カナダ・ケベック州の州都である、ケベックシティー。フランス語が公用語でフランス文化が根強く残る都市は、1985年にケベック旧市街歴史地区としてユネスコ世界遺産に登録され、観光地としても人気の都市です。ケベックシティーと言えば、ランドマークにもなっているシャトー・フロンテナックホテルが有名。はるばるケベックシティーまで来たならぜひ泊まってみたいホテルです!
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街全体が美術館のようなケベックシティー
まずケベックシティーに一歩足を入れると、「えっ?ここ、本当にカナダ?!ヨーロッパに来たみたい。」と思うことでしょう。”Bonjour!”と挨拶されたり、至る場所にフランス語で標識があったり。
ケベックシティーは、街全体が美術館のような雰囲気で、散策するだけで、とにかくつい写真に収めたくなる素敵な景観です。
街には色とりどりの花が飾られ、街をより美しくしています。
1675年に建てられたケベックシティー内で最古の家。現在はカナダ料理レストランです。
こちらはプチ・シャンプラン通り。レストランやギフトショップなど立ち並び、歩いてるだけで楽しいです!
世界遺産「ケベック旧市街歴史地区」の中心にそびえ立つ「シャトー・フロンテナック」
ケベックシティー中心街のシンボルとして、アッパータウンの高台に建つシャトー・フロンテナック。周りには主要な観光名所が点在していて、徒歩で観光するのにとっても便利な場所にあります。
120年以上の歴史を持つ老舗高級ホテル
1893年に開業したシャトー・フロンテナックは、カナダ太平洋鉄道(CPR)が富裕層をターゲットとして建てた高級ホテルです。アメリカの建築家、ブルース・プライスが最初の部分のシャトースタイルをデザインし、のちにカナダの建築家、ウィリアム・マックスウェルがメインタワーを含む現在の姿として完成させました。
現在でも、イギリスのエリザベス女王をはじめ、モナコのグレース王女やアンドリュー王子、有名人ではポール・マッカートニーやレオナルド・ディカプリオ、アンジェリーナ・ジョリーなど世界各国から多くの著名人が宿泊しており、由緒あるホテルです。
早速ホテルの中に入りましょう
まずホテルに入ると、とても重厚感のあるクラシックなロビーが迎えてくれます。
客室からの景観も素晴らしい
客室は計611室もあり、色々なタイプやスタイルの部屋があります。満室でなければ、川側や街側などの景観、伝統的かモダンかの部屋タイプなども選択可能です。とても親切に対応してくれるので、ぜひチェックインの際に聞いてみましょう!
写真の部屋は、川側の伝統的なルーム。さすがセンスのいい家具を使用していて、ゆっくり落ち着いて滞在できるお部屋です。
ちょっと豪華に滞在したい人は、ゴールドフロアーにアップグレードしてみてはいかがでしょうか?上階の部屋指定をできたり、ゴールドフロアー滞在者のみ利用できるラウンジやパーソナルコンシェルジュなどのロイヤルサービスが受けられ、より特別な気分になることでしょう。
対岸の明かりがセントローレンス川に反射し、部屋からの夜景もとても美しいです。
宿泊2日目には、ハウスキーピングの方からのタオル蝶々とメッセージという粋な計らいが嬉しいです。もちろんメッセージはフランス語。”快適な滞在と素敵な日をお過ごしください”と書いてあります。
シャトー・フロンテナックの歴史がわかる美術館も併設!
なんとホテル内には、建設から現在に至るまでのシャトー・フロンテナックの歴史、歴代の使用された食器類の備品などが展示された美術館があり、滞在をより興味深いものにさせてくれます。
どこから見てもフォトジェニック!
見る場所で色々な姿を見せてくれるシャトー・フロンテナック。街全体が美しい旧市街を徒歩で散策しながら、ついつい何度も撮影したくなる建物です。
Terrasse Dufferin(テラス・デュフラン)からの眺め。
ロウアータウンのPetit Champlain(プチ・シャンプラン通り)からの眺め。
また夜には、暖かいランプ色でライトアップされ、昼とは違った姿を見せてくれます。
おわりに
ケベックシティーは、春夏は花々が咲き大道芸人が笑わせてくれ、秋は見事な紅葉そして冬は雪化粧する街です。四季違った姿で楽しましてくれるケベックシティーを訪れる際は、ぜひシャトー・フロンテナックに宿泊してみてください。
- フェアモント・シャトー・フロンテナック
- カナダ / ホテル
- 住所:1 rue des Carrières Québec City Quebec, Canada地図で見る
- Web:http://www.fairmont.com/frontenac-quebec/