写真：トラベルライター普段は節約生活をしている人も、たまには豪華な食事がしたいと思うのでは？記念日や接待などの特別な食事をするのにおすすめなのが、大人の街銀座で贅沢な会食を提供している「懐食みちば」です。お値段は少し張りますが、その値段も納得のお料理が次々と運ばれてきます！では、早速「懐食みちば」を覗いて見ましょう！
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そもそも会席料理とは？
※会席料理イメージ
日本の伝統的な料理には本膳料理、懐石料理、会席料理の三種類あるそうです。本膳料理とは室町時代に始まった一番古い形式で、現在ではほぼ廃れてしまい、結婚式や葬式で見られるだけです。他の二つは本膳料理からそれぞれ異なる目的のために発展しました。
懐石料理とはお茶会で出されるもので、空腹に抹茶を飲んで気分が悪くなることを避けるための軽食です。一方で会席料理は、お茶ではなくお酒を楽しむために出される豪華な食事であり、元々は俳句の席で用いられていました。
懐石と会席は同音異義語であることから混合されることが多いですが、本来は異なるものなんですよ！今回紹介する「懐食みちば」で出されているのは、会席料理となります。
銀座の会席料理店「懐食みちば」
今回おすすめする会席料理店は、銀座にある「懐食みちば」です。このお店はかつての人気テレビ番組『料理の鉄人』にも出演していた、道場六三郎さんが経営するお店です。ランチとディナーの両方がありますが、今回はディナーをご紹介します。
ディナーには、むつみコース(10,000円)、懐コース(12,000円)、特別コース(15,000円)の三種類があり、季節の食材を使用しているため毎月異なるメニューが提供されます。とは言っても、どんなメニューが出てくるのか気になりますよね？
では今から、参考までに定番コースである「懐コース」の2018年9月のメニューをみていきましょう！
豪華な会席料理の内容とは？
ワクワクが止まらない品数
- 写真：トラベルライター手前から時計回り：床節磯焼き、里芋豊年万頭、チーズ黄金焼、〆魚握り、菊菜浸し/木の子、蟹サフラン寄せ、新いくら茶碗蒸し
会席料理とだけあって、コース料理の品数はかなりのものです。2018年9月のメニューでは前菜から始まって、御碗、刺身、焼物、煮物、強肴（しいざかな）、食事、水菓子と計8つの料理が提供されました。煮物が揚物に変わったりなど、月によって異なるようです。
お料理は比較的テンポよく、順番に運ばれてくるので、ワクワクしながら待ちつつも待ちくたびれることはありません。
- 写真：トラベルライター強肴の和牛炙り石蒸し。中は綺麗なレアです！
「強肴」や「食事」は自分が好きなものを数ある選択肢の中から選ぶことができます。複数人で訪れて異なるメニューを選択すれば、さらに多くのお料理を見ることができますね。
ヘルシーかつボリューミー！
- 写真：トラベルライターお食事にはお腹に優しい雑炊も
伝統的な日本料理ですから、季節の食材の本来の味を活かした健康的なお料理です。お腹に重たい食べ物が多くなっている近年だからこそ、日本料理を嗜む意義も大きいのではないでしょうか。
健康的というと、特に男性からしてみるとお腹にたまらないような気もするかもしれませんが、そんなことはありません。一つ一つの量は少なめですが、次々に出てくるお料理を食べていると、7つ目の「食事」にたどり着く頃にはかなり満腹になるはずです。
ユニークな料理
- 写真：トラベルライター味噌漬焼豆腐(帆立、海老、すだち)
「懐食みちば」では、お料理はシンプルですがユニークです。帆立、海老、すだちが使われている味噌漬焼豆腐は、熱々の石の上に昆布、その上に豆腐等が乗っています。見た目も綺麗なので、目でも舌でも楽しめるお料理になっています。
ドリンクも忘れずに
- 写真：トラベルライターこんなおしゃれな日本酒が出てきたら、気持ちも高鳴りますね！
さて、コース料理をご紹介しましたが、先述したとおり会席料理は元々お酒を嗜むためのお料理です。ぜひお料理のお供に、数あるお酒の中からお好みの物を選んでみてください。
お酒が苦手な方には、もちろんソフトドリンクもあります。おすすめはゆずジュースです。スッキリする新鮮なゆずの味は病みつきになります！ビタミンも豊富で、おいしさと栄養の両方をカバーしていて一石二鳥のドリンクです。
お水だけでもいいですが、せっかく会席料理を楽しむならドリンクも手を抜かないのがおすすめです！
