しさなのですが、本格的な小籠包が90元で味わえるお店はそんなに多くないと思います。ここは地元民が毎日のお昼に気軽に利用するような、街中の小さな食堂という雰囲気です。
丁寧な接客や細やかなサービスを期待する方にはおすすめできませんが、台湾のローカルな雰囲気に溶け込んでみたい、コスパの高い台湾グルメを味わいたい、という方にはぴったりのお店ですよ。
※記事内の元から日本円への換算は2019年7月現在のレートを利用しています(1元=約3.4円)