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二戸を観光したら温泉宿に泊まろう!
二戸市内を散策したら二戸の温泉を堪能しましょう!二戸にある「金田一温泉」は、別名「侍の湯」とも呼ばれ、古くは南部藩の指定湯治場だった歴史ある温泉地です。泉質は低張性アルカリ単純泉で体の芯まで温まりますよ。また、ここの温泉地には座敷わらし伝説が今も残っている面白い温泉地でもあります。
座敷わらしって何?
座敷わらしは座敷や蔵に住み着いて家を守る神霊と言われています。子供の姿をしていて家人に悪戯を働くそうです。また、見たものには幸運が訪れるとも言われています。
金田一温泉 緑風荘
金田一温泉にはいくつかの温泉宿がありますが、今回はその中の一つ緑風荘をご紹介します。緑風荘は2009年に火事で消失しましたが、その後再建され、今も座敷わらしが出ると有名なお宿です。また、現在も沢山の不思議な体験談が語り継がれています。
チェックインをしたら座敷わらしにご挨拶?
チェックインを済ませたら、館内を散策してみるのも面白いかもしれません。緑風荘内には、槐(えんじゅ)の間というお部屋があります。
ここは、以前の緑風荘で座敷わらしが目撃されている部屋を再現した部屋で、現在は共用スペースとして解放されています。宿泊する方の中には、おもちゃやお菓子をお供えしている人もいて、筆者も本当に座敷わらしが居るのではと思ってしまいました。
敷地内には座敷わらしの神社も
中庭には、緑風荘の座敷わらし「亀麻呂」を祀った神社と稲荷神社があります。お宿に泊まるなら、ぜひ参拝してみてください。なお、お宿のフロントでは御朱印も承っているそうです。
食事は地元の美味しいものを
食事は会場食となり、地元や近隣地域の食材を使ったお料理をいただくことができます。また、二戸地域でしか出回っていない「きらほう米」を食べることができるので、宿泊する際にはぜひ食事付きで泊まることをオススメします。
宿でのんびりとした時間を
緑風荘の周りにはコンビニやお店などはないため、温泉に入ってお部屋やロビー、槐の間などでのんびりとした時間を過ごすことができます。筆者は、座敷わらしに会えることを期待しつつ、館内でゆったりとした時間を過ごしました。
- 座敷わらしの宿 緑風荘
- 二戸市
- 住所:岩手県二戸市金田一長川41地図で見る
- Web:http://www.zashiki-warashi.co.jp
帰る前にお土産選び
お宿をチェックアウトしたら、帰る前に二戸駅に隣接する「なにゃーと」でお土産を購入してみるのもいいかもしれません。二戸市には、酒蔵「南部美人」や、激甘スイーツ「日光パン」など様々なお土産があります。
筆者は、瀬戸内寂聴さんが名付けたお菓子「たらちね」や、二戸産の果物や野菜で作ったドレッシングを購入しました。
「たらちね」は甘さ控えめの餅菓子でお茶によく合います。この他にも様々なお土産がありますので、二戸を訪れた際に気になる一品を見つけて購入してみてください。
- カシオペアメッセ・なにゃーと
- 二戸市 / おみやげ屋 / 展望・景観 / 展望台
- 住所:岩手県二戸市石切所森合68地図で見る
- 電話:0195-23-7210
- Web:http://www.nanyato.com/
二戸の景色を楽しみ座敷わらしの宿に泊まって
筆者は今回二戸を訪れて、うるしコーヒーを飲み、二戸の景色や城跡を楽しむことができました。座敷わらしに会えたのかは分かりませんが、宿の宿泊はとても居心地が良く、ハッピーな出来事や面白い体験ができ満足度の高い滞在となりました。金田一温泉に滞在して目に見えない何かに思いを馳せながら、旅を楽しむのも良い思い出になりそうですよ。
なお、二戸市は岩手県内や青森方面へのアクセスもしやすいので、北東北の旅の拠点にしてみるのもいいかもしれません。