この記事の目次表示
【11】旧杏華堂石田医院座敷蔵
最初に紹介した「町並み案内所ほたる」の隣にあるのが、旧杏華堂石田医院の座敷蔵。石田家は昭和の末まで9代も続いた名医の家柄だそうです。診療棟や主屋は解体されましたが、座敷蔵だけが残っています。柱には、国産では最も堅いとされる栗の木が使用されています。
定休日:年末年始
見学料:無料
※予約不要
- 旧杏華堂石田医院座敷蔵
- 横手市 / 建造物 / 歴史的建造物
- 住所:秋田県横手市増田町増田字上町56地図で見る
- 電話:0182-23-6331
- Web:http://masudakankou.blog.fc2.com/blog-entry-84.htm...
【12】山中吉助商店
蔵は開放していませんが、店内には、足元から天井、壁のあらゆる場所に、昔の工具や取り扱っていた商品、雑貨などが所狭しと並んでいて、宝探しのような気分になります。
定休日:不定休
見学料:200円
※要予約、国登録有形文化財
【13】旬菜みそ茶屋くらを
美味しい麹料理や、麹茶が頂ける「旬菜みそ茶屋くらを」の奥には、お酒の仕込み蔵だった内蔵の躯体部分が残されています。提供されるランチメニューなどについては、前編の記事でご紹介しています。
定休日:水曜日
見学料:無料
※要予約、国登録有形文化財
【14】升川商店(旧栄助商店)
戦前は、炭や荒物を販売していた商家で、内蔵は明治から大正期に建てられたと言われています。現在は「升川商店」が所有し、和装雑貨店を経営しており、古着や民具、骨董品などを扱っています。
定休日:不定休
見学料:200円
※要予約、国登録有形文化財
【15】佐藤多三郎家
佐藤家は明治以前から反物を扱う商家でしたが、先々代当主が医院を開業し、昭和58年に閉院するまで地域医療に貢献しました。明治時代後期に建てられた座敷蔵は補修され、新築された家屋の中で現在も生活されています。
定休日:不定休
見学料:200円
※要予約、市指定文化財
【16】下夕堰(下関)
こちらは蔵ではありませんが、成瀬川の水を十文字町方面へ流している用水堰です。ちょうど町の中央部に位置しています。生活用水や防火用水に利用される増田には不可欠の堰で、もともとは増田城のお堀の水として活用されていました。
【17】増田町朝市通り
佐竹藩の公認で約360年前(寛永20年)から始まったと言われている朝市は、毎月2.5.9のつく日、7:00~12:00に、開催されます。かつては、増田城の武士達が日常生活を営むため、物資の調達が行われたものと言われています。朝市には近郊の農家や商店から50あまりの店が出店し、新鮮な季節の野菜が並びます。
【18】まんが美術館
1995年にオープンした、日本で初めて漫画をテーマにした「まんが美術館」。保存地区から間もない場所にあります。『釣りキチ三平』で有名な漫画家、矢口高雄氏が増田町出身であることから建てられています。2019年5月にリニューアルオープンしました。
- まんが美術館
- 横手市 / 子供が喜ぶ / 美術館 / 穴場観光スポット
- 住所:秋田県横手市増田町増田字新町285地図で見る
- 電話:0182-45-5569
- Web:http://manga-museum.com/
最後に
増田町観光協会の公式サイトには、公開家屋一覧や町のマップもあります。また、蔵の中には予約が必要な家、見学が有料の家など、見学条件に違いがあります。随時変更もありますので、事前に公式サイトをご確認の上、お出かけください。