ニューヨークで創業130年、ミシュラン1つ星の老舗ステーキハウス「ピーター・ルーガー」が、東京・恵比寿に日本第一号店「ピーター・ルーガー・ステーキハウス東京」をオープン!マストメニューや店内の雰囲気など、NY・ブルックリン本店と比べながらご紹介します。
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「ピーター・ルーガー・ステーキハウス 東京」とは?
ニューヨーク・ブルックリンで1887年に創業した「ピーター・ルーガー」は、ドライエイジングビーフのステーキを世界に広めた、ミシュラン1つ星のステーキハウスとして世界中のフーディーに知られています。
そしてそのNY発の最高峰ステーキハウスが東京店「ピーター・ルーガー・ステーキハウス東京」を、2021年10月に恵比寿にオープン。NY伝説の味を楽しめるのは、世界中でニューヨークと東京だけです!
早速詳細をご紹介していきますが、まず最初にピーター・ルーガーでは、東京店ならではの取り組みとして、予約の際の「フォンレス」や会計時の「キャッシュレス」が特徴的なのでご紹介します。
「フォンレス」予約について
予約に関してはオンラインのほかに、「LINE AiCall」という、電話予約をAIが自動応答するシステムを利用しての予約が可能です。空席情報がリアルタイムでわかり、24時間いつでも予約受付を完了させることができるので便利ですが、2021年12月現在、予約は平日でも非常に取りにくい状況が続いています。
「キャッシュレス」会計について
会計時の支払いに関しては、現金支払いは不可となっており、クレジットカードや電子マネー、QR決済各種の支払いとなりますのでご注意ください。(ちなみに、NY本店ではクレジットカードの支払いは不可、支払いは現金のみという、東京店とは真逆の支払いシチュエーションです。)
ピーター・ルーガー・ステーキハウス東京の店内
3階建てのレンガ外壁の建物内はどのような構造かというと、1階にはお酒が楽しめるバーがあり、2階はステージのようなオープンキッチンがある大きなメインダイニングに。ステーキが焼かれる様子を見つつ、香ばしい匂いが漂う中、食事を楽しめる最高の空間が広がっています。3階はバルコニー席のようになっており、2階を見下ろして食事ができる劇場型のような造りになっています。
筆者はランチタイムの訪問でしたが、店内はニューヨークの専門デザイナーが照明デザインを手がけているだけあり、昼間とは思えないような、やや暗めの印象。落ち着いたライティングが空間をより大人な雰囲気に演出してくれており、優雅なランチタイムを過ごしたい方におすすめです。
絶対食べたい!マストメニューのご紹介
- 写真:bluemoon「ピーター・ルーガー・ステーキハウス 東京」のドリンクメニューには、ブルックリンビールや、ピーター・ルーガーオリジナルワインも!
- 写真:bluemoonスパークリングワイン 1,500円(税込)、オレンジジュース 800円(税込)
必食メニューの1つ、メニュー中央にあるTボーンステーキは、時価のため値段が手書きで書かれており、FOR TWO、FOR THREEと人数により選べるようになっています。1人分の肉量は300gが目安です。
他にも、前菜やサイドディッシュ、デザート、ランチタイム限定商品のルーガー バーガー 2,800円(税込)など気になるメニューは色々ありますが、今回は筆者おすすめのメニューをいくつかご紹介します。
①NYからチルドで空輸した肉を使用!看板料理の旨味溢れる「Tボーンステーキ」
ピーター・ルーガーといえば、フィレとニューヨークストリップの両方が味わえる「Tボーンステーキ」は絶対欠かせない必食メニューです。独自のエイジング方法で28日以上熟成した肉を、専用の900度の高温ブロイラーで焼き上げた、ピーター・ルーガー自慢の逸品。
噛めば噛むほど旨味がでるTボーンステーキは、NY本店から空輸されているオリジナルステーキソースをつけて食べると、より一層肉の旨みが際立ちます!それは、ステーキに合うように開発されたフルーティーなステーキソースだからこそ出せる味わい。NY本場の味をそのまま日本でも楽しめるのは嬉しいですね!
Tボーンステーキの時価が気になるところですが、NY本店でも時価で、FOR TWOで100〜120ドル(約11,400円〜13,680円)くらい。東京店だとFOR TWOで24,000円(税込)と、NYの倍近くの価格になっています。肉は空輸されているため価格が高くなるのは仕方がないのかもしれないですが、本場NY本店で食べる価値を感じられますね。
それから余談ですが、お皿に残ったTボーンは、なんとお持ち帰り可能です。Tボーンからスープ用の出汁をとったり、犬用に持ち帰るお客様もいるそうです。
②NY本店と同じアメリカンサイズのサイドディッシュたち♪
ニューヨークでも人気のサイドディッシュ、ほうれん草を澄ましバターでクリーミーに仕上げた「クリームドスピナッチ」や、ジャガイモと玉ねぎの甘さと、もっちりした食感が特徴の「ルーガーズ スペシャル ジャーマン フライドポテト」は、NY本店と同じボリューム!食べ残してしまってもテイクアウト可能なので、ぜひトライしてみてください。
③NY本店と比較♪ ピーター・ルーガー名物「“なんてこった”ホットファッジサンデー」に舌鼓!
ピーター・ルーガーのデザートの代名詞と言えば、バニラアイスとたっぷりのシュラッグ(自家製ホイップクリーム)に、ホットファッジソースをかけたアメリカンサイズのボリューミーなサンデー。牛型のチョコレートが可愛い!
NY本店と東京店の「”ホーリーカウ” ホットファッジサンデー」を比べてみました。大きさはほぼ同じですが、シュラッグの上に乗っているチェリーが違うのと、ホットファッジソース(濃厚なチョコレートソース)の量が違います。
また、東京店ではクルミがトッピングされていますが、NY本店ではクルミのトッピングはありません。クルミがあった方が食感が良く、シュラッグをより美味しく感じられるので、筆者的には東京店の方がおすすめです♪