今だからこそ行くべき!マルタ共和国・ゴゾ島の魅力

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   2017年8月14日更新

ヨーロッパの島国マルタ共和国にある小さな島、ゴゾ島。マルタ・ゴゾ島には、最も有名な観光スポットとして「アズールウィンドウ」がありましたが、このアズールウィンドウ、強風と高波による影響で崩壊してしまいました。マルタのシンボル的存在の消失は観光産業において大打撃となる、と報道されましたが、それでもゴゾ島には絶対行くべき、魅力的なスポットがたくさんあります!この記事ではアズールウィンドウの影でその存在が目立たなかった、ゴゾ島の絶景スポットをご紹介します。

マルタ共和国とゴゾ島の概要

マルタ共和国

ゴゾ島を含むマルタ共和国は、地中海に浮かぶ小さな島。面積は東京23区の半分ほどです。他のヨーロッパ諸国に比べると、マルタは日本人の間ではメジャーな国ではありませんが、ヨーロッパの人々にとっては人気のリゾート地として知られています。

歴史的にも重要な地域であり、マルタの首都・ヴァレッタはなんと町全体が世界遺産登録されています。

ゴゾ島

マルタ島本土の北側に位置するゴゾ島には、少し違った魅力があります。観光客で年中賑わうマルタより自然が豊かで牧歌的な印象。心なしか人ものんびりしていて親切です。マルタ島よりも更に小さな島なので、マルタ島の首都・ヴァレッタから日帰りすることもできます。

ゴゾ島へはマルタ島からフェリーで30分ほど。フェリー料金は一人4.65ユーロ(約596円・2017年8月現在)。大型のフェリーなので車でも乗船できます。
ゴゾ島へのフェリー公式サイト

  • ゴゾ島のフェリー乗り場

ゴゾ島の必見スポット

ヴィクトリアの町と大聖堂

ゴゾ島の中心の町・ヴィクトリアはどこもフォトジェニックで、歩いているだけでも楽しいです。
マルタ島のヴィクトリアに比べて人が少なく、ゆったりとしているのでカフェなどで景色を眺めながらゆっくりするのもおすすめです。

  • ヴィクトリアの小道

町の中心にあるゴゾ大聖堂(もしくはヴィクトリア大聖堂)の中のドームは、大聖堂としては珍しく「だまし絵」になっています。

  • ゴゾ大聖堂
  • 出典:www.flickr.comCitadella Cathedral, Victoria, Gozo by Jamie Hamilton
ゴゾ大聖堂

マルタ / 社寺・教会

 

住所:It-Telgħa tal-Belt, Ir-Rabat Għawdex, マルタ

Web:http://www.mtajapan.com/gozo.html

町を一望する大城塞 チタデル (The Citadel) 

ヴィクトリアの町にそびえ立つこの大城塞にはだれもが眼を見張ることでしょう。

迫力ある強固な城塞で、町全体を見渡せます。ゴゾ島は美しい景観を誇っていますが、海賊の略奪を繰り返し受けた悲しい歴史を持つ舞台でもあります。

地中海の中心に位置するこのゴゾ島は、昔、海賊の標的になることが多かったそうです。その対策・避難場所として作られたのがこのチタデルという大城塞でした。

  • 大城塞 チタデル
チタデル

マルタ / 建造物

 

住所:Citadel、It-Telgħa tal-Belt、Ir-Rabat Għawdex、マルタ

Web:http://www.mtajapan.com/gozo.html

奇跡の教会 タ・ピーヌ教会

バスに乗っていると、田園風景の中に突然現れるのがこの教会。

  • 出典:www.flickr.comЦерковь Та’Пину by Andrey Gaverdovsky

教会から聞こえてきた不思議な声によって人々の病気が治ったという言い伝えがあることから、「奇跡の教会」と呼ばれています。教会内部には、奇跡の声によって命を救われたといった内容の感謝の手紙が残っています。

小さな島の何もない土地に美しい教会があると、なんとなく不思議な感じがします。

  • タ・ピーヌ教会
タ・ピーヌ教会

マルタ / 社寺・教会

 

住所:a Pinu Sanctuary, Gharb GRB 1704 マルタ

Web:http://www.mtajapan.com/gozo.html

世界最古の神殿 ジュガンティーヤ神殿

マルタ・ゴゾ島は、旧石器時代から人が住んでいたことが確認されており、島内には巨石建造物が多く残っています。これは、ゴゾ島が世界から注目されている理由の一つでもあります。

この遺跡「ジュガンティーヤ神殿」はなんと5,600年前(!)に建造されたと言われており、世界的に最も古い宗教施設の1つとして世界遺産に登録されています。

実際に見てみると、神殿は巨大な石の一つ一つで構成されており、これらをどうやって運び、古代の技術でどのように神殿を造り上げたのか、想像が追いつきません。巨人が造ったという伝説に思わず納得してしまいそうなほど。

荒廃してはいますが、残っている巨石から半円形の建物であったことが想像でき、今でも残る小像や彫刻からここが礼拝する場所であったことが良くわかります。5,000年以上も前にどんな人達がどうやってこれを作り、どうやって生活していたのか…考えるだけでわくわくします。

ジュガンティーヤ神殿

マルタ / 観光名所 / 遺跡・史跡

 

住所:Triq John Otto Bayer, Ix-Xagħra 2161 マルタ

Web:http://heritagemalta.org/museums-sites/ggantija-te...

ゴゾ島内の移動手段

ゴゾ島内には公共の交通機関が少ないため、移動するには「ホップオン・ホップオフバス」という観光バスの一日乗車券を購入して利用するのが効率的でオススメです。

「ホップオン・ホップオフバス」は乗り降りが自由で、ゴゾ島内の有名な観光地を一日に何度も循環しています。またバスはオープントップ仕様となっているので、移動中に街の景色が堪能できますし、自動の音声ガイドも付いています。一日乗車券の料金は20ユーロ(約2,566円)です。

  • オープントップの観光バス、2階から

観光バス以外には、レンタカーか、グループであればタクシーをチャーターするのも便利でしょう。ゴゾ島への滞在が一日のみで少人数なら、観光バス「ホップオン・ホップオフバス」を利用するのがお得です。

おわりに

無くなってしまったアズールウィンドウですが、元々高波によって削られてできた洞窟であるため、徐々に削られて崩壊するのは時間の問題とされていました。

2017年3月、強風と高波による影響でついに崩壊してしまったことは、以前訪問した際にその美しさに胸を打たれた筆者としてもとってもショックな出来事でした。

  • 今は無きアズールウィンドウ(2015年5月撮影)

最大の目玉である観光名所・アズールウィンドウを失ってしまったゴゾ島ですが、それでもその歴史的価値と美しさは、一生のうちに行くべき場所の一つとして数えられると思い、この記事を書きました。

むしろ観光客の減少が懸念される今だからこそ行って欲しい!ヨーロッパ旅行の際は、ぜひマルタ・ゴゾ島を候補に入れてみてください。

ゴゾ島

マルタ / その他スポット

 

住所:gozo,malta

Web:http://www.mtajapan.com/gozo.html

この記事で紹介されたスポットの地図

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※この記事は2015年5月24日の取材に基づき公開した情報です。
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トラベルライター
放浪癖あり まじめ会社員

隙あらば海外に繰り出すサラリーマントラベラーです。
旅行のことを考えるのは三度の飯より好き。仕事も好き。

名所を回って観光するだけでなく、現地の人とコミュニケーションを取りながらその文化や考え方を味わう旅を目指しています。
いろんな土地の魅力をガイドブックにはない観点から伝えられればと思います。

https://solotravelto.wordpress.com/

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