【奈良】約50万株の春の花を満喫！馬見チューリップフェア

この記事の目次表示

• 馬見チューリップフェアとは
• 公園内を歩いてチューリップを鑑賞しよう
•    集いの丘エリア(北エリア)
•    花見茶屋エリア(北エリア)
•    花の道エリア(中央エリア)
• カフェや屋台のグルメを楽しもう
•    cafe.+f(カフェ プリュス エフ)
•    グルメストリートとスイーツ・パンの店
• 馬見丘陵公園へのアクセス
•    電車・バスで
•    車で
• おわりに

馬見チューリップフェアとは

• 写真：ゆきたか

馬見(うまみ)チューリップフェアは、奈良県の北西部にある大型都市公園「馬見丘陵公園」で開催される、春のイベントです。広い園内には、赤や黄、ピンクといった様々なチューリップのほか、パンジー、ネモフィラなどの花も咲き、その数は約50万株とも言われています。

チューリップフェアの期間中は、音楽演奏などのステージイベントや園内ガイドツアーなどが催されるほか、パン、スイーツ、ピザやご当地グルメの販売もあり、多くの来園者で賑わいます。

公園内を歩いてチューリップを鑑賞しよう

集いの丘エリア(北エリア)

• 写真：ゆきたか

公園北エリアには、広い芝生広場があります。「集いの丘」と呼ばれるこのエリアでは、チューリップが起伏を生かして植えられており、立体的な景観を楽しむことができます。

• 写真：ゆきたか

こちらは、大きな丘になっていることもあり、周囲の人工的な建造物が見えにくく、開放的で気持ちの良い景色を楽しめます。レジャーシートを広げて休憩したり、チューリップを入れての写真撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。

• 写真：ゆきたか

丘の外周には遊歩道が設けられており、こちらにもたくさんのチューリップが咲いています。紫やピンクなどのチューリップが遊歩道に沿って咲いている様子は、とても美しいものです。

集いの丘には、チューリップに混ざってネモフィラも咲きます。可憐に咲く薄青色の花の鑑賞も楽しんでください。

花見茶屋エリア(北エリア)

• 写真：ゆきたか

イベント時の総合案内所やカフェがある「花見茶屋」エリアでは、半円形の花壇にチューリップが植えられています。北駐車場に車を止めて降りるとすぐ目に入る場所にあり、とても目立っています。

• 写真：ゆきたか

秋にはダリアの花が楽しめる花壇を利用しており、先の集いの丘と同じく、こちらでも立体的な景観が楽しめます。周囲には適度にベンチが設置されているので、休憩や飲食をするのに適しています。

花の道エリア(中央エリア)

• 写真：ゆきたか鮮やかなチューリップが見られる花の道エリア。

中央エリアにある「花の道」では、ゆるやかな傾斜のある花壇にチューリップが咲きます。特にバラ園付近では、サークル状に植えられた多数のチューリップがいっせいに咲くので、その鮮やかさや見ごたえは園内随一です。

• 写真：ゆきたか

チューリップの花がどこまでも咲いているようにも見えるダイナミックな景観は素晴らしく、多くの人が足を止めて見入っています。丘に登って全体を見渡しても良いですし、少し低い位置から眺め、その力強さを感じてみるのもまた良いものです。

• 写真：ゆきたか

樹木の根元にも、赤や黄色のチューリップが植えられています。新緑の季節に差し掛かったばかりで、まだ少し寂しい木々にチューリップが彩りを添えています。

またチューリップフェアが開催される季節、中央エリアではハナミズキの花も咲き始めます。白やピンクのやさしい雰囲気の花にも注目してみてください。

カフェや屋台のグルメを楽しもう

園内のお花を満喫したら、園内での飲食も楽しみませんか？馬見チューリップフェアでは、普段から営業しているカフェのほか、期間中に出店される屋台、キッチンカーなどで、フード・ドリンクを楽しむことができます。

cafe.+f(カフェ プリュス エフ)

• 写真：ゆきたか

cafe.+fは、北エリアの花見茶屋内にあるカフェです。公園が眺められる店内では、こだわりのパンケーキを、季節の果実や野菜で作った「コンフィチュール」とともにいただけます。

• 写真：ゆきたかフルーツのコンフィチュールがかけられたパンケーキ。

食事メニューには、本格的なイタリア料理が用意されています。サラダ、前菜、メインとライスが盛り付けられたイタリアンプレート(1,080円)や、パスタ(870円～)、日によって内容の変わる「その日のカフェライス(870円)」など、比較的手頃なお値段でいただけますので、気軽に立ち寄ってみてください。

グルメストリートとスイーツ・パンの店

• 写真：ゆきたかグルメストリート ※写真は別のフェアのものです。
• 写真：ゆきたかキッチンカー ※写真は別のフェアのものです。

馬見チューリップフェアの期間中、土曜日、日曜日を中心に、飲食の屋台が出店しますので、そこから気になるグルメを楽しむのもおすすめです。2018年の開催時には、中央エリアの公園館周辺にピザやご当地グルメが、北エリアの花見茶屋に、スイーツやパンのお店が出店しました。

馬見丘陵公園へのアクセス

ここからは、馬見丘陵公園へのアクセス方法を紹介します。普段は車での来園も容易ですが、フェア開催時には休日を中心に大変混雑することがあります。なるべく公共交通機関を利用してお越しください。

電車・バスで

近鉄大阪線「五位堂」駅より奈良交通バス「馬見丘陵公園」行きに乗車し、終点下車すぐ。

または、近鉄田原本線「池部」駅下車、徒歩約2分で緑道北口へ。※緑道北口からメインの北エリアまで、徒歩で約15分程度かかります。

車で

西名阪自動車道「法隆寺」インターを降り、奈良県道5号を南下、広陵町の「寺戸北」交差点を右折し、北駐車場へ。または、「寺戸南」交差点を右折し、南駐車場へ。

おわりに

馬見丘陵公園の「馬見チューリップフェア」はいかがでしたか？広い園内でこれだけ多くのチューリップが鑑賞できて、入園料はなんと無料です。ぜひお気軽に足を運んでいただき、春を感じてみてください。