ニュージーランド南島の東海岸に位置するクライストチャーチ。市内の見どころが徒歩圏内に集中しているため、1日で観光スポットをまわることができます。2011年2月におきた地震からの復興を感じながら、のんびり歩いてまわれる見どころ6か所をご紹介します。
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1.ハグレー公園
クライストチャーチ市街の西に位置する広大な公園。その面積は何と165ヘクタール。東京ドーム約35個分に相当します。公園内にはエイボン川が流れ、ゴルフコースやテニスコート、ニュージーランドらしさを感じるラグビーコートも。緑溢れる公園内は、のんびり散策するだけで気持ちがリフレッシュします。
2.クライストチャーチ植物園
1863年に開園した歴史ある植物園。ハグレー公園に隣接しており、入園料は無料です。
国内外から集められた1万種類以上もの植物が植えられています。日本では目にしないような木々やアジサイ、ダリアやハーブ園など季節の花々を楽しむことができます。中でも春から夏にかけての時期は、250種ものバラが見られるバラ園がおすすめです。
- クライストチャーチ植物園
- ニュージーランド / 公園・動植物園 / 植物園
- 住所:City Centre Rolleston Ave, Christchurch Central, Christchurch 8013地図で見る
- 電話:03-941-7590
- Web:https://ccc.govt.nz/parks-and-gardens/christchurch...
3.カンタベリー博物館
マオリ文化やカンタベリー地方開拓の歴史のほか、アジアやヨーロッパの歴史的な資料が展示されています。
絶滅した巨鳥モアの標本や、国鳥キーウィのはく製。クライストチャーチ近郊で発見された身長160センチ(!)もの巨大ペンギンWAIPARA GIANT PENGUINの復元など、興味深い生き物の展示も必見です。
また、クライストチャーチは南極への玄関口であることから、南極探検の歴史が分かる資料展示もあります。ぜひ時間に余裕をもって、じっくりとニュージーランドの歴史や生き物を学んでみてください。
なお、こちらの博物館の入館料は決められた額はなく、寄付制となっています。
4.クライストチャーチ大聖堂
クライストチャーチのシンボル的存在だった大聖堂は、2011年2月に起こったカンタベリー大地震により倒壊しました。
2017年に修復することが決定しましたが、修復期間は約10年かかるとされ、2020年1月時点でもまだ周囲がフェンスで囲われたままでした。現在はまだ地震の痛ましさ残る姿ではありますが、今後、再建される新しい大聖堂が復興の証となることを願います。
- クライストチャーチ大聖堂
- ニュージーランド / 社寺・教会 / 教会
- 住所:クライストチャーチ大聖堂 Christchurch Central, Christchurch 8011 ニュージーランド地図で見る
5.カードボード・カセドラル
地震で倒壊したクライストチャーチ大聖堂に代わり、臨時で建てられたのがカードボード・カセドラル(紙の教会/クライストチャーチ・トランジショナル大聖堂)です。こちらの教会は、日本人の建築家、坂茂(ばんしげる)氏によって設計されました。
名前の通り、こちらの教会の特徴は柱に防水性の高い不燃性の高い紙管が使用されています。紙ではありますが、耐久性は50年もあるそうです。十字架や、テーブルの足なども紙が使用されています。ステンドグラスからの光も温かく、仮設とは思えぬほど神聖な空間となっています。
- クライストチャーチ・トランジショナル大聖堂
- ニュージーランド / 社寺・教会 / 教会
- 住所:クライストチャーチ・トランジショナル大聖堂 234 Hereford St, Christchurch Central, Christchurch 8011 ニュージーランド地図で見る
6.ニュー・リージェント・ストリート
1932年に作られた小さな商店街。両側にこじんまりとしたカラフルなお店が並び、写真スポットとしても人気です。
非常に短いストリートなので、端から端まで歩いても10分とかかりません。お土産屋さんをのぞいたり、道の真ん中を走るトラムを見ながらカフェでのんびり過ごすのがおすすめです。
- ニュー・リージェント・ストリート
- ニュージーランド / 町・ストリート
- 住所:ニュー・リージェント・ストリート・プリーシンクト New Regent St, Christchurch Central, Christchurch 8011 ニュージーランド地図で見る