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【2024年版】全国の人気神社・お寺TOP50!旅行者が訪れた寺社ランキング

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2025年2月7日更新

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出典:tripnote.jp

2024年にトリップノートのトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータを元に、トラベラーのみなさんが実際に訪れた国内の寺社ランキング【2024年版】をご紹介!2023年版からの順位変動にも注目です。

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1位:清水寺/京都府(→2023年1位)

778年に開山、798年に創建された歴史ある寺院。一番の見どころは、やはり「清水の舞台」で知られる本堂で、国宝にも指定されており、春には桜、秋には紅葉を背景にした景観が楽しめます。

また崖下からの高さは18mあり、清水の舞台から望む京都市内の景色も最高。境内には縁結びをはじめとするご利益スポットも多いです。

2位:浅草寺/東京都(→2023年2位)

「雷門」は浅草のシンボル。正式には「風雷神門」といい、高さ3.9m、幅3.3m、重さ約700kgの大提灯は絶好の写真撮影スポットです。雷門をくぐると仲見世通りがつづき、宝蔵門をくぐればいよいよ本堂。

また、”凶”が多いことで知られる浅草寺のおみくじですが、これは古来のおみくじの割合を忠実に守っているからこそ。ぜひ、おみくじにもトライしてみてください。

3位:金閣寺/京都府(→2023年3位)

正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)ですが、金閣寺の愛称で広く知られています。建物の中と外に金箔を貼った舎利殿を金閣、舎利殿を含めた寺院全体を金閣寺と呼びます。現在の金閣寺は1950年に火災で焼失したものを再建したもの。1987年には金箔の張り替えが行われ、美しく輝く金閣寺が姿を現しました。

また境内の半分以上を占める庭園は、特別史跡・特別名勝に指定されており、鏡湖池(きょうこち)に映る金閣寺もまた美しいです。

4位:伏見稲荷大社/京都府(↓2023年3位)

全国に3万社あると言われる稲荷神社の総本宮で、国内でも最強の金運&出世運アップのパワースポットと言われています。

伏見稲荷大社の代名詞とも言える「千本鳥居」は、実際には千本もの鳥居は並んでいませんが、数が多いことを表すためにこの名が付けられました。千本鳥居以外にも数多く鳥居が奉納されており、伏見稲荷大社全体では様々な大きさの1万基以上の鳥居があるそう。

5位:伊勢神宮/三重県(↑2023年9位)

  • 伊勢神宮外宮・土宮

伊勢神宮は全部で125社のお宮とお社の総称のことで、内宮・外宮はその中心的な存在です。

「外宮」には衣食住をはじめ産業の守り神である豊受大御神(とようけおおみかみ)が祀られています。境内には豊受大御神を祀る「豊受大神宮」をはじめ、いくつもの別宮があるほか、平清盛のエピソードが残る「清盛楠」、パワースポットの「三ツ石」など多くの見どころがあります。

  • 伊勢神宮内宮 正宮

「内宮」には、皇室の御祖先であり、日本の総氏神のように信仰される天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。境内には、天照大御神を祀る「皇大神宮」をはじめ数々の別宮があるほか、五十鈴川の「御手洗場」や、川にかかる「宇治橋」なども見どころ。

また内宮の門前には、みやげ屋や飲食店などが軒を連ねる「おはらい町」や「おかげ横丁」など活気ある町が広がります。

6位:嚴島神社/広島県(↑2023年7位)

世界遺産にも登録されている嚴島神社。瀬戸内海にそびえたつ大鳥居は、宮島のシンボルとなっており、この美しい景色は宮城県の松島、京都府の天橋立と並んで日本三景のひとつに数えられています。

海の女神、市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命が祀られており、航海安全、交通安全、家内安全、試験合格、商売繁盛、縁結びなど様々なご利益があります。

7位:東大寺/奈良県(↑2023年16位)

正式名称は「金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)」。奈良時代、疫病や災害を鎮めるために聖武天皇によって創建されました。

世界文化遺産に登録されており、世界最大級の木造建築である「大仏殿」の中には、奈良のシンボルでもある大仏さまが鎮座。大みそかから元旦には正面唐破風(からはふ)下の観相窓が開かれ、大仏様のお顔を拝しながら新年を迎えることができます。

国宝に指定されている南大門は日本最大の山門で、とても豪壮な25mの門。また奈良の町を一望する景色を楽しむことができる二月堂の舞台も、ぜひ訪れたいスポットです。

8位:銀閣寺/京都府(↓2023年6位)

正式名称は慈照寺(じしょうじ)。もともとは室町幕府八代将軍、足利義政の山荘・東山殿として建てられた建物で、美意識の高かった義政が、生涯をかけて力を尽くし、簡素枯淡(かんそこたん)の美を追及し今の姿に造り上げました。

  • 出典:tripnote.jpphoto by 光の森のオジさんさん

最大の見どころが銀閣と呼ばれる観音殿。銀閣の前に広がる錦鏡池(きんきょうち) を中心とした池泉回遊式庭園は、特別史跡、特別名勝にも指定されています。

9位:高徳院(鎌倉の大仏)/神奈川県(↑2023年12位)

江ノ電「長谷駅」から歩いて7分ほどの場所にある高徳院。鎌倉のシンボルと言える「鎌倉の大仏」が鎮座する寺院です。鎌倉の大仏は高さ11.3m、重さは12tの大きな青銅製の阿弥陀如来様で、国宝に指定されています。大仏の後方の脇に入り口があり、20円の拝観料を支払えば、「胎内拝観」といって大仏のなかに入ることも可能。胎内に照明はなく、背中にある窓から自然の光を取り入れています。

10位:日光東照宮/栃木県(→2023年10位)

世界遺産「日光の社寺」を構成する資産のひとつ。江戸幕府初代将軍である徳川家康を祀り、境内には国宝8棟、重要文化財34棟を有しています。「日光東照宮」といえば、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻も見どころ。神厩舎の長押上に、人間の一生が風刺された猿の彫刻が8面あり、その彫刻のなかに三猿も彫られています。

11位:八坂神社/京都府(↓2023年5位)

「祇園さん」とも呼ばれ、縁結びのご利益があるとして多くの人が参拝に訪れる八坂神社。24時間参拝が可能で、夜は東大路通りに面する西楼門のライトアップをはじめ、舞殿の周囲に吊るされた提灯にも灯りが灯されます。

12位:明治神宮/東京都(↑2023年19位)

1920年に創建された神社で、本殿には明治天皇と皇后の昭憲皇太后が祀られており、初詣は例年300万人もの参拝者で賑わいます。東京ドーム15個分もの広大な境内は、ここが東京であることを忘れてしまいそうなほどに緑豊かで、神聖な空気に包まれています。

また、本殿でのお参りと併せて訪れたいのが「御苑」。こちらにはパワースポットとして有名な「清政井(きよまさのいど)」があり、午前中に訪れるとよいと言われています。

13位:鶴岡八幡宮/神奈川県(↓2023年10位)

鎌倉初代将軍である源頼朝ゆかりの神社。広い境内には本宮をはじめ、歴史をものがたる建造物が点在します。本宮へつづく大石段をのぼれば、由比ガ浜の方まで鎌倉の街を一望。また本宮左手には、応永5年(1398年)建造と、鶴岡八幡宮で最も古い建造物である丸山稲荷社があります。なお本宮、並びに丸山稲荷社は国の重要文化財指定を受けています。

これらの建造物のほか、春には桜がきれいな源平池、秋には綺麗な黄色に染まる大銀杏と、境内は見どころ豊富。大銀杏は国の天然記念物に指定されています。

14位:平等院/京都府(↓2023年8位)

国宝でもある鳳凰堂が10円玉に描かれていることをご存知の方は多いと思います。しかし実は、一万円札にも平等院の鳳凰(鳥)が描かれているのをご存知ですか?お金のデザインにも選ばれる、左右対称の真っ赤なお堂と、屋根の上で金色に光る鳳凰は、一度はこの目でみたい美しさです。

また平等院と言えば観音堂近くの藤棚が有名。美しい紫色の藤と鳳凰堂が一緒に撮影できることで人気をあつめています。

15位:太宰府天満宮/福岡県(↓2023年14位)

学問の神様として知られる菅原道真公の御墓所の上に造営された御廟で、その御神霊を永久にお祀りしている神社。「学問・至誠・厄除けの神様」として広く世の崇敬を集め、受験シーズンをはじめ年間約800万人もの参拝者が訪れます。「過去・現在・未来」を表す3つの橋や、頭を撫でると知恵がつくと言われる「御牛神」など多くの見どころがあります。

16位:出雲大社/島根県(↑2023年20位)

大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る古社で、男女の縁をはじめ、幸せや運を結びつけるなど、あらゆる「ご縁」にご利益があると言われています。本殿をお参りしたあと反時計回りに進んで各ご社殿を周るというのが正式な参拝順序。お参りの作法は「二礼、四拍手、一礼」となっています。

17位:法隆寺/奈良県(↑2023年23位)

聖徳太子と推古天皇が推古15年(607年)に創建したと伝えられています。1993年12月には「法隆寺地域の仏教建造物」として、姫路城とともに日本ではじめて世界遺産に登録されました。境内は西院と東院にわかれており、とくに西院の金堂や五重塔などは世界最古の木造建築として、世界的にもよく知られています。

18位:長谷寺/神奈川県(↑2023年23位)

  • 長谷寺

鎌倉にはアジサイを楽しめるお寺が多くありますが、長谷寺もそのひとつ。眺望散策路の周辺には40種類以上約2,500株ものアジサイが群生しており、6月から7月にかけて、さまざまな色をしたアジサイが咲き誇ります。長谷寺は境内からの眺望も大変すばらしく、鎌倉の町はもちろん、由比ヶ浜、そして遠く三浦半島まで見渡せ、天気がよければ伊豆大島も望めます。

19位:東寺/京都府(↓2023年17位)

  • 教王護国寺

正式名称を教王護国寺(きょうおうごこくじ)と言います。京都のシンボルでもある五重塔は高さ55mで、日本で最も高い木造建築。徳川家光が再建したもので、国宝に指定されています。また1603年に豊臣秀頼によって再建された金堂や、大師堂、蓮花門も国宝に指定されています。

桜の時期には夜の特別公開「東寺 夜桜ライトアップ」を行い、光に照らされて浮かび上がる五重塔や不二桜、しだれ桜の風情のある景観を楽しむことができます。

20位:龍安寺/京都府(↓2023年18位)

  • 龍安寺

室町幕府で活躍した守護大名・細川勝元によって創建された、臨済宗の寺院。

有名な石庭は、三方を囲まれた幅25m、奥行き10mあまりの長方形の白砂に15個の石を配したシンプルな名園です。この15個の石は5、2、3、2、3と配置されていますが、どの角度から眺めても必ず1個の石は他の石の影にかくれ、15個の石すべてを一度に見ることができないと言われています。秋には石庭越しの紅葉が美しく、庫裏の石段の紅葉トンネルもまた見どころ。

21位:三十三間堂/京都府(↓2023年14位)

1164年に後白河上皇の命で平清盛が創建した、蓮華王院の本堂。南北に約120mの本堂内陣の柱間が33あることから「三十三間堂」と呼ばれ、日本一長い木造建築としても知られています。堂内には国宝の中尊千手観音坐像を中心に、表情がすべて異なる1,000体の等身大千手観音立像が並びます。

22位:熱田神宮/愛知県(↑2023年28位)

  • 出典:tripnote.jpphoto by グリーンベイさん

地元の人には”熱田さん”と呼ばれ親しまれています。景行天皇43年創建と伝えられ、ご神体は三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)。都会にありながら緑豊かで静寂を感じられる境内はとても広く、約6万坪もの敷地内には境内、境外すべてあわせて45もの社が祀られています。

23位:南禅寺/京都府(↓2023年20位)

1264年に亀山法皇によって創建された、臨済宗南禅寺派大本山の寺院です。”京都三大門”であり”日本三大門”のひとつでもある立派な「三門」は、2階の五鳳楼(ごほうろう)に上がることができ、高さ22mから境内や京都の町の景色を眺めることができます。

また、1890年につくられた全長93.2mの「水路閣」が有名で、ドラマや映画のロケ地としても多く使われています。紅葉の名所としても知られ、見頃は例年11月中旬から下旬ごろ。

24位:平安神宮/京都府(↓2023年13位)

1895年に、平安遷都1100年を期に市民の総社として創建されました。平安京の正庁(朝堂院)を8分の5のサイズで再現した社殿が美しく、社殿を囲む約3万㎡の広大な池泉回遊式庭園の「神苑」には、しだれ桜をはじめ四季折々の草花が咲き誇ります。

25位:下鴨神社/京都府(↓2023年23位)

正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」。通称名が「下鴨神社」で、上賀茂神社と並び、日本最古の神社の一つです。ご祭神は、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と、玉依媛命(たまよりひめのみこと)で、世界平和、五穀豊穣、殖産興業のほか、縁結び、安産、育児などさまざまなご利益があります。

また、参道にある摂社の「相生社(あいおいのやしろ)」は縁結びのパワースポットとして知られており、多くの女性が参拝に訪れています。

26位:貴船神社/京都府(↓2023年23位)

水の神様・高龗神(たかおかみのかみ)を祀り、昔から水を扱う商売をされている人々が多く訪れる神社で、絵馬の発祥地として知られています。かつて和泉式部が「貴船神社」に参拝し、夫との復縁を祈願したところ叶ったと伝えられ、縁結びのご利益があるとされています。参道の石段の両脇には朱色の灯篭がつらなり、期間限定で行われるライトアップが幻想的。

27位:北野天満宮/京都府(↓2023年23位)

菅原道真をお祀りする北野天満宮は、通称「北野の天神さん」とも呼ばれ、古くから学問の神様として信仰されてきた神社です。境内には約300本のもみじが植えられた「史跡 御土居のもみじ苑」があり紅葉の名所として知られます。また、50種類の梅の木が約1,500本植えられた「梅苑」も有し、梅の名所としても人気を博しています。

28位:金刀比羅宮/香川県(↑2023年32位)

“こんぴらさん”の名前で親しまれている「金刀比羅宮」は、標高538mの象頭山の中腹にある神社。年間300万人が訪れる四国随一のパワースポットです。海の神様として有名ですが、その他にも家内安全、心願成就、良縁成就、商売繁盛など、沢山のご利益を授かることができます。御本殿まで785段、さらに奥社まで行くと1,368段という長い石段の参道が有名。登りきった時の爽快感はひとしおです。

29位:箱根神社/神奈川県(→2023年29位)

芦ノ湖のほとりにある、関東総鎮守といわれる名社。757年に創建され、鎌倉時代には源頼朝をはじめとする関東武士の崇敬を受けてきた歴史のある神社です。心願成就・開運厄除・勝負の神、そして縁結びにご利益があり、政財界から若い女性まで多くの人が参拝に訪れます。

30位:春日大社/奈良県(↑2023年43位)

全国に3,000以上もある春日神社の総本社。鮮やかでとても美しい朱塗りの社殿が特徴的で、境内には様々なご利益がある摂社や末社も多数点在しています。

藤の名所としても知られ、花穂が1m以上垂れ下がり砂にすれるほど伸びることから「砂ずりの藤」と名前のついた藤の木は、樹齢700年以上の名木。

また毎年2月の節分と8月の中元の夜にだけ行われる「万燈籠」では、境内にあるすべての灯籠にあかりが灯り、境内は幻想的な雰囲気に包まれます。

31位:善光寺/長野県(↓2023年29位)

「遠くても一度は詣れ善光寺」とうたわれ、篤い信仰を集める古刹。年間約600万人もの参拝者が訪れる、一大観光スポットにもなっています。仁王門をくぐるとつづく仲見世通りでは、串ぬれおかきやそばソフトなどの食べ歩きが楽しめます。

仲見世通りの先に建つ山門は、国内に現存する最大の栩葺き(とちぶき)建造物。そして国宝に指定されている「本堂」は、木造文化財としては東日本最大の建造物で、総檜皮(ひわだ)葺きの二重屋根が特徴的です。

32位:川越氷川神社/埼玉県(→2023年32位)

  • 川越氷川神社

縁結びのご利益があるとしてメディアに取り上げられることも多い神社。とくに話題をよんでいるのが、朝8時から1日限定20体を無料で配布する「縁結び玉」です。巫女が本殿前の玉砂利を麻の網につつみ、神職がお祓いしたもので、“境内の玉砂利を持ちかえり大切にすると良縁に恵まれる”との言い伝えがあることから、女性を中心に人気を集めています。

また、3万個を超えるとも言われる絵馬に囲まれた「絵馬のトンネル」や可愛らしい鯛みくじのほか、毎年夏期には色鮮やかな江戸風鈴が2,000個以上掛けられた「縁むすび風鈴」が開催されるなど、見どころも豊富です。

32位:地主神社/京都府(↓2023年22位)

世界遺産であり、京都を代表する観光名所となっている「清水寺」に隣接。そのため日本人のみならず海外からの観光客も多く訪れる「地主神社」は、縁結びの神様として有名な大国主命(おおくにぬしのみこと)を主祭神とする、京都を代表する縁結び神社です。境内には“恋占いの石”とよばれる二つの石があり、この石の間を目を閉じて歩き反対側の石にたどり着くことができれば恋が叶う、という言い伝えがあります。

34位:法観寺(八坂の塔)/京都府(↑2023年38位)

通称「八坂の塔」と呼ばれ、祇園のシンボルとなっている五重塔を有するお寺です。お寺の境内には五重塔以外に目立った建物がなく、寺院自体を「八坂の塔」と呼ぶことも。塔の高さは46mで、東寺、興福寺の五重塔に次ぐ、国内第3位の高さ。現在の塔は1449年(永享12年)に足利義教が再建したもので、国の重要文化財に指定されています。

『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』でも一つ星を獲得しており、とくに「八坂通」から眺める「八坂の塔」の光景にはとても京都らしい趣きを感じます。

35位:天龍寺/京都府(↓2023年29位)

京都五山のなかで第一位の天龍寺。一番のみどころは、日本で最初に史跡・特別名勝に指定された曹源池庭園(そうげんちていえん)で、嵐山、亀山を借景にした美しい景観が楽しめます。とくに紅葉の時季はいつにも増してうっとりするような美景に。また土日祝のみ公開される、法堂(はっとう)天井の「八方睨みの龍」も必見です。

36位:銭洗弁財天 宇賀福神社/神奈川県(↑2023年38位)

鎌倉でも人気の観光スポットのひとつ、銭洗弁財天。お金を洗って金運アップを願うパワースポットで、北条時頼が奥宮の霊水で銭を洗って一族繁栄の祈願をしたのが始まりだと言われています。

ザルにお金をいれて、柄杓で3杯ほど水をかけてお金を清めますが、洗ったお金が何倍にもなると言われているので、小銭だけでなくお札を洗うのもおすすめ。洗ったお金を有意義に使うことで金運がアップするのだそう。

37位:中尊寺/岩手県(↓2023年35位)

2011年に世界遺産に登録された、平泉の5つの遺跡群。そのひとつが「中尊寺」で、平泉観光ではマストで訪れたいスポットです。中尊寺といえば、藤原氏の富の象徴ともいえる豪華絢爛な「金色堂」が有名。中尊寺が創建された頃からのこる平泉を代表するお宝です。この国宝第一号の「金色堂」をはじめ、境内には3,000余点の国宝や重要文化財を所有しています。

38位:仁和寺/京都府(↑2023年52位)

金閣寺と並んで世界文化遺産に登録された「仁和寺(にんなじ)」。平安時代、光孝天皇(こうこうてんのう)の命で着工したのが始まりで、仁和4年(888年)、宇多天皇が遺志を継いで寺院を完成させました。退位後、出家して修行に励み、明治維新まで皇族が代々住職を務めたことから「御室御所(おむろごしょ)」とも呼ばれています。

  • 出典:tripnote.jpphoto by サント老船長さん

また美しい庭園も見どころの一つ。中でも宸殿(しんでん)には白川砂を敷きつめた南庭、そして池を配した北庭があり、庭の奥には、仁和寺のシンボル「五重塔」も見ることができます。

39位:東福寺/京都府(↓2023年35位)

京都五山のひとつで、嘉禎2年(1236年)より19年もの歳月をかけて完成しました。現存する禅寺としては最古で最大の「三門」は国宝に指定。そして、東庭、南庭、西庭、北庭と趣のことなる4つの庭が配された「本坊庭園」は、2014年に国指定名勝に登録されました。東福寺は紅葉の名所としても名高く、本堂と開山堂をつなぐ約27mの通天橋からは、京都随一とも言われる紅葉を楽しめます。

40位:生田神社/兵庫県(↓2023年34位)

1,800年以上の歴史を有する古社で、生田の神を守る家・神戸(かんべ)が神戸という地名の語源になったと伝わる、地名の発祥地でもあります。

神戸有数のパワースポットとしても知られ、縁結びで有名。境内の池におみくじを浸すと運勢が浮かび上がってくる「縁結び水みくじ」はぜひトライしてみて。生田神社の北側には「生田の森」があり、ゆっくりと散歩するにもおすすめです。

生田神社のなかでもフォトジェニックな場所が「稲荷神社」です。生田神社社殿の北東、東門近くにあり、朱色の鳥居が連なる光景を見ることができます。

41位:高台寺/京都府(↓2023年37位)

1606年に、豊臣秀吉の妻・北政所(ねね)が秀吉の菩提を弔うために創建しました。東山を借景とした池泉回遊式の「高台寺庭園」は、1927年に国の史跡・名勝に指定。そして開山堂と書院をむすぶ廊下の中央にある「観月台」は国の重要文化財に指定されており、北政所(ねね)が秀吉を偲びながら月を眺めたと言われています。

42位:二見興玉神社/三重県(↓2023年38位)

伊勢神宮から車で約20分。お伊勢参り前にお清めをした「浜参宮」という慣わしが伝わる場所です。猿田彦大神が祀られており、境内の随所に猿田彦大神のお遣いであるカエルの置物が。

また神社の沖合700mには「夫婦岩」という二対の岩があり、鳥居の役割を担うほか、大海原を背景にうつくしい風景がみられます。

43位:日光二荒山神社/栃木県(↑2023年ランク外)

世界遺産「日光の社寺」を構成する資産のひとつ。日光信仰の始まりとなった古社で、男体山の神と女峰山の神をまつる二荒山信仰の本社です。縁結びや開運のパワースポットとしても人気があり、境内には「縁結びの御神木」や「縁結びの笹」のほか、親子杉、夫婦杉と、縁にまつわる見どころが豊富です。

44位:八坂庚申堂/京都府(↑2023年ランク外)

八坂の塔近くにある八坂庚申堂は正式名称を「金剛寺」と言い、インスタ映えスポットとして女性に人気を集めています。境内を彩るカラフルで可愛い丸いものの正体は、「くくり猿」と呼ばれるお守り。ひとつ欲望を我慢することで願いを叶えてくれると言われています。ひとつひとつ手作りされており、平日は100個、週末は300個と授与数が限られているため、早めに参拝するのがポイントです。

45位:永平寺/福井県(↑2023年48位)

寛元2年(1244年)に道元禅師によって開かれた曹洞宗の大本山。現在もつねに200名ほどが修行生活に励んでおり、魂を浄化してくれるパワースポットとも言われます。

33万平方メートルにもおよぶ広大な敷地内には、山門・仏殿・法堂・僧堂・大庫院・浴室・東司など修行の中心となる七堂伽藍をはじめ、70余りの建物がたたずみます。見どころのひとつが、拝観ルートになっている傘松閣(さんしょうかく)2階の「絵天井」。230枚もの美しい絵が天井一面描かれており、うっとり眺めたくなります。

46位:山寺/山形県(↓2023年45位)

山形市にある天台宗の寺院「立石寺(りっしゃくじ)」は、通称「山寺」として親しまれている、山形を代表する寺院です。一度は耳にしたことがあるでしょう、俳人「松尾芭蕉」が詠んだ「閑さや岩にしみ入る蝉の声」は、まさにこの地で詠んだ句。悪縁を絶ち切り良縁を結ぶパワースポットとして人気です。

山寺を象徴する小さな赤いお堂は「納経堂」と言い、書写の法華経を奉納する場所です。山寺は奥の院までは1,000段もの階段をのぼる必要があり、納経堂があるのは900段ぐらいの場所になります。

46位:西本願寺/京都府(↑2023年ランク外)

  • 出典:tripnote.jpphoto by サント老船長さん

西本願寺は国宝の本堂(阿弥陀堂)をはじめ、需要文化財も多く所有しており、見どころ豊富です。本堂と同じく国宝に指定されている「御影堂」は、一度に1,200人が参拝できる広さのお堂で、木造建築としては世界最大級の大きさを誇ります。

また「日暮し門」の異名を持つ、豪華な彫刻が施された唐門も国宝に指定されており、日が暮れるのも忘れて見とれてしまうほどの美しさから「日暮し門」と呼ばれるようになったと言われています。

48位:来宮神社/静岡県(→2023年48位)

”願いが叶うパワースポット”として、メディアでの紹介や口コミで人気を集めている、熱海にある神社です。

多くの参拝客のお目当は、境内にある天然記念物の「大楠」。”一周すると寿命が一年延びる”という言い伝えや、”心で願いごとを唱えながら一周すると願いが叶う”という言い伝えがあります。

48位:東京大神宮/東京都(↑2023年ランク外)

東京随一の縁結び神社として人気を集める神社。伊勢神宮のご祭神のご分霊を奉斎しており、“東京のお伊勢様”と称され親しまれています。

縁結びにご利益があるとされる理由は二つ。まず一つ目は、“造化の三神”が祀られており、うち二柱の神がムスビの神であること。ムスビの神が“結び”の働きを司るとされています。そして二つ目の理由は、初めての神前結婚式として、大正天皇の結婚式を行なった場所であるということ。このため、結婚運にも効くと言われています。

50位:三千院/京都府(↓2023年43位)

左京区大原の自然豊かな場所にある天台宗の寺院。最澄が比叡山東塔に三千院(三千院門跡)を建てたのがはじまりで、明治維新後にこの地に移りました。

境内にある「聚碧園」と「有清園」の2つの庭園は三千院の見どころの一つ。聚碧園は客殿の前にある池泉鑑賞式庭園で、東側は山すそを利用した上下二段式とし、南側には円形とひょうたん形の池が配されています。客殿では、お抹茶をいただくこともできます。緑あふれる美しい庭園を、くつろぎながら鑑賞するのも良いでしょう。

有清院は、青苔と杉やひのきの木立ちが美しい池泉回遊式の庭園です。有清園という名前は、中国の詩人「謝霊運(しゃれいうん)」により命名されたそうです。山すそには三段式の滝も配されており、池に注ぐように水が流されています。

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日本の最強パワースポット24選!神社やゼロ磁場、自然のパワースポットも

日本の総氏神のように信仰される天照大御神をお祀りする伊勢神宮や、”願いが叶うパワースポット”として有名な来宮神社、全体が最強パワースポットと言われる皇居など、日...

海に浮かぶ「青島神社」無料駐車場&おすすめ参拝時間!多くの芸能人も訪れる、大人気の6つの理由!

芸能人も訪れる大人気の青島神社。専用駐車場がないけど、どこに駐車すべき?神社だけど営業時間は?島だけどトイレはあるの?行くならどの時間帯がベスト?人気の理由は何...

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【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります