【兵庫】あじさいやラベンダーも！初夏の神戸布引ハーブ園を訪ねよう

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• 神戸市にある神戸布引ハーブ園
• アジサイやラベンダーも！初夏の園内を散策しよう
•    アジサイ
•    ラベンダー
•    ハーブ類
•    ヘメロカリス・ユリ
•    バラ
•    グラスハウスの花や植物
• 景色を楽しみながらカフェで休憩しよう
• おわりに

神戸市にある神戸布引ハーブ園

• 写真：ゆきたか

神戸布引ハーブ園は、神戸市にある大型の植物園です。園内には、山の斜面を活かした散策路のほか、グラスハウス（温室）もあり、一年を通して様々な花や植物を鑑賞することができます。

小高い山の上にあるので、景色も素晴らしいです。ハーブ園にアクセスするためのロープウェイ、園内の展望テラスからは、神戸市街や海を一望する景色が楽しめます。カフェやショップもあるので、植物にあまり興味のない方でも楽しめるのが魅力です。

アジサイやラベンダーも！初夏の園内を散策しよう

アジサイ

• 写真：ゆきたか

アジサイは、初夏の神戸布引ハーブ園では、代表的な花と言えるでしょう。山頂側にある「林の小径」周辺では涼しげなアジサイの花が多数咲き、訪れた人がカメラを向けています。

• 写真：ゆきたか神戸布引ハーブ園に咲くガクアジサイ。小さな花の周りにガクが付いているのが特徴です。

花の色も、薄紫、青、水色など、さまざまです。また、写真のようなガクアジサイも見られます。通路が狭く階段もあるので、譲り合いながら、足元に注意して写真を撮ってみてください。

• 写真：ゆきたか

このように、傾斜のある森の一面に咲いている場所もあります。やや鬱蒼とした森に、鮮やかなアジサイがたくさん咲く様子は幻想的で、思わず足を止めて見入っている人もいます。

• 写真：ゆきたか

園内では他にも、四季の庭などでアジサイの花が見られます。白いアジサイも咲いているので、探してみてください。アジサイの見頃は、例年6月中旬から7月下旬頃となっています。

ラベンダー

• 写真：ゆきたか

初夏に花を咲かせるラベンダーも、人気の高い植物です。こちらでは、5月下旬から7月上旬頃まで鑑賞することができます。

• 写真：ゆきたか

山頂側にあるラベンダー園では、薄紫色の可憐な花が多数咲いています。筆者が訪れた6月下旬頃には、ちょうど見頃を迎えており、花の摘み取り体験も開催されていました。

• 写真：ゆきたか

ラベンダーは花も美しいですが、爽やかな香りが楽しめるのも魅力です。ハーブの女王とも呼ばれるラベンダーの、花と香りを堪能してみてください。

ハーブ類

園内では、ハーブの花や果実なども見られます。まとまって咲くアジサイやラベンダーと比べると地味な存在ですが、控えめに咲く様子も趣があります。

• 写真：ゆきたか

こちらは、ヨーロッパ、南西アジア原産のハーブ「ウォール・ジャーマンダー」です。花の付いた枝をワインなどのお酒の香り付けに使うほか、葉をお茶として飲むと、利尿や殺菌などの効果があるそうです。

初夏から夏には、赤紫やピンク、白などの小さな花が楽しめます。育てやすく乾燥にも強いので、花壇などによく植えられるそうです。

• 写真：ゆきたかわずかに色付き始めたブラックベリー。熟した果実は生でも食べられますが、ジャムや果実酒に加工されることが多いそう。

木いちごの仲間のブラックベリーも見られます。果実は熟すと濃い赤から黒色になるのが特徴で、栽培も簡単なので、家庭果樹としても重宝されています。住宅街のお庭などで見たという方もいるかもしれませんね。

筆者が訪れた6月下旬は、まだ色付き始めたところで、熟していませんでした。黒くなるのは、7月頃になるでしょう。

ヘメロカリス・ユリ

• 写真：ゆきたかヘメロカリスの花

ヘメロカリスは、黄色やオレンジの花を咲かせるユリ科の植物です。園内では、6月上旬から下旬頃まで、四季の庭などで見られます。花は一日でしぼむと言われていますが、こちらにはたくさん植えられているので、次々に咲き、鮮やかな花を楽しむことができます。

ほかにも、初夏には風の丘などで、7月下旬頃までユリの花が楽しめます。ピンク色のかわいい花を咲かせる品種もありますよ。

バラ

• 写真：ゆきたか神戸布引ハーブ園のバラ。筆者が訪れた6月下旬には、見頃を過ぎていましたが、一部はまだ美しく咲いていました。

バラは、5月中旬から6月下旬まで楽しめます。平地では5月頃までが見頃ですが、標高が高いこちらでは、初夏に訪れてもまだ咲いていることがあります。

山頂側にあるローズシンフォニーガーデンでは、イングリッシュローズを中心に、約60種のバラの花が見られます。色や香りも様々なので、ゆっくりと楽しんでみてください。バラの花は、ほかにも園内の散策路などでも鑑賞することができますよ。

グラスハウスの花や植物

• 写真：ゆきたか熱帯植物が鑑賞できるグラスハウス。

グラスハウス（温室）では、さまざまな熱帯植物が鑑賞できます。バナナやスターフルーツといった果樹のほか、ブーゲンビリア、アンスリウムなどの熱帯原産のお花も見られますよ。また、ハーブの家ではハーブのドライフラワーも飾られています。

• 写真：ゆきたかグラスハウス内にある愛の像。

こちらは、グラスハウス内の「愛の像」です。壁面には、ハート形に飾られた花もあるので、こちらで記念撮影するのも良いでしょうね。

景色を楽しみながらカフェで休憩しよう

• 写真：ゆきたかグラスハウス前のテラスからは、神戸市街や神戸空港、瀬戸内の海まで眺められる。

花々の鑑賞を楽しんだら、園内で休憩しましょう。グラスハウスのそばにあるカフェでは、各種ドリンク・スイーツなどをテイクアウトして、いただくことができます。テラスの目の前には、神戸の市街地や海を一望する景色が広がり、開放感は抜群です。

テイクアウトメニューは、オリジナルのハンバーガー「布引ハーブバーガー」（1,050円）や、ガーデンソフトクリーム（550円）、オリジナルブレンドハーブティ（650円）などがあります。

また、そこから少し下った場所にある風の丘にもオープンカフェがあり、季節の花々を鑑賞しながらドリンク、スイーツを味わうことができます。蒸し暑い時期には、薄紫色のラベンダーソフトクリーム（350円 バニラとのミックスは400円）を味わってみてはいかがでしょうか。

おわりに

• 写真：ゆきたか

初夏の神戸布引ハーブ園は、いかがでしたか？蒸し暑くなる時期に見頃を迎えますが、アジサイやラベンダーといった、この時季ならではの花々を楽しんでみるのも良いでしょう。なお、こちらは標高約400メートルにありますが、初夏から夏には暑い日も多いです。暑さ対策や水分補給をして、楽しんでくださいね。