人気パワースポット！【京都】鞍馬寺へハイキングに行こう

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• 1.鞍馬寺とは
• 2.鞍馬寺へのアクセス
• 3.鞍馬寺へハイキングに行こう
•    1.仁王門を目指そう
•    2. 火祭が行われる由岐神社
•    3．本殿金堂 で六芒星のエネルギーを感じて
•    4.魔王殿を通って西門へ
•    5.貴船神社へ寄り道
• おわりに

1.鞍馬寺とは

鞍馬寺とは、京都市の北にそびえる、標高569mの霊山です。

奈良時代末期、 奈良・唐招提寺の開祖である鑑真和上（がんじんわじょう）の高弟・鑑禎上人（がんていしょうにん）という人がいました。

鑑禎上人は770年1月4日の夜、北に霊地があるというお告げを受け、白馬に導かれて鞍馬山へたどり着きます。そこで鬼女に襲われたところを、毘沙門天に助けられました。そして毘沙門天を祀る草庵を結んだのが、鞍馬寺の始まりとされています。

『枕草子』や『更科日記』といった古い書物にも登場しており、大変歴史のあるお寺です。

• 出典：www.google.co.jp

2.鞍馬寺へのアクセス

• 写真：トラベルライター出町柳駅

京都市の中心から鞍馬寺へ行くには、叡山電車の出町柳駅から鞍馬行きの電車に乗ります。乗車時間は30分ほど。電車の窓からは、夏は青もみじ、秋は紅葉を楽しむことができます。

• 写真：トラベルライター叡山電車　鞍馬駅
• 写真：トラベルライター

趣のある駅舎を出ると、大きな天狗が出迎えてくれます。

3.鞍馬寺へハイキングに行こう

1.仁王門を目指そう

鞍馬駅に着いたら、まずは仁王門を目指しましょう。駅から仁王門までは、駅から徒歩数分。売店が並んだ道を歩いて行くと、階段の先に赤い門が見えます。

• 写真：トラベルライター
• 写真：トラベルライター

この仁王門が、俗界から浄域への結界になっています。この門は、鎌倉時代の彫刻家・運慶の長男である湛慶（たんけい）の作品となる仁王尊像をまつっています。

ここで、拝観料300円を支払います。

• 写真：トラベルライター
• 写真：トラベルライター

本殿金堂（ほんでんこんどう）までは、ケーブルカーも運航していますが、体力に自信がある人は歩いて行くことをおすすめします（本殿金堂までは徒歩約30分）。

本殿金堂までの道は、牛若丸や清少納言も歩いた道と言われていますし、毎年鞍馬の火祭が行われる由岐神社（ゆきじんじゃ）に立ち寄ることもできます。

ケーブルカーで行った場合、普明殿という建物の中にある山門駅から乗り、2分ほどで多宝塔駅に着きます。多宝塔駅から本殿金堂までは、徒歩約10分です。

2. 火祭が行われる由岐神社

• 写真：トラベルライター

徒歩で本殿に向かった場合に立ち寄れる由岐神社では、縁結びや火難除け、安産のご利益をいただくことができます。樹齢800年の「大杉」は、一心に願えば願いが叶うと言われているのだそう。

• 写真：トラベルライター

3．本殿金堂 で六芒星のエネルギーを感じて

• 写真：トラベルライター

仁王門から歩いて約30分。階段を登った先に、立派な赤い本殿金堂が見えます。

• 写真：トラベルライター六芒星

本殿金堂の前に描かれているのは、「六芒星（ろくぼうせい）」と言い、この中心に立つとエネルギーを感じることができると言われています。「六芒星」の中心に立つための行列ができていることも。

4.魔王殿を通って西門へ

本殿金堂の奥へ進むと、少し険しい山道につながっており、途中、牛若丸が跳躍の練習をしたと言われる「木の根道」や、義経を祀る堂「義経堂」を見学できます。

• 写真：トラベルライター木の根道
• 写真：トラベルライター義経堂

「木の根道」を更に先に進むと見える魔王殿は、「宇宙から来た神が降臨した場所」とも言われる神秘的な場所です。

• 写真：トラベルライター魔王殿

5.貴船神社へ寄り道

標識に沿って歩いていくと、西門にたどり着きます。ここから貴船神社へは、歩いて数分です。時間と体力に余裕があれば、ぜひ貴船神社にも行ってみましょう。

• 写真：トラベルライター鞍馬山の西門出口
• 写真：トラベルライター赤と緑のコントラストが美しい貴船神社

貴船神社から叡山電車貴船口駅までは、徒歩20分ほど。道の途中で路線バスに乗ることもできます。

• 写真：トラベルライター叡山電車　貴船口駅
• 写真：トラベルライター叡山電車に乗って帰りましょう

おわりに

鞍馬寺は豊かな自然に囲まれ、都会の喧騒を忘れる空間です。

山の中は舗装されていない道もあり、思っているよりも体力が必要だと感じるかもしれません。（ちなみに筆者は鞍馬寺へハイキングに行った翌日、筋肉痛になりました…。）

登山靴まで用意する必要はありませんが、スニーカーなど歩きやすい靴で行き、暑い季節は飲み物を忘れないようにしてください。ぜひ、鞍馬の神聖な空気を味わってみてくださいね。