ドルトムントにはドイツでも強豪のサッカーチームが拠点としている、国内最大規模のスタジアムがあります。競技が行われていない時には見学のツアーが開催されていて、普段見ることのできないような場所にも足を踏み入れます。この記事ではそのスタジアムツアーの様子をお伝えしていきます。
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ドイツ最大のスタジアム【ジグナル・イドゥナ・パルク】
ドイツで最大規模のスタジアム「ジグナル・イドゥナ・パルク」( Signal Iduna Park)は、ヨーロッパにおいてもトップ10に入る大きさを誇っており、その規模は8万人を超える人数が収容できるほどです。
そしてこのスタジアムは、ドイツ・サッカーのブンデスリーガでも強豪のチーム「ボルシア・ドルトムント」が拠点としている場所で、日本代表の香川真司選手も2度に渡り在籍していました。
スタジアムツアーチケット購入場所
見学ツアーのチケットはスタジアムにあるショップ(FanWelt)で購入することもできますが、オンラインで申し込むのがオススメです。なぜならばツアーには定員(40名)があるので、当日に行っても参加できない場合があるためです。またガイドはドイツ語と英語がありますが、英語でのツアーは1日に1回しか行われませんので、オンラインで申し込むことで予約状況も把握することができます。
見学の開始時間は予約で指定されていますが、スタジアムはとても大きいので場所の確認も兼ねて少し早めに行った方がいいですね。オンラインで申し込んだ際には、E-チケットをA4用紙にプリントして持参するのを忘れずに!
FanWeltの受付でチケットを購入、もしくはオンラインで申し込んだ場合はE-チケットの確認が済むと、許可証付きのネックストラップが渡されます。それを首にかけて、ツアーの始まるスタジアムの入り口へと移動します。
ちなみにFanWeltはショップにもなっているので、ボルシア・ドルトムントのグッズやスポーツ用品等をたくさん取り揃えて販売しています。2階にはカフェもあるので、スタジアムツアーが始まるまでの時間をこのショップで過ごしてもいいですし、ツアーを終えてからじっくりと見回ってもいいですね!
- ファンヴェルト・ショップ
- ドイツ
- 住所:Strobelallee 54, 44139 Dortmund地図で見る
- Web:https://shop.bvb.de/?utm_source=bvbde&utm_campaign...
スタジアムツアー
サッカーの試合が無い日には、この巨大スタジアムを見学できるツアーが開催されています。
スタジアムツアーにはいくつかのプログラムが用意されていますが、筆者が参加したのは60分間の「Express-Tour」で、こちらでも十分にスタジム内を見学することができます。ガイドはドイツ語と英語で別々に行われていて、英語でのツアーは1日に1回、13:20〜14:20に行われます。
スタジアムツアーでは専属ガイドさんの同行と説明により、1時間かけてスタジアムの中と、普段入ることができないミックスゾーンや刑務所、選手の更衣室、そしてピッチへと向かうトンネルなども見て回ります
予定の時間になると、参加者は専属ガイドさんの指示によりスタジアム内を移動し、見学ツアーが始まります。まず始めに、観客席に座ってガイドさんからスタジアムの概要についての説明が行われます。
このスタジアムでは過去に1974年と2006年の2回、ワールドカップが開催されました。そして2006年に日本とブラジルが対戦したのがこのスタジアムです。
サッカークラブの選手バス到着口
選手を乗せたバスはこの場所に到着して、選手たちはここからスタジアム内へと入っていきます。
ミックスゾーン
選手用の入り口から入って直ぐの所には、試合直後に簡単なインタビューをするミックスゾーンがあります。この場所からグラウンドへと繋がる地下通路や、選手の更衣室に繋がっているほか、ドーピング検査室も隣接しています。
この場所では、選手のようにスポンサーのロゴの入った壁を背景に、写真を撮ることもできます。
こちらがミックスゾーンに隣接しているドーピング検査室で、競技の後に選手たちはこの部屋で検査を受けます。スタジアムツアーでもこの中に入って見学することはできませんでした。