【名古屋】短時間で観光気分！金シャチ横丁でグルメや買い物を楽しもう

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• 名古屋城のそばにある「金シャチ横丁」
• 宗春ゾーン
•    POP OVER
•    KINSHACHIYAKI
•    cafe & bar DELAUMA 名古屋城金シャチ横丁店
• 義直ゾーン
•    鯱上々
•    十代目 儀助
•    名古屋とうふ 河口
•    なごやの水道水「名城金鯱水」
• 金シャチ横丁へのアクセス
•    電車・バスで
•    車で
• おわりに

名古屋城のそばにある「金シャチ横丁」

• 写真：ゆきたか

金シャチ横丁は、名古屋市の名古屋城下にある、物販・飲食店街です。地元名古屋や愛知のお土産物を販売するお店、「なごやめし」と呼ばれる地元で親しまれているグルメのお店などが並び、食事や買い物が楽しめます。

店舗は「義直ゾーン」、「宗春ゾーン」の二つに分かれています。店舗数は、両方を合わせて17店舗ほどとコンパクトにまとまっているので、名古屋城や名古屋市内観光の後に立ち寄り、土産物を購入したり、ランチを味わったりするのに適しています。それでは、金シャチ横丁の2つのゾーンと、そこにあるお店の一部を見ていきましょう。

宗春ゾーン

• 写真：ゆきたか名古屋城東門付近にある宗春ゾーン。

宗春ゾーンは、名古屋城東門のそばにあります。肉料理、ハンバーガー、スイーツなどを提供する、新感覚のお店が集まります。店舗は大きなガラス張りで明るく、活気があるイメージです。名古屋市営地下鉄名城線「名古屋城」駅で下車して地上に上がれば、お店が立ち並んでいます。

POP OVER

• 写真：ゆきたか

POP OVERは、ランチやティータイムなど、さまざまな時間帯で利用しやすいレストランです。大きなガラス張りの明るい店内で、ハンバーグやステーキといった肉料理、チーズケーキなどのスイーツが味わえます。

• 写真：ゆきたか

店内は、4人席や3人席が多くあり、ファミリーでも入りやすそうです。カジュアルな洋風の内装ですが、天井や床などに木材が多く使用されており、落ち着いた雰囲気も漂います。空いている時間帯には、リラックスして食事が楽しめるでしょう。

• 写真：ゆきたかタコライス(900円)は、新鮮なアボカドが盛り付けられている。スープ付きで、軽くランチをしたいときにおすすめだ。

筆者はこちらで、タコライス(900円)を注文しました。大きめにカットされたアボカドが乗っており、野菜も多めに添えられています。ピリッとした辛味と少しの酸味が効いたミートが食欲をそそり、美味しくいただくことができました。

こちらには、忍者アイス(600円)や金シャチパフェ(1,500円)といった、名古屋城にちなんだスイーツも用意されています。旅の記念に味わってみるのも良いでしょう。

KINSHACHIYAKI

鯛焼き風のお菓子「金しゃち焼き」を販売しているお店です。こちらは、よく見られる鯛の形ではなく、名古屋城の金のしゃちほこを模した形に焼き上げているのが特徴です。

• 写真：ゆきたかあんこがたっぷり入った金シャチ焼き。薄皮で持ち帰って味わうと、もちっとした食感が楽しめる

味は、定番のあずき(300円)、カスタード(350円)のほか、期間限定のものも販売されます。筆者は、あずきを購入してみました。外の皮は薄めでパリッとしており、中にはたくさんの粒あんが入っています。見た目よりもボリュームが感じられます。やや甘さの効いた餡が、旅の疲れを癒してくれそうですね。

cafe & bar DELAUMA 名古屋城金シャチ横丁店

• 写真：ゆきたか

cafe & bar DELAUMAは、兵庫県淡路島の人気ハンバーガー店「SHIMAUMA BURGER」の系列店として、金シャチ横丁に開店しました。淡路牛を使ったハンバーガーや、名古屋ならではのバーガー、プレートランチが味わえます。

お店の看板メニュー「淡路牛プレミアムバーガー」(単品1,980円)は、淡路牛を100%使用したパティ、高糖度の淡路島特産たまねぎのオニオンフライが特徴の一品です。名古屋にいながら、淡路島の味が楽しめるので、地元の方にもおすすめの商品でしょう。ポテトやドリンクとのセットもあります。

名古屋ならではのメニューも用意されています。地元で愛されている赤味噌を使った「デラウマ名古屋赤味噌バーガー」(単品770円、ポテトセット1,100円、ドリンクセット1,100円、ポテドリセット1,430円)や、名古屋名物の大きな海老フライが乗った「名古屋名物ジャンボエビフライプレート」(1,400円)などを味わい、旅の気分を楽しんでみるのも良いでしょう。

義直ゾーン

• 写真：ゆきたか名古屋城正門側にある宗春ゾーン。有名な「なごやめし」のお店、土産物店が集まる。

「義直ゾーン」は、名古屋城正門の手前右手にあります。地元で古くから親しまれているお店が営む食事処、物販の店が中心で、建物も落ち着いた雰囲気です。ひつまぶし、味噌カツ、名古屋コーチンなどの「なごやめし」も味わえます。宗春ゾーンからは、徒歩7～8分です。

鯱上々

• 写真：ゆきたか

鯱上々（しゃちじょうじょう）は、地元名古屋や愛知県のお土産を扱うお店です。店内には、金鯱に関するグッズや銘菓、調味料のほか、名古屋の地鶏「名古屋コーチン」の卵を使用したお菓子などが、多数並んでいます。

• 写真：ゆきたか

お店には、大きな金しゃちが展示されています。こちらは、名古屋城の金のしゃちほこと同じ大きさだそうで、とても迫力があります。金しゃちのみ写真撮影が可能ですので、記念に撮ってみてはいかがでしょうか。

十代目 儀助

• 写真：ゆきたか

地元名古屋や愛知県のお酒を販売するお店です。豊富な種類の日本酒のほか、梅酒や地ビール、食品、グッズが、コンパクトな店内に並んでいます。180mlのカップ酒など、小さなお酒も色々とあるので、電車などで訪れた人でも買いやすいでしょう。

お店の奥には、お酒を楽しむコーナーもあります。日本酒3種飲み比べ(710円)など、飲み比べメニューもいくつかあるので、違う銘柄のお酒を少しずつ味わいたい方にも良さそうです。

お酒のおつまみも、あさりの八丁味噌煮(370円)、めかぶの佃煮(370円)、本日のおつまみ3点盛り(630円)などが用意されているので、一緒に楽しんでみてください。

名古屋とうふ 河口

• 写真：ゆきたか

昭和9年創業の老舗豆腐店が営む飲食店です。店内では、味噌味の豆腐田楽がメインの田楽御膳(1,700円)がいただけるほか、豆腐や厚揚げなどを購入することもできます。

また、ちょっと変わったお豆腐のソフトクリームも販売されています。「濃厚豆腐ソフトクリーム」(600円)や、金沢の金箔をぜいたくに使用した「金箔豆腐ソフトクリーム」(990円)を、テイクアウトで味わってみるのも良いでしょう。

なごやの水道水「名城金鯱水」

• 写真：ゆきたか

金シャチ横丁のお店が並ぶ一角に、金のシャチホコが乗った樽型の冷水器があります。こちらは、名古屋の美味しい水道水を、訪れた人に味わってもらおうと設置されているものです。

名古屋の水道水は、木曽川を水源としており、硬度の低い軟水なので、あっさりとして飲みやすいそうです。筆者も持っていたペットボトルに給水して味わってみましたが、よく冷えたお水は、クセのない味で、飲みやすく感じました。

この冷水器は、宗春ゾーンと義直ゾーンのどちらにも設置されているので、散策途中の水分補給に利用してみてはいかがでしょうか。なお、直接飲むことはできませんので、お手持ちの水筒、マイボトルやペットボトルに給水してから味わってくださいね。

金シャチ横丁へのアクセス

電車・バスで

• 写真：ゆきたか

名古屋駅から名古屋市営地下鉄 東山線に乗車、「栄」駅で名城線に乗り換え、「名古屋城」駅下車、宗春ゾーンは7番出口すぐ、義直ゾーンは徒歩約10分。

名古屋駅バスターミナルから名古屋市営バス基幹2号系統に乗車、「市役所」バス停下車　宗春ゾーンへ徒歩約1分。または、なごや観光ルートバス「メーグル」に乗車し、「名古屋城」バス停下車、徒歩約8分で義直ゾーンへ。

車で

名古屋高速1号楠線「黒川」出口から南へ約8分、または、名古屋高速都心環状線「丸の内」出口から北へ約5分。

※駐車場は、名古屋城正門前駐車場、名城公園二の丸東駐車場(いずれも有料)を利用してください。

おわりに

名古屋市の金シャチ横丁は、規模は控えめですが、コンパクトにまとまっているので、目当てのお店を探すのに迷うことがありません。所要時間も、買い物とテイクアウトのフードを味わう程度で40分から1時間、ランチを楽しんでも、1時間半から2時間ぐらいでしょう。グルメや土産物の買い物を楽しみ、短時間でも旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか。