アフリカの東海岸にある赤道直下の国ケニア。ケニアと言ったらサバンナとライオン等の野生動物を観るサファリを想像されると思いますが、その想像を超える数多くの野生動物を観ることができるのがマサイマラ国立保護区です。豪華なロッジやキャンプで優雅に過ごして、たくさんの動物達やマサイ族に会える、そんな魅力の詰まったマサイマラを今回はご紹介します。
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アフリカ赤道直下の国ケニア
ケニアはアフリカの東海岸に面した国で、赤道直下にあるにもかかわらず比較的標高が高いため、平均気温は10~28度と過ごしやすい気候です。マサイマラ国立保護区以外にもキリマンジェロ山が見えるアセンボリ国立公園やナイバシャ湖、モンバサビーチ等たくさん見どころのある国です。
マサイマラ国立保護区とは?
ケニアの南西部に位置するマサイマラ国立保護区は、ザ・アフリカのイメージ通りサバンナがずっと広がった大阪府程の広大な敷地の国立保護区です。
タンザニアのセレンゲテ国立公園と隣接しており、ケニアでは野生動物の種類と数ともにナンバーワンを誇ります!サファリのメッカとして有名なマサイマラ国立保護区はケニアで絶対外せないスポットです。
サファリをしよう!
四輪駆動のサファリカーで大草原を駆け巡る「ゲームドライブ」でサファリをします。マサイマラでは道から外れて自由にサバンナを駆け巡れることができるので、動物に近寄ることができます。
動物達は昼間日陰にいて探すのが難しいため、動物達が出てくる早朝や夕方にゲームドライブをすることが多いです。日中はとても暑いですが、早朝と夕方はかなり冷え込むので厚手の上着が必要です。またカメラは焦点距離300㎜以上の望遠レンズがあると、近寄れない動物でも大きく写真が撮れますよ!
BIG 5とは?
ビッグファイブとは、サファリで最も人気かつ遭遇できたらラッキーな動物5種類のことで、かつて狩猟するのが最も難しい動物5種類だった名残と言われています。
- バッファロー(Buffalo)
- ゾウ(Elephant)
- ヒョウ(Leopard)
- ライオン(Lion)
- サイ(Rhinoceros)
この中でも、マサイマラではサイが最も遭遇することが難しいと言われており、熟練ドライバーでも2週間観られないこともあるそうです。
Entim Campに二泊三日で宿泊してゲームドライブをしよう!
マサイマラ国立保護区の中にあるエンティムキャンプは、周辺にたくさんの動物が生息しているため、フォトグラファーにとても人気のキャンプです。
キャンプと言っても小さいテントに寝泊まりするのではなく、無料Wi-fi完備のラウンジやダイニング等の共有スペースと、幾つかの宿泊用シャワー・トイレ付きの豪華なグランピングテントで、エンティムキャンプは成り立っています。キャンプ全体はマサイ族の兵士によって守られており、スタッフはとてもフレンドリーで親切です。
ゲームドライブと食事とともに、ミネラルウォーター、ソフトドリンク、ビール、ワインも宿泊料金に含まれています。食事はとても美味しく、スープ・前菜・メイン・デザート等がコースで毎回提供されます。
今回体験したエンティムキャンプ運営のゲームドライブは三日間全て、車一台に私たちのみというプライベートサファリでした。マサイ族のドライバー兼ガイドを担当してくれたジョセフは熟練のガイドで、動物の生息地を熟知しており、遥か遠くの動物を肉眼で見つけて三日間でたくさんの動物を見せてくれました。
Day 1
首都ナイロビから約40分掛けて飛行機でオルキオンボエアースリップまで行くと、エンティムキャンプで働くマサイ族のドライバーがエアースリップに迎えに来てくれます。
今回はお昼前にエアースリップに着いたので、キャンプに向かう途中1時間半程ゲームドライブをしました。動物を探しにくいと言われる真昼間でしたが、たくさんの草食動物とBig 5のバッファローを観ることができました。
キャンプ到着後、豪華なランチを頂き、午後4時に夕方のゲームドライブを開始!Big 5のゾウ、ライオン、ヒョウの他に多数の動物と、大変珍しいサーバルキャットまで観ることができました。初日だけでサイ以外のBig 5を観ることができた私たち。マサイマラの動物の多さにはかなり驚かされます。