五感を刺激！大阪府サントリー山崎蒸溜所で大人の工場見学

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• ツアーは3種類！予約必須！3ヶ月前から受付開始。
• 到着から受付完了までの流れ
• いよいよツアー開始！
•    最初は仕込み・発酵
•    ツアーの見所！蒸溜室
•    ズラリと並んだ熟成樽のある貯蔵庫へ！
•    最後に待ちに待ったテイスティング
• まとめ

ツアーは3種類！予約必須！3ヶ月前から受付開始。

• 写真：トラベルライター

サントリー山崎蒸溜所の工場見学ツアーには「山崎ウイスキー館見学（無料）」と「山崎蒸溜所ツアー（有料）」があり、どれも申し込みが必要となります。

無料の「山崎ウイスキー館見学」は、館内を自分のペースで楽しむツアーです。製造工程の見学はありませんが、館内にある展示やショップ、テイスティングカウンター（有料）を訪れることができます。

「有料ツアー」は、「シングルモルトウイスキー山崎誕生の物語」と「山崎蒸溜所ツアー」の2種類。どちらも工場に入って、製造工程の見学やテイスティングをすることができますが、「山崎蒸溜所ツアー」の方でしか非売品の原酒をテイスティングすることができないためご注意ください。

有料ツアーはどちらも早々に満員になってしまうので、早めの予約をおすすめします。3ヶ月前から予約可能で、サントリーのホームページ、もしくは電話で予約を受け付けています。

到着から受付完了までの流れ

サントリー山崎蒸溜所は、アクセスが良好。最寄り駅のJR山崎駅、阪急大山崎駅から徒歩10分程で到着します。一般駐車場はないため、公共交通機関を利用するのが最適です。

のどかな風景がひろがる線路沿いを歩いて行くと、建物が見えてきます。 着いたら受付にて予約を確認。無料のロッカーがあり、見学に必要ないものは預けられるので、身軽に見学することができます。

受付がすんだら、ツアー開始時間までウイスキー館の館内を見学しながら待ちます。

• 写真：トラベルライター山崎ウイスキー館

かつて使われていた巨大なポットスチルが展示されていたり、ウイスキーの原酒がズラリと並べられていたり、見ているだけで楽しめます。

• 写真：トラベルライター山崎ウイスキー館内。バーカウンターで試飲ができる。

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

いよいよツアー開始！

今回筆者は“原酒のテイスティング有り”の「山崎蒸溜所ツアー」（1,000円）に参加しました。

ツアーは25名ほどのグループで行われ、案内の方が説明と誘導をしてくれます。ウイスキーは仕込み・発酵・蒸溜・熟成といった工程で製造されますが、その順序に沿って見学していきます。

最初は仕込み・発酵

まずは水と麦芽を入れて麦汁をつくる「仕込み」です。工場へ入った瞬間に酵母の香りが漂い、熱気がむんむんとしています。発酵槽にできあがった麦汁と酵母を入れて「発酵」させます。

• 写真：トラベルライター仕込みをする容器

ツアーの見所！蒸溜室

ポットスチルと呼ばれる蒸溜機が並んでおり、間近で見ることができます。サントリーでは様々なタイプの原酒をつくるため、蒸溜釜の形や大きさ、蒸溜方法・加熱方法を分けており、違いを見比べることができます。

• 写真：トラベルライター蒸溜釜

蒸溜したばかりのウイスキーはニューポットと呼ばれる無色透明な液体で、荒々しい風味をもっています。このニューポットを樽に詰め熟成することで、深い琥珀色となり、味に深みと香りを伴ったウイスキーとなります。

• 写真：トラベルライター蒸溜されたニューポット

ズラリと並んだ熟成樽のある貯蔵庫へ！

ニューポットがつめられた樽がズラリと並べられており、圧倒されます。樽の大きさや形によって、香りや味もさまざま。良いウイスキーをつくるためには良い樽が必要で、樽づくりにもこだわりを感じます。

• 写真：トラベルライター

樽には一つ一つ年号が書かれており、歴史を感じさせられます。ここでは写真撮影の時間が確保されており、ゆったりと見学することができます。

• 写真：トラベルライター

貯蔵庫を出ると、そこには山崎の自然が広がっています。千利休も好んだ名水山崎なだけあって、自然豊かで気持ちもリフレッシュさせられます。

• 写真：トラベルライター

最後に待ちに待ったテイスティング

• 写真：トラベルライター

ツアーの最後には、シングルモルトウイスキー「山崎」の原酒（非売品）の試飲も楽しめます。

テイスティンググラスには、2種類の「原酒」と、ハイボールやロックをつくるための「山崎」が用意されています。案内の方がテイスティングの方法を説明をしてくれるので、初心者の方でも安心して楽しめます。

• 写真：トラベルライター

どんな色をしているか、どんな香りがするかを自分で感じとります。美味しいウイスキーの味わい方も教えてもらえます。

• 写真：トラベルライター

ウイスキーに合うおつまみもあり、至福のひととき。

• 写真：トラベルライター

以上でツアー終了。ツアーは80分ですが、あっという間に感じました。

終了後はお土産コーナーへ。ここでは、ウイスキーはもちろんのこと、おつまみやグラスなど充実したラインナップの商品が並んでいます。

まとめ

サントリー山崎蒸溜所はアクセスしやすく、「ウイスキーへの知識を深めることができる」「非売品のウイスキーを飲むことができる」「自然あふれる場所で気分をリフレッシュできる」といった点から五感を刺激でき、一度は行く価値あり！と感じました。

筆者と一緒に参加した友人は、あまりお酒を飲めないのですが「初めてウイスキーを美味しいと思った」とのこと。飲めない人でも楽しめるのでは？