数々のNY映画に登場し、ニューヨーカーにも観光客にも愛されている「ニューヨーク公共図書館(ニューヨーク・パブリック・ライブラリー)」。誰でも無料で入館でき、館内併設のライブラリーショップにはNYのお土産にぴったりのアイテムが大充実!蔵書、建築が素晴らしいだけではない、ニューヨーク公共図書館の魅力を、ロケ地として使われた映画も交えてご紹介します。
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ニューヨーク公共図書館(The New York Public Library)とは?
1911年に竣工したニューヨーク公共図書館(本館)は、NYにある4つのリサーチ図書館と、88の分館の頂点となる場所です。グランドセントラル駅からも近く、ブライアントパークの隣に位置し、観光名所としても知られています。
利用者数は年間約180万人、所蔵約5,200万冊。アメリカで2番目、世界で4番目に大きいと言われている図書館ですが、NY市が運営しているのではなく、民間からの寄付によって成り立っている公共の図書館です。誰でも無料で入館可能です。
シンボルのライオン像、ゴージャスな館内は必見!
正面入口にある2体のライオン像は、大理石でできています。このライオン像はNYでもっとも市民に愛されている像として親しまれており、季節によっては、NYの野球チームのキャップをかぶったり、ホリディシーズンにはクリスマスリースが飾られたりして装いが変わります。
建築様式は、グランドセントラルターミナルと同じボザール様式です。館内に入った瞬間、図書館とは思えない豪華な雰囲気に圧倒されてしまいます。
1Fにはカフェやライブラリーショップがあり、2Fの廊下には歴史の展示物が飾られています。3Fに行くと、2つのリーディングルーム(読書室)があります。
見所スポット①:3Fロビー天井の巨大壁画
階段で3Fまで行くと、ロビー天井の巨大壁画に圧倒されます。ギリシア神話の中でプロメテウスが人間に火を与えた様子が描かれています。
見所スポット②:ローズ・メイン・リーディングルーム
3Fにある「ローズ・メイン・リーディングルーム(通称:ローズルーム)」と呼ばれる読書室は、天井に美しい青い空と雲が描かれ、静かな空間でありながらも、なんともゴージャスな雰囲気です。
天井から吊り下げられた巨大シャンデリアには思わず見とれてしまいます。ずらりと並んだオーク材の長テーブルも美しく、静かで落ち着いた雰囲気です。調べ物や勉強がはかどりそうですね。
ローズルームの様子は、タイムラプス動画でも公開されています。
見所スポット③:エドナ・バーンズ・ ソロモンルーム
ローズルームのお向かいにある「エドナ・バーンズ・ ソロモンルーム」と呼ばれる読書室は、壁に肖像画が飾られ、インテリアの雰囲気もローズルームとはちょっと違う雰囲気です。以前、ローズルームがリノベーションのため工事中だった時に、この部屋がリーディングルームとして多くの人々に利用されていたそうです。
ライブラリーショップはハイセンスなNYのお土産の宝庫!
1Fにある細長いライブラリーショップには、センスの良いライブラリーグッズが充実しています。NYライブラリーが開発したオリジナル商品をはじめ、NYモチーフのおしゃれな雑貨や、NYに関する書籍や写真集など旅行客には嬉しいアイテムがいっぱいです。
NYライブラリーオリジナル商品は一番人気!
NYライブラリーのシンボルであるライオンがデザインされたトートバッグやマグカップは、お土産としても人気のあるアイテムです。ライオン像のマグネットやブックエンドも素敵です。
NYモチーフのリーズナブルな雑貨はお土産にぴったり!
NYをモチーフにしたメモ帳、マグネット、オーナメント、NYのイラストポスターなどは6ドル以下で購入できる嬉しいアイテムです。
エンパイアステートビルやクライスラービル、イエローキャブが塩胡椒入れになったキッチンアイテムや、観光名所がイラストになった可愛いポーチもお手頃価格!あれもこれも女子ウケしそうなものばかりです。
NYに関する写真集や書籍も豊富です!
NYに関する写真集や書籍もずらりと並んでいます。キッズ向けのNYの観光名所が飛び出すポップアップ絵本は大人でも欲しくなる一冊。「NYで読書するイケメン」の写真を集めたカレンダーも売られています。