フィリピンフードってどんなもの?日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、新鮮な海鮮料理やフルーツなどなど、フィリピンは美味しいグルメの宝庫。「レストランもいいけど、せっかくなら地元のものが食べたい・・・そう、できるだけ安くて美味しいものを」そんな時は、いざストリートへ出掛けよう。予算はズバリ100円だ!
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「タホ」を売る、銀のバケツ男を探すべし!
フィリピンの街中を歩いていると、なにやら大きなバケツをぶら下げた男の人たちの姿がちらほら。「タホ〜タホ〜」と叫んでいる彼らを見かけたら、勇気を出して声をかけてみましょう。そう、実はこれこそフィリピン人が大好きなローカルスイーツ「タホ」です。
お豆腐スイーツ「タホ」
バケツの片方に入っているのは、熱々のお豆腐。
スプーンで豪快にすくったあとは、ぷりぷりのタピオカを。そこにもう一つのバケツに入っている黒蜜シロップをたっぷりかけて出来上がり。
肝心のお味はというと・・・激ウマです♥
ツルリとした滑らかなお豆腐とタピオカがベストマッチ!日本人にはなかなか想像がつかない組み合わせかもしれませんが、これがとっても美味しいのです。イソフラボンと甘さ控えめの黒蜜が女性にも嬉しいですね。
そして気になるお値段は・・・大=20ペソ(約45円)、小=10ペソ(約22円)。・・・うーん、安い!!
しかし、すべてはおじさん次第
「売り歩き」ということで、食べたい時に必ず「タホおじさん」に会えるとは限らない。そう、すべてはおじさんの気分次第・・・。
そこで出没時間帯を狙いましょう。マニラで地元の人に聞いたところ、朝7〜8時頃、出勤通学時に多く出没するとのこと。特に学校、オフィス、駅前などが狙い目なのだそう。ホテルで朝食よりも、地元の人々と一緒にタホをゲットして、元気に1日をスタートさせてみてはいかが?
無敵の美味しさフライドバナナ
世界有数のバナナ生産量・出荷量を誇るフィリピンだからこそ、スイーツも充実。「揚げバナナなんて・・・」などと思うなかれ。想像を超える美味しさ、ここにあり!
とろ〜りとろける「バナナ・トゥロン」
あちこちの屋台でゲットできる、フィリピンのストリートフードを代表する一品。
カリカリっとした食感の秘密は、春巻きの皮。一口噛むと、クリスピーな皮の中からトロトロのバナナが溢れ出して、これまた絶品の美味しさ。
筆者ATAがトライしたものには、ジャックフルーツも入っていて、美味しさUPでした。1本=10ペソ(約22円)なり!
焦がしキャラメル「バナナ・キュー」
ご覧の通り、「揚げバナナの串刺し」です・・・。
「なんだか味が想像できるよ」という声がみなさんから聞こえてきそうですが、ご安心を。ただの揚げバナナではなく、"キャラメルバナナ"なんです。カリッカリッと焦がしたキャラメルバナナは、まるでクレームブリュレ。大満足の美味しさで、1本=10ペソ(約22円)なり!
歩き疲れたら「ハロハロ」で休憩しよう
暑〜いフィリピンの街中で、歩き疲れた時にぴったりなのがキンキンに冷えた「ハロハロ」。日本でも某コンビニで売っているので、その名前を知っている人も多いかもしれません。
紫色の「タロイモ」アイスは甘さ控えめで◎ なめらかプリンと豆の下には、キンキンに冷えたかき氷。タガログ語で「ハロハロ」は「混ぜ混ぜ」という意味だということで、豪快にミックスして召し上がれ!
屋台でもゲットできますが、見つからない時には、フィリピン街中あちこちにあるファーストフードChowkingのハロハロがおすすめ。サイズいろいろ、47ペソ(約94円)〜!
ローカルフードも充実
おしゃれなレストランで食事もいいけれど、小腹が空いた時には屋台でローカルフードがおすすめ。マニラ市内あちこちで屋台が開かれていますが、ここでは北部の高原都市「バギオ」の夜市を紹介します。
日も暮れた20〜21時頃、あちらこちらから出店が現れ、ストリートは瞬く間にフィリピーノたちで溢れかえります。地元の人たちと肩を並べて食べてみましょう!
「フィッシュ・ボール」
日本でいう「かまぼこ」。魚、タコ、イカ、野菜など、いろんな味が選べます。好きなものを選んで、店のおばちゃんおじちゃんに渡せば、その場でカラリと揚げてくれます。
店頭に置かれた酢や甘辛餡かけソースをかけて頂きます。外はカリカリッ、中はふんわり。ちょうどいい塩加減は、ビールのつまみにも最高!
1本=5ペソ(約10円)だから、何種類でも食べたくなっちゃうこと、間違いなし!
ヘルシーな「パンシット」
つるつるの春雨と野菜の炒め物。オイスターソースのような、コクのあるソースが決め手です。シークワーサーをかけていただくと美味しさUP!
春雨だから、カロリーが気になる女性でも安心して頂ける一品。こちらは、5人前の大皿で130ペソ(約260円)。ということは・・・一人あたり約52円!
絶品ラーメン!「マミ」
最後にご紹介するのが、ぜひ屋台で試して欲しい「マミ」。日本でいうラーメンです。
こちらのお店のマミは、牛スープ味。注文すると、じっくりとダシをとった熱々スープを注いでくれます。麺はコシのある固麺で、スープとよく絡みます。半熟卵を混ぜれば、まさに絶品!大満足の一杯は25ペソ(約50円)なり!
ルソン島北部を旅した時には、ぜひ「バギオ」夜市にも出かけてみて!
- バギオ ナイト マーケット
- フィリピン / 市場・朝市
- 住所:Harrison Rd, Baguio, Benguet, フィリピン地図で見る
- Web:https://www.facebook.com/baguionightmarket/
フィリピングルメの真髄はストリートにあり!
いかがでしたか?フィリピーノたちと肩を寄せ合って食べる地元グルメには、美味しい発見がたくさん。フィリピンを旅行するなら、小銭を持ってストリートに出掛けましょう!